せっかくの瑠奈とのエッチも千佐子の父親と顔を合わせた途端に激しい胃の痛みと吐き気、目眩で台無しでした。
優美を膝に乗せた姿を見たときには怒りさえ覚えていました。
千世子は何事も無いかのように自然な振る舞いでその事も一層の不快感で一杯です。
この温厚で真面目な顔をして幼い娘と、そして妊娠までさせて……
よくも俺の前で優美をダッコとかできるもんだ、そう思うと……
結局昨日はあまりの体調不良に部屋でベッドに入ってしまいました。
病院でもらってきたクスリと薬局で買っておいた鎮痛剤を貪ってようやく眠り目覚めた時には千佐子の両親は外食もなく帰った後でした。
横に優美が眠っていてその寝顔にキスをするといつもの独特の甘いような体臭に心が癒されます。
優美には一点の罪もあるはずがないんです。この子は守ってあげないと……
ほっぺにキスをすると目覚めてしまいました。
「ぱぱ、だいじょうぶ?」と心配してくれます。
「パパのそばにいてくれたんだ……ありがとう優美」優美の頭を撫でて額にキスをしました。
「ごめんねぱぱ、ママにおこしちゃだめっていわれたのに」悲しそうな顔でそう言うんです。
「そっかぁ、でも起きてよかったよ。優美の可愛いお顔が見れたからさ」前髪を撫で上げてまたキスをしました。
さて、ここまでは微笑ましい温かな時間が流れて癒されていたんです。
この後の優美の言葉に胃の痛みが再発してまた鎮痛剤を飲む事になります。
「ぱぱ、ゆうみがすき?」
「大好きだよ」
「ママとどっちがすき?」
「優美の方が好きだよ」
「るなおねえちゃんとは?」
「え?……」
「きょうね?ぱぱとるなおねえちゃんがエッチしてるとこみたんだよ?」
「……どんなとこを見たの?」
「ぱぱ、ゆうみにするのとおなじことるなおねえちゃんにしてた」
「起きて来てたんだ……そっかぁ、……見てたのかぁ……ごめんね優美」優美の頭を撫でて謝りました。
「いーよ?ぱぱ、るなおねえちゃんもきもちよくしてあげたんだよね?」微笑んでくれました。
「見てて嫌じゃなかったの?」
「ううん?いやじゃないよ?……だっておねえちゃん、ゆうみみたいにすっごくきもちよさそうだったもん」
「そっか……ありがとうね優美、でもさ、この事はママとか他の……」と言いかけると優美が笑って
「ぱぱあ、わかってるよ、ゆうみだれにもぜったいいわないからぁ…しんぱいしないのっ」
「じゃあパパがまた瑠奈お姉ちゃんとエッチなことしても怒らないの?」
「うん、おこんないよ?るなおねえちゃんならいいよ」
優美の公認許可を戴きました。
あまりにも興奮していて優美が二階から降りて来た事に気がつかなかった。
それからずっと胃の痛みが無くならないんです。
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