「沙絵から聞いたよ」千佐子
「マメに連絡をするなアイツも」
「じゅんくんがしろって言ったと聞いたけど」千佐子
「たしかに、前にそう言ったな」
「ナナちゃんのパンツを履かせたんだって?」千佐子
「うん、履かせたよ」
「ナナちゃんに悪いことしたって……沙絵が」千佐子
「そうか」
「パンツじゃなくてナナちゃんを貸すって言ったら要らないって言ったんだって?」千佐子
「言った」
「ナナちゃん聞いたら傷つくだろうなって」千佐子
「言うからだろ、言わなきゃいいだろ」
「それはそうだけど……」千佐子
「つかさ、俺の具合とかまず聞かねえの」
「ごめん、忘れてた」千佐子
「わすれてたあ?」
「だって、そんなに具合悪い人が2回もやったりできないと思って大丈夫なのかな?って」千佐子
「ま、それも一理あるな」
「クスリは飲んだの?」千佐子
「飲んだ」
「じゃあ今日は休チン日ね」千佐子が笑いながら妙な造語を言った。
「残念だけど、無理かな」
「ナナちゃんのパンツ借りてくればよかったのに」千佐子
「やめろよ、それこそ可愛そうだろ」
「よくゆう、瑠奈のは私に履かせたくせに」千佐子
「それはさ……、悪かったよ、すまん」
「あら、謝るんだ、いがい」千佐子が笑った。
今夜は千佐子とは無理。
実は沙絵とやってる時にも途中で激しい腹痛があって鎮痛剤を飲んだくらいだったから。
今夜はここまで。
寝る。
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