禁断の木の実

おはよう姫。

季節らしく寒くなったね。
こう寒くなると以前は子供たちも肌の露出が少なくなったものだけど最近の親たちは頭がおかしいのが増えたことと、子供たちも肌を晒すことが簡単に視線を集める手段であることを知ってしまっていてこの季節になっても楽しませてくれます。

昨日は小雨の降る肌寒さの中、いつもの子には会えなかったけど同じコンビニで遊んでくれた子がいました。
初めて見る子です。
6年？かな、獲物としてはギリの年齢、長いグレーのトレーナーに素足。
下はトレーナーの裾で最初は見えなかったけどショートパンツだろう……と思っていました。
足が素敵だったので通路に横並びでしゃがんでチラ見攻撃。
最近の子は直ぐに気付くんですよね。
目を合わせると物凄く恐い目付きで睨んでいました。
(かっわい！)
慌てた素振りで視線を逸らしてあげます。
そしてまたチラ見を２回くらいで……落ちました。
両太ももに手を当てるとそのままトレーナーを持ち上げます。
(ビンゴ！、白のショートパンツ)
たぶん彼女としては
「クソヘンタイオヤジがっ！ ほら、ちゃんと履いてるんだよっ、ばあか、」と言いたかったんでしょうね、そんな目で小鼻を膨らませて冷ややかに口を歪めてます。
それなのにこのクソどヘンタイオヤジと来たら私のショートパンツの股をみて更に興奮しやがった！
少し戸惑ったように無表情になりました。
そのあと何を思ったかショートパンツの腰に指を入れるとグイグイと引っ張りあげたんです。
つまり、割れ目にショートパンツの跨ぐりを食い込ませたんです。
平らなショートパンツの裾がＶ型に突っ張り割れ目に食い込みます。
(お、おおおっ！)そんな口を作りこちらの興奮を演出してあげると三秒くらいそのままでいて見せつけるとパッとトレーナーを下ろしてしまいました。
こちらに歩いてきてすれ違います。
目は私を睨んでいました。
すれ違うときに小声で囁いてあげました。
「ステキな足だね……」
ピクッと目蓋が開くと(フンッ)鼻で笑うような顔をして飲み物のケースへと行きました。
深追いは禁物です。
彼女より先にレジを済ませると店の外で車の窓を開けて待ちます。
自動ドアからその子が出て来たので微笑んで小さく手をふるとチラッと私を見たあと「チッ」と言うように顔を歪めて通りすぎました。

次に会うときはもう一歩進められるタイプの反応です。
振り向きながら小走りに逃げる子はもう何をしても怖がるだけで絶対にこれ以上は危険なんですよね。


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