池田です。
皆さん、暖かいご支援、本当にありがとうございます。
おかげ様で、決心がつきました。
やはりケジメとして、どんな形であっても、最後まで書き上げようと思います。
稚拙で不出来は承知の上で、続きを投下します。
最終回の一つ前です。
以前に書いておいたものなので、つまらない長文ですが、お付き合いください。
「ゴホッ、ゴホン、オエッ」と大きく咳き込むと、母は真っ赤な顔と涙で滲んだ目をしていたが、沢木を睨む事なく寧ろトロンとした眼差しを送っていた。
沢木はそんな母の思いなど気にも止める様子もなく、自身の分身を握っていた。そいつは、母に執拗なまでに舐められていたおかげで、テカテカに輝いていた。根本から天に向かって堂々と聳え立つその先は、武骨な頭首が力一杯握っている拳の様に、存在を知らしめていた。
沢木は母を立たせ抱きしめると、腰を上手にポジショニングし、インサートのタイミングを図っていた。
もう、いい・・・。
もう、嫌だ。
もう、どうでもいい、こんなこと。
何でこんなところで、母親の乱れる姿をみなければならないのか。
自分の過去も晒され、それも綺麗だった思い出も汚されて、しかもそれを得意気に語った奴が、その張本人で。
それだけに留まらず、今度は母親に手を出され、アッという間に堕とされ、性の虜にされ、一月以上経った今でもその呪縛は解けず、アソコをグチョグチョに濡らしチン○を入れられるのを今や遅しと待ち受けている母の姿を私に見せることに歓びを感じているこの男に、どうして気を許してしまったのだ
ろうか。
何で私はこんな押入れに、自由を奪われた格好でいなければいけないのか。
何でいつもあいつに主導権を握られているのだろうか。
ああああああああああああ!!!
ホント、嫌だ。
馬鹿みたいだ。
沢木がモゾモゾと穴を探しているのや、そこじゃない、とばかりに尻を振って、入れる手伝いをしている母を見て、とても阿呆らしくなった。
もう、やめようよ。
そういう意味のサインを沢木に送った。
沢木が私の視線に気づき、ウインクで応じた。
なんだよ。
笑ってんじゃねーよ。
いま入れる入れる、じゃねーよ、オッケーとかいいから。
そっか、入らないんじゃなくて、焦らしてんのか。なんか下手だな。判らなかったよ。よくそんなんで母ちゃんを堕とせたな。ああ、母ちゃんも悦んでいるのか、そっか、そういうのがいいんだ。そりゃ、良かったね。
おい、止めだ。
中止。中止。
もうそんな気が無くなったから。
早く俺を自由にしてくれ。
親父ももう起きるから。
母ちゃんもさあ、もうやめようよ。
そんな奴放っておいてさ、早く服着なよ。
いいの? 親父に見られちゃうよ。
十分楽しんだろ? さ、終わりにしようよ。
声に出す事なく、そう念じた。思いが届くだろうと思ったから。
でも、届かなかった。
沢木は母にキスをした。
キスをした、というより、唇を唇で塞がれた。
同時に、沢木の腰がアルファベットのエスの文字を描く様に動くと、彼の巨大な竜頭が母の体内にめり込んでいった。
メリメリっという音がした。
「ぐおお、お、ご、・・・お、お」
母の口から漏れた声は、快楽ではなく悲痛のそれだった。
待ち侘びた久しぶりの挿入は、一ヶ月のブランクで膣穴が縮まったことにより、母に苦痛を贈った。
母の苦悶の表情。
全身から湧き出る汗がキラキラしていて、母の姿を艶美に飾り付けた。
痛さからか、小さなお尻をピョコンと上にした母を見て、先程まで萎えて縮こまっていた私のモノが、一気に血流し、腹につかんとばかりに生気を取り戻した。
母の悲惨な状況や、ぞんざいな扱いをされる度に、私は今まで経験した事の無い性欲の高まりを、抑える事が出来なくなっていった。
こんな自分に、嫌気もさした。
「ふううん、うう、んんん、ンクっ!!!! い、ダ、ファメェ、イ、イクゥ!!! ンァ・・・」
甲高い悲鳴とともに、母の身体が二度三度痙攣した。
※元投稿はこちら >>