ベッドの中で千佐子と抱き合って寝物語……
「あしたは、ちさこに遠慮しないで沙絵を抱いてあげてね」と言うんです。
「もう、沙絵と子どもをつくる気はないよ」
千佐子の背中を擦りながら答えるとベッドの脇から自分のスマホをとって私に沙絵からのLINEを見せました。
ほぼ消されていて残っているのは僅かに数件です。
その数件がなかなか厳しいやり取りです。
その中には千佐子が私との子供も作って産むつもり、私が沙絵との子供をあきらめると決めたこと等を千佐子が沙絵に送っていました。
それに対して沙絵の返事は厳しいものです。
おおむね内容はこんな感じです。
お前は私を裏切って私(沙絵)を切り捨てた
お前を愛したいと言う気持ちまで根こそぎ雑草のように引きちぎった
あげくに弟をそそのかして妊娠をエサに私を犯させて、この歳になって私に女を思い出させておいた挙げ句に気が変わったから?やっぱりもう要らねえ?ふざけんな
あしたは約束通り弟をよこせ
と、
そして
「あいつに本当の女とやるのがどんなにいいもんかあしたは教えてやる、これは私とお前の女を賭けた戦いだからな」
最後に
「私に女を思い出させておきながら。一回抱いたらもう抱かねえってなんだよ、ふざけんな」
「これ……」と私がスマホを返しながら言いかけて言葉を詰まらせると
「沙絵はね?子どもはもういいの、それはいいからじゅんくんとセックスしたいって言ってるの……女として抱いてほしいって言ってる」
このやり取りの中には千佐子の秘密を脅す言葉は一つもありません。
ただ、沙絵の女としての欲求を書きなぐっているんです。
「戦いだ」と言われても、千佐子には絶対に負けない自信があるんですね。
それは自分の体の特殊性から夫が離れられない事を知っているからです。
「沙絵、どんな風にじゅんくんを喜ばせるつもりかな……」私の乳首を擦りながら言います。
「おまえは?」と訊ねると
「わたし?……」ニヤニヤしながら
「ちさこはー、じゅんくんのだあぁ~好きな女の子になってやらせてあげるの」クスクスと笑いました。
沙絵との明日があるんだからと抵抗する千佐子を無理やり犯してしまいました。
取りあえず昨夜は千佐子の勝利ですかね。
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