朝、優美が目覚めた時にパパが一緒にいました。
目覚めち優美に「おはよう」と声をかけると可愛らしく微笑んで「おはよ……ぱぱ」と言ったあと「ぱぱ、ごめんね」と謝るので「なぜ?」と聞くと
「きょうはひとりでねるから」
可愛くてしっかりと抱き締めました。
でも、眠ってる優美の顔の上で千佐子と声を押しコロした激しいセックスをした罪悪感から思わず私も
「優美……ごめんね」と謝ってしまいました。
「なんでぱぱかあやまるの?」
優美が不思議そうに目を丸くして訊ねました。
幸いに気がついてはいなかったようです。
このとき(あ、……)思ったんです。
優美に見られるかも知れないスリルから激しく興奮した二人が優美の上で快楽を貪りあった時に千佐子が荒い息の中から呟いた言葉
「ごめんね、、ちさこっ……」です。
確信しました。
千佐子の両親は千佐子が見ている事を知りながら、故意に夫婦のセックスを見せていたんだということを。
母親は自分たちの行為をそれと知らずに覗き見ている幼い可哀想な娘に対して逝くときに囁いたんです。
「ごめんね、、ちさこ」と。
亭主に無理強いされた行為だったのかも知れません。
後に父親に性的ないたずらをされているうちにそれを知った千佐子の心にはそれが覗き見をしていた自分と、故意に猥褻な夫婦の行為を幼い自分に見せつける事で楽しんでいた両親の姿が深い心の傷となって残っていて、そのトラウマを今また自分の娘に行っている事への罪悪感から無意識にでた言葉なんです。
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