禁断の木の実

はい。あれはバケモノの子でした。

例え両親の交接現場を不幸にも覗き見てしまったからといって小２の女の子がそんな事には普通ならないですよね。
一志のパパだってもしかしたら千佐子の怪しいパンツのチラ見せや挑発的な目付きに狂わせられたのかも知れないよね。

気づくべきだった。
沙絵の部屋で偶然にしては千佐子のパンツの見える回数の不自然さに。
でも、そのあまりにも自然な感じにすっかり騙されていたんだなぁ……
そのパンツで何百回オナって抜いたことか。
たぶんバケツサイズで精液を絞り出していたと思います。
そうして俺は千佐子に狂っていった……。

姫の「宝を得たのは千佐子の方」と言うのが当たってるなら、自分の娘が私にイタズラをされているのを知っていながら黙認する理由がわかります。
もしもそれを責めたりすれば大事なセックスパートナーを失いかねない、だから見て見ないふりを続けているのかもしれない……

優美の、いや、お腹の子のために私と結婚して沙絵との関係を頻繁に続けていたとしても、毎日のようにあった沙絵とのセックスはやはり制限されてしまったはず。
このモンスターがその空白のセックスレスの時間をガマン出来ていたんだろうか。

11歳で担任教師のアナルセックスまでこなしていた子供が、一年間もの間に大人のテクニックを体に覚えさせられたあげくに相手を突然失い、中学に入って３年間、オナニーだけでガマンなど出きるはずがないと思うんです。
沙絵と出会う間の四年間、千佐子に何があったんだろうか……
命がけでどうしても産みたかったお腹の子というのはいったい誰の子なんだろう。

謎がなぞを呼んで、寝不足の頭では何も整理ぎがつきません。
マジで今夜は眠らないと、

はやく優美のあの優しく甘い体臭を吸って癒されたい。
そんなことを考えているパパです。


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