人間のときめき、そして恋愛というデジャブなもの
感覚な麻痺していたり、日常のマンネリから一転、
恋をすれば人間というのは、この恋愛が最後だと
この人しか居ないという錯覚に陥る。
とある男は人並みに恋をしてきた、出会いの中には
忘れられない女性もいた。
カラオケに行けば、最後の雨を熱唱。そして発散でもある
彼女がいない歴1年、理想のタイプは清楚なお姉様
料理がヘタそうな女を好きになり、そして不器用な一面を
可愛いと思っている
ある日、ショッピングに出掛けてよさげな服を物色していた
あるアパレルに入ると一人の女店員が視界に入った
顔を見た瞬間、薔薇色の女店員の様に見えて薔薇のトゲは
男に刺さった
そうなると、よさげな服という思考はない
着るはずもない服を手に取ってみたり、手につかない状態
とりあえず店から出て頭を冷やした
男はつぶやいた「いやぁ、ドストライクのタイプだなぁ」
ささったトゲは男の脳裏に天使をサプライズした
男は帰宅、携帯からグリーンデイのバスケットケースを流した
恋をして気分はファンキーと言わんばかりに
すこぶるテンション
男は決めた、アタックすると。
そして、アパレルに足を運んでにやける顔に喝を入れて、
男「あのーすみません。。」
「はい?」
「唐突ですが今はフリーですか?」
店員は突然でビックリしたものの 「一応フリーです」
「あ、そうですか。もし良かったら今度自分とデート
して下さい」
「デートですか?!仕事が忙しいので時間に余裕がないですね」
女店員は、やんわりデートを否定した
男は食らいついた「じゃあLINEしませんか?」
「休みの時は友達と過ごしているし、いまのところ彼氏は募集してないので、ごめんなさい」
男の恋は撃沈した、「時間を割いてもらって、うれしかったです」
と、アパレルを後にした。
選曲したい曲もなかった、スーパーに寄ってメロンパンを
購入しておもいっきり、かぶりついた
脳というのは、これのリフレイン ただ人間はいつも
恋をするとこれまでの時間をリセットしている
人を好きになれない、人を信用出来ない、興味がない
そういう人間も居るだろう
ひとつだけ我は告げる
興味がないという括りは、決して硬派ではない
硬派な人間でも彼女は居る
時間の使い方にメリハリがあるだけなのだ