お隣のお嬢さん、あんなに尖ってるのになかなか可愛いところがあって100均から帰ると車から降りる前に
「また来てもいいですか?」と言うので
「いいよ、このままウチに居れば?」と誘うと優美も
「おねーちゃん、あそぼ?」と手を握りました。
「うん、直ぐに来るから、ゆーみんちょっと待っててね」
そう言って自宅に入ると5分ほどでチャイムをならしました。
玄関から入るお姉ちゃんの後ろ姿を見て少し不安になりました。
今まで履いていた黒のミニスカートはそのままだけど膝上のスパッツを履いていました。
これを履くために家に一旦帰ったんですね。
私の視線が嫌なら最初から履いてくる筈なので、これは自分のママの目を気にしての事だと思います。
優美がいち早く気付いて
「おねえちゃん、さむくなったの?」とスパッツに触りました。
「ううん?寒いからじゃねえよ」と言ってまた口を押さえて私を見ました。
私が頷いて笑うと笑顔をみせます。
「あのね?ママがいちいちウッサイからさぁ、女の子だから、女の子だからって、」スカートから出ているスパッツを撫でて見せました。
するとちょっと首を傾げ私を見上げて言ったんです。
「パパは……ガッカリした?」と、
「え?、いや、なんで?」そんな風に口ごもってしまった気がします。
慌てたのでハッキリとは覚えて無いんですけど、
少しの沈黙のあと思いきって言ってみました。
「正直に言うと少しね?……○○ちゃんの足は本当にキレイだからさ」あくまでも足を強調しました。
もちろん本音は○○の臭いパンツが見たいからですけどね。
すると笑顔になってくれて私のお尻を一発叩くと
「もおー、パパは、○○の足ばっかり」と拗ねて見せました。
「ゆーみんの部屋にイコッ」と優美を誘うとリビングを出て行きましたが階段に片足を乗せた所で私を振り返ると
「こんど、ママがいないときにね?、パパ」
優美を追いかけて階段をパタパタとかけ上がる後ろ姿を見ながら複雑な思いのパパでした。
それから直ぐに千佐子と奥さんが帰って来ました。
5時前にお隣の母娘が帰りました。
母親の後ろから玄関を出る時にチラッと私を振り返って腰の辺りで小さく手を振ってくれました。
千佐子がそれを見逃すわけもなく……
ついでに優美がママに
「○○おねえちゃんがね?ぱぱのことね?おねえちゃんもぱぱってよびたいんだって」
バラしてしまいました。
ママが笑って優美の体を抱き締めると
「あらあら、そーなの、……でも、それは内緒にしてようか」と言うと
「なんで?」と不思議がります。
「だって、お姉ちゃんの本当のパパがそれを聞いたら凄くガッカリするんじゃないかな?」
上手に諭しました。
「そっか、ほんとうのぱぱ、さびしいっていうよね」
「優美は本当に頭がいいなあ」
千佐子から優美を取り上げると高く持ち上げて抱き締めました。
「ぱぱは、ゆーみのぱぱだもんね」
下から少し不安そうな、複雑な顔を見せた千佐子を見つめながら微笑んで
「そうだよおー、優美は大事な大事なぱぱのこ子だぞおーっ」
抱き抱えた優美のお尻をポンポンと叩きながら……
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