飛び飛びになってごめんなさい。
あれから沙絵を家まで送って帰ったのはもう1時近くでした。
千佐子はベッドで後ろ向きのまま
「お帰りなさい」と一言言っただけで沙絵とのことは何も聞かずに眠ろうと努力していたみたいです。
結局、千佐子の秘密は聞き出せず仕舞いだったけど、それは今でなくても、
「このつぎから……」と沙絵が言ったから「つぎ」も聞き出すチャンスはあるし、もう少し沙絵の心が緩んでからの方が聞き出しやすいかな、とも思います。
私も千佐子の頭だけを出して寝たふりをしてくれている髪を撫でて
「ん、……ただいま」と一言だけかけて眠ろうとしました。
初めての姉ちゃんのフェラは……
バリ興奮しました。
余裕をかましてた早漏の弟君もひとたまりもなく、あえなく発射させられてしまいました。
下っ腹を痙攣させて断続的に射精をする私を咥えたまま見ながら沙絵の目がバカにしたように笑いました。
悔しかったけど……
さすがに子供の頃から二人のどスケベオヤジの物を咥えさせられてきただけあってテクニックはすごかった。
つか、前回あんなに嫌がった迫真の演技に脱帽です。
すっかり完全に騙されてました。
「相変わらずはえぇなお前」とニヤニヤしながら絞り上げて残液を舐め取ります。
「相変わらずって、なんだよ」と聞くと
「お前と結婚した頃にさ、ちーが言ってたんだ、純は入れたら直ぐに出しちゃうからラクだって、」声を出して笑いました。
「おまえら、……」
「姉ちゃんの、よかっただろ……あっという間に出ちゃったもんな」
萎えたものを握って揉みながら私の口ににキスをしました。
姉の髪がサラサラと顔に被さって、コンディショナーの甘い香りにうっとりとしました。
「なんだよ、今日はスッピンかよ」と強気になじると
「釣った魚にエサはやらねえって言うだろ?」と、笑います。
「おれは姉ちゃんに釣られたさかなかよ」
不満そうに言うと
「化粧した方がよけりゃ、次からはしてやるよ」
真面目な顔で上から鼻が着くほどに顔を近づけて言いました。
逆光で暗い顔の目だけがベッドの照明にキラキラさせて私の精液臭い唇を合わせてきました。
しばらく激しい沙絵の鼻息をあびながら舌と唾液の味を楽しんだあと口を離して
「いや、……ねえちゃんはスッピンがいいよ」と呟くと
「だろ?……そうだとぉもったよ」とニヤニヤ、
「なんでわかる?」と聞くと
「わかるさ、……」
そう言って千佐子にはない大きくて柔らかな胸を合わせて抱きつくと
「純の、……ねえちゃんだからさ……」
なんだか、すっかりやられてしまいそうな弟です。
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