帰るなり優美の部屋に二人で行ってしまい暫くは手芸教室の話で盛り上っていましたがやっぱり二人が気になります。
2階からドスンという音が聞こえて千佐子が様子を見てくればと言うので2階に上がってみると床に押し倒しあって遊んでいました。
「楽しそうだなぁ」と声をかけて部屋の隅にあぐらをかいて座ると優美が抱きついて来ました。
お姉ちゃんが優美の体をくすぐるのだと私に告げ口をすると
「こらっ、ゆーみん、テメっ、」笑いながらお姉ちゃんが優美の背中をくすぐります。
暫くすると私の腕の中で優美が目を虚ろにし始めました。
お昼寝をしてないようでした。あぐらの中で抱いて寝かせているとお姉ちゃんが横に座って優美の前髪を撫でながら
「ゆーみん、眠っちゃったね」と言って私を見上げました。
その大きな目の輝きに、プッくりとした唇にドキッとしました。
(こんなかわいい顔をしてパンツはまた尿染みだらけでクッサイんだろうなぁ)
まるで私のそんな妄想を見透かしたかのようにパッと立ち上がると優美の本棚の前に行き絵本等をぶっしょくを始めました。
一冊を取り出すとベッドに寄りかかって絵本を広げます。
長いきれいな足を自慢げに伸ばし交差させて床に座っていました。
そんな彼女の足をぼんやりと眺めているとバサッと太ももの上に絵本を置いたんです。
(ヤバ、見つめ過ぎたか?)
「あのね?○○ね?ゆーみんパパってずっと○○の事が嫌いなんだと思ってたの、しってた?」
じっと私を見つめてそんなことを言うんです。
「あらら、そうなんだ、どうしてかなあ」
本当は分かっていました。
お隣の子にはロリコンを悟られてはならないと思っていて、極力目を会わせたり話したりしないようにしてたからです。
「だって、○○のこといつもムシしてたし」
絵本の上で指を揉みながら下を向いてモジモジと小声で言いました。
「そっかー、そりゃあごめんね、だって変に声をかけてキモッとか思われたくなかったからね」
努めて明るく答えました。
「んー、そーだったんだ……」
チラッと私を見たあとまた絵本を持って見始めました。
膝を立てて肘小僧の上に本を置いて読み始めました。
黒のキュロットからお尻の丸みの限界まで覗けていました。
ギリギリパンツは見えませんでしたがかえってその境界線がエロく感じて心拍数が上がります。
眠る優美の頭を撫でたりしながら興奮を悟られないように振る舞うのがやっとでした。
足が開いたように感じて、反射的に目が泳いでしまうとカエル足に彼女の足が開いていたんです。
(水色?)
パンツが見えていました。
すると足をポンと伸ばして股の上に絵本を置いて隠ししまいました。
顔はそっぽを向いて目は上を見ています。
(しまった、やっちまった!)
慌てたけどもう遅かったのは彼女の不自然な行動からも明らかでした。
気まずい空気の中で沈黙が数分ありました。
その沈黙を破るように下からお隣の奥さんが娘を呼ぶ声が聞こました。帰るから降りてこいと言います。
「あーっ!、いまいくー」
めんどくさそうに娘が返事をすると立ち上がって本棚に絵本を戻して出て行こうとします。
「また、優美と遊んであげてね?、またおいで」
声をかけると
小さく頷いたあと、横目でにやりと目で笑い唇が動きました。
声には出さずに、その動きはハッキリとわかりました。
「えっち……」と、
興奮が一発で退いていくのがわかりました(やっちまった……)
でも、意外なことにそのあとニッコリと笑うと
「またくるね?……ぱぱ、」
そう言って手を振ったんです。
「あ、お、んん、またね」
恥ずかしい位にどもって返事をすると私の焦りを見透かしたようにクスッと笑い部屋を出て階段を下りていきました。
姫の危惧した、危険への予感が脳裏を過りました。
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