二人っきりの時間は絶対に作らないように注意をしていた。
それくらい瑠奈の送ってくるLINEには危険を感じさせるものが多くなっていた。
「パパが瑠奈の本当のパパならよかったのに」
そんなことを送って来たかと思えばそのあとに
「でもダメ、本当のパパなら瑠奈のカレシにならないから」
「瑠奈はパパの気持ちほんとはわかってるよ」
千佐子と父親の関係と優美の件がわかってから精神的なものだと思うけど激しい下痢や嘔吐、頭痛がして午前中に早退して帰って来たとき隣の家の二階から瑠奈が手を振るのが見えた。
直ぐにLINEが来た。
「パパ、顔色悪いね、大丈夫?」と、
体調が悪くて早退してきたと返すと
「まってて、いま行くね」
チャイムが鳴ってドアを開けると手作りのフルーツスムージーを持って来てくれていたので玄関先で帰すわけにもいかなかったので家に招き入れたんだ。
ご飯食べていないならこれを飲んで少しでも元気になってと言われて……
ほんのりといつもの甘い香水の香りがした。
ソファーに座ってそれを飲んでいると瑠奈がテーブルの左の床に座った。
何度も大した用でもないのに立ち上がるんだ。
このたびに片ひざになって立ち上がり、また座るときにはしゃがんでから横座りする。
瑠奈の大好きな色のパンツが丸見えになる。
初めこそ目を逸らしていたけどどうしても目が泳いでしまうのが恥ずかしくてつらかった。
読み終わったコップをとると立ち上げってシンクへ行き水洗いをしながら声をかけてきた。
「パパ?ベッドで寝たほうがいいよぉ」
ありがとうね、とお礼を言うとキッチンから出て来ながらリビングを出て二階へ行こうと階段を上がるので
「瑠奈ちゃん、どこ行くの?」と聞くと振り返って
「パパの部屋のエアコンつけてきてあげる」と言った。
大丈夫だからと言ったけど手を振って階段を上がってしまった。
その時気がついたんだ。
(あれ?……スカートがあがってる?)
キッチンから出てくる前に比べて明らかにスカートが短くなっていて階段の下から見上げると青いパンツがチラチラと見えていた。
まるで私のそのイヤらしい視線を確かめるかのように踊場で一瞬振り返って見下ろすと確かにチョッとだけ微笑んで消えた。
張りつめていた、懸命に耐えていた何ががブツッと音をたてて心のなかで切れた気がした。
痛む心臓と荒く苦しい呼吸をしながら玄関の鍵をU字ロックと共にかけていた。
ふわふわと地につかない足取りで階段を上がると寝室のドアは閉じられていた。
ドアを開けて入るとエアコンのリモコンを両手に握りしめた瑠奈がベッドの縁に腰かけていた。
下を向き私とは目を会わせなかった。
言葉は交わさなかったが暗黙の了解が二人の中には生まれていた。
カーテンが引かれていて薄暗い部屋に息苦しい時間が流れていた。
「学校は行かなかったの?」
瑠奈のすぐ横に並んで座ると小さく頷いて私を見上げた。
「どうしたの?なんかツラいことがあるの?」
震える手で瑠奈の向こう側の肩をそっとと抱いていた。
「パパ……るながすき?」
まるで水に潜って聞くような籠った声で瑠奈の言葉を聞いていた。
「好きだよ」
すると私に肩を寄せて斜めに寄り掛かると顔を上げて言ったんだ。
「じゃあさ…………」
「ん?」
「じゃあさ、……キスしていいよ」
小さくプックリとした唇を見て理性がブッ飛んでしまった。
抱き寄せて髪を撫でながらディープキスをしていた。
口を開けてはいても決して馴れた様子のない初々しい舌が怖がって逃げる様子がたまらなく可愛かった。
ゆっくりと瑠奈の体をベッドに倒すと白のセーターの上から小さな、でも千佐子より少しだけ大きな乳房を撫でた。
「ね、……瑠奈の体、触ってもいい?」
震える声で聞くと伏せ目を横に向けて「うん……いいよ?」
後は説明する必要がないほどの時間が流れていった。
瑠奈の下着は履き替えてきたと思えて洗濯後の柔軟剤の香りがしていた。
でもその幼い性器からは私を狂わせるに十分な激しい獣臭が立ち上っていて、その臭いに相当する程の酸味を伴った味が脳幹を痺れさせた。
割れ目の上にある縦に窪んだスジにはウッスラ毛が生えはじめていて舌に心地よい。
呼吸を荒くしておなかを激しく上下させながら小さな乳房を揉まれピンクの乳首を捏ねられながら細い太ももで私の顔を挟みプルプルと小刻みに震わせながら可愛いオーガズムを伝えてくれた。
ぐったりと四肢を伸ばした瑠奈の服をなおきながら
「ごめんね、……でも、気持ちよかったみたいね」と声をかけると恥ずかしそうに笑いながら頷いて
「パパ、……パパは?……るなとしてどうだった?」
「楽しかったよ、瑠奈は思ってた通り最高にかわいかったよ」と答えた。
下から掬い上げるような目をすると
「こうしたいって……ヤッパリ思ってんだ」にゃにゃ笑った。
「いや、……それはさ、」口ごもるとクスクス笑いだして
「いーよ、ずっとわかってたから……言えなくてつらそうなパパがカワイーって……」
起き上がると
「じゃあさ、瑠奈、帰るね、パパは大人しく寝るんだよ?」
いきなり上から目線の声をかけると部屋のドアを開けながら振り返って
「またいつかさせてあげるよ、パパ」
そう言って階段を下りて行き玄関のドアの鍵を開ける音……
ぼんやりとベッドに腰かけているとLINEが来た。
「ほんばんをしなかったパパが大好きです
たのしかったよ
パパだーいすき!」
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