日中の暑さは正直堪えます
かてて加えてこのコロナ
人の集まるところ不安の種ばかりです
それでもこればっかりは避けて通れない
多少のことには目をつむって僕は電話をしたんです
あの
初めてなんですが
ただいまいい娘でご案内できますよ
じゃあそれで
短い会話だった
あれ
チーフ
どうしたんですか
こんなところへ
喉から出かかった言葉を収めるのに苦労した
ドアを開けて入ってきたのは職場のあこがれの上司でした
いきなり犬がそうするように口呼吸を始める僕
あら
お疲れのようですね
そそくさと服を脱ぐように促すところも職場なら顎で指示されているところだ
前を向いてお立ちください
おもむろに女は膝まづくと僕の分身に手をかけ要領よく舐り始めた
この日常とのあまりのギャップに呼吸は荒くなるばかり
それともやはり別人なのか
細いフレームの眼鏡をかけたその顔は笑うと愛嬌があるもののまじめなお堅い女性事務員にしか見えない
職場で転んで床にばらまいてしまった書類をかがんで拾い集めてくれた
すみません
いえ、こんなことならなんぼでもしますよ
チーフと呼ばれたその女性はとてもやさし気な笑顔を見せた
こちらで仰向けになってください
ベッドで横になると分身にサックを装着された
女は姫壺にローションを塗り込め男にまたがり腰を振り始めた
甲高い声を上げて悶える女に日ごろのうっ憤を晴らすかのように僕は獣のようなうめき声をあげて果てました
タイミングがあったらまたお願いします
こんなことならなんぼでもしますので
女が帰った後靴屋に行き白いピンヒールを買った
持ち帰った僕は女が履いていたものと同じタイプのサンダルを鼻にあて空いた手で分身をしごいた
やがて白いものがとめどなく噴き出すのをもはやとどめるすべはありませんでした