禁断の木の実

今日、ドラッグストアで生理用品を選んでいると、斜め後ろに中年の男性が立っていました。
男性が買うものではないので、頼まれて買いにきて、どれかわからないのかもしれません。
手伝ってあげられるかもと思って、声をかけようと斜め後ろを振り返ると、商品ではなく私を見ていました。

一瞬、目があって、目線をそらしたその人は、ぼんやりと生理用品の棚を見ています。
私もナプキンをカゴに入れたのですが、その様子を斜め後ろ男性にじっと見られていて…。

いい感じがしなかったので、その場を離れて別の商品を選んでいても、その男性はずっと近くに付いてきて、やっぱりこちらをじっと見ています。

会計を済ませて、商品を袋に入れていると、隣に立たれました。
相変わらずじっと私を見ていて、さすがに気持ち悪くなってので、逃げるように店を出ると、その男性も付いてきて、ずっと後を付けてきて…

逃げていると思われるとダメな気がしたので、途中コンビニやお店に入ったりして、
何とか無事に家までたどり着きました。

どこまで付いてきていたのかわかりませんし、なにが目的だったのかもわかりませんが、ゾクゾクしました。