沙絵の眠りは浅い
なかなか落ち着いて書いてる時間がとれないです。
もうここでは手の縄はほどかないと言ってあります。
緩く縛ってるので痛くはないと言ってるけどもう抵抗しないから前にして欲しいと言うので後ろ手はやめてあげました。
「だけどねえちゃん、足首はほどかねえよ、逃がさねえからな」と言うと
「こんなマッパでどこに逃げるのよ」
家に迎えに行くと玄関の外で待ってました。
(ジーパンかよ……)
車に乗ると第一声、
「ジーパンで来やがった、てか?……お前の顔に書いてあるよ」
「別にいいさ、どうせすぐに脱ぐんだから」
ちょっと不機嫌なのがわかったのか走り始めた車の窓の外を見ながらクスクス笑います。
「もう、打ち合わせなんだろ?なにやることばかり考えてんのさ」リクライニングさせて長い足を組みました。
我が姉ながら本当に長い足です。
缶ビを手渡すと黙って受け取って飲み始めます。
意外にゴビゴビ飲むのであっという間に一本があき、手渡した二本目も開けました。
「なんだ、喉が乾いてんのか?、もう少し買うか?」
「ばか、酔っぱらったら打ち合わせ出来ねえだろ、、もういいよ」そう言いながら更にゴビゴビと……
(あ~あ、小便の元だぞお姉さん!)
予定より少しだけ早くホテルの駐車場に到着。
シャッターが閉め階段を上がって部屋に入りました。
「シャワー、浴びて来たんだろ?」
バッグをソファーに投げて尋ねました。
「あー、一応な」
ベッドの具合を確認して「ここの柔らかすぎ」とつまんない感想を呟く姉の背中を後ろから抱きしめました。
「おー、さっそくかよ、お前たまってんのかよ」
色気もない白のパーカーの上から両手で乳を鷲掴みに揉みました。
「ちーにはねえから楽しいだろ」茶化しました。
ジーパンのボタンを外すと手をねじ込んでショーツの中でパイパンの割れ目をなぞりました。
「なんだよ、もうぬるぬるさせてんじゃん」
ほっぺにキスをすると顔を捩って唇をくれました。
アルコール臭い口を吸い舌を絡めます。
指先に感じる滑りが明らかに多くなって鼻息が荒くなっています。
「するか?……」そう言うと自分からジーパンを脱ぎ始めました。
「きょうさあ、パンツの替えを忘れてさあ、あんまり汚したくねえんだよな」
パーカーを乱暴にソファーに脱ぎ捨てるとそこにあった私のバッグを見て
「何がはいってんの?いつもそんなの持ってこないじゃん」
「黒のブラ、可愛いな……外させてくれよ」
「あら、たすかるぅ……ほれ、どうぞ」
大きな乳房をこれ見よがしに突き出しました。
胸を合わせて背中のフックを外します。
「おーおー、手慣れたもんだなお前も」
照れ隠しなのかいつもに増して口が悪い姉のブラとお揃いの黒いショーツ(つか、短パンタイプ)をお尻から下ろしました。
「もうシミになってんじゃねえのか?」
私がナジルと
「かもな、……後で洗うよ」
スルッと脱ぐとそこはやっぱり女、自分のバッグに入れてしまいました。
お尻を向けながら「お前に変なことされたくねえからな」と言って振り返ると
「ちーから色々と聞いてるぞ?……お前のヘンタイ趣味」
「いろいろって?どんな」
「お隣のガキのクッサイパンツちーに履かせたらしいじゃん、ヤバイだろそれ」
(どこまで話してんだあいつ……)
前を隠しもせずにベッドに飛び込みました。
「ホントにやわらけえマットだな」
BGMと照明を調整すると上掛けにもぐり込んで誘います。
「なんだよ、やんねえのか?……そんなにボッキボキさせて」笑いました。
「ねえちゃん、」
「ん?……なんだよ、顔がこええぞお前」
「俺さ、ねえちゃんにたのみがあるんだ」
「まあ、あらたまってなにかしら、お姉ちゃんにできることかしら?」茶化します。
ソファーから自分のバッグを開けると真っ赤なロープを取り出しました。
背中越しにも沙絵が固まるのを感じました。
振り返ると上半身を起こして、さっきまで開けっ広げだった乳房を両腕で抱えるように隠していました。
「……お、まえ、それ……」声が緊張しているのがわかります。
「痛くしないから、一度でいいからさ、俺、ねえちゃんを縛ってみたいんだよ、、ずっと夢だったんだ……赤いロープでさ、……ねえちゃんのキレイな体をさ」
ベッドに膝をかけると隠れるように上掛けを引き上げた姉でした。
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