禁断の木の実

なかなか書き込む時間が取れません。今は、妻と娘の寝息を聞きながら布団の中で書いています。

先週の土曜日のこと。昼食を済ませた後、私はパチンコ屋に向かうために家を出ました。娘がもっと小さい頃は、私がパチンコに行こうとすると、娘と遊んであげて、と言われたものですが、最近はすんなり送り出してくれます。
私は普段パチンコに行く時は駅前まで自転車で出掛けるのですが、先週の土曜日は方向を変え、近くの交差点が見える路地にいました。この路地は私の自宅から車で大通りに出るには必ず通らなければならない路地です。私が家を出て15分くらい経過した頃でしょうか。思った通り私の家の車が通り過ぎました。私は車が見えなくなると家に引き返しました。娘が一人で留守番をしていました。テレビゲームをしています。私は財布を忘れちゃったと言い訳を言いながら、娘に『ママは？』と聞きました。「買い物に行ったよ」『一緒に行かないの？』「今日は何か、お中元を送ったりして時間がかかるから留守番してって。ゲームしてていいからって」普段はゲームの時間に厳しい妻ですから、娘にとってはゆっくりゲームが出来るので喜んで留守番を引き受けたのでしょう。まさか娘は母親とお兄ちゃんが逢い引きしてるとは夢にも思っていないと思いますが。

妻はたまにパートのような事もしていますが、基本的には我が家の収入は私の給料だけです。私の給料がホテル代や派手な下着代に化けてるのかと思うとやりきれない思いもあります。

娘が最近、自分の部屋が欲しいと言い出しました。友達が自分の部屋を持ち始めたようです。もちろん二階の息子の部屋の隣に娘用の部屋はあります。今は半分物置のようになっていますが、夏休みに整理して娘の部屋になる事になりました。そうなるとさすがに息子の部屋では出来なくなると思われます。もし私が出張か何かで家を空ける機会があれば、私が寝ているこの部屋で妻と息子は抱き合うのでしょうか。


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