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2012/01/03 11:50:37
(9zjEAy7d)
削除済
2012/12/31 09:34:04(*****)
涙で目の前がぼやけていた。何か大切なものが失われようとしている・・・、そう思うと、私はその家族を傷つけている敵に向かって駈け出していた。手の自由は奪われていたが、関係ない。雄たけびをあげながら、そいつを吹っ飛ばそうと全身に力を込めた。敵は笑っていた。この野郎! 俺の家族に手を出すなああああああ!敵の腰から下らへんにタックルをしようとしたその時。目標物であった奴の足が、目の前からスッと消えた。次の瞬間、脳天に大きな衝撃を受けた。私はそのまま気を失った。「おい、大丈夫か」遠くから、聞き慣れた声がした。目を開けると父がいた。起き上がろうとすると、後頭部に鈍い痛みが走った。頭を押さえ呻いていると、父が「無理するな。まだ横になっていた方がいい」と私を抱え寝かせてくれた。待っていなさい、と父は部屋から出て行った。すぐにさっきまでの事を思い出した。沢木は・・・、母は・・・。思うが、二人は既にここにはいなかった。どこへ行ったのだろうか。動こうと思うが、頭が痛くて動けなかった。縛られていた手は自由になっており、毛布を掛けられていた。父がしてくれたのだろう。痛む頭を動かして、周りを見ると、ここは両親の寝室だった。ベッドの上は布団やら衣類やらがグチャグチャに残されていた。壁際には新聞紙が丸めて置かれてあった。父の吐しゃ物を始末した後だろうか。戻ってきた父が、「冷やすと楽になる」と保冷材をタオルにくるんで渡してくれた。ひんやりとしたそれは痛さを随分和らげてくれた。「他に痛いところはないか。後で病院へ行った方がいい」私を気遣った言い回しをしていたが、父の顔からは生気が失われていた。「いや、それより・・・、母さんは? 」父は目を伏せ、黙って首を横に振った。え、いない? どういうこと・・・。なに、聞こえない・・・。つ、連れ去られた?父は静かに頷いた。「これって・・・、誘拐とかになるのかな」沈黙が嫌で、妙なことを口走ってしまった。父は又首を横に振った。どういうこと? 連れ去られていく所をみたの?父が弱弱しい声で、ぼそぼそと話してくれた。それは、私ら家族の崩壊宣言に等しかった。私がタックルした瞬間、沢木は私の脳天へ踵落としを喰らわせたのだそうだ。父も腹を思い切り蹴られ動ける状態ではなかった。沢木が母に「ほら、言えよ。あのセリフ。オメー時期が来たら言うっつってたろ。今がその時期だよ」と髪の毛を引っ張りながら促すと、私・・・、公平君のチンポから離れられない。あなたがただ租チンなだけなら百歩譲って相手をしてあげなくもないけど、使用不可のインポチンポじゃ、もう嫌なの! と喘ぎ声を交えて、父に面と向かって言ったのだと。「そういうことなんだよ。糞爺。いや、男の用をなさないテメーは糞ババアかな、あっはっはっは」と、母と結合しながら抱えると、沢木はもう一度父に蹴りを入れていった。そしてそのまま、母を抱て部屋を飛び出して行ったらしい。「な、何言ってんだよ・・・。そんなの言わされているに決まってるだろ。つ、連れ戻しに行こうよ」ショックを悟られまいとして強気な私に、意気消沈している父。「いや・・・、いいんだ・・・。母さんだって・・・、用が済めば帰ってくるよ・・・」父に対してあれ程献身だった母から、面と向かって言われた言葉。異常な快楽に溺れていた最中だったとしても、話半分という受け取り方をしているのだろう。欲求不満を妻に与えてしまっていた夫であったということを、強く後悔しているという様子で、自分にそれを咎めることはできないという
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2012/12/31 09:47
(ErJM5WdP)
多分今日完結編が読めると思っていましたが、お昼に読めるとは。覗いてみるものです。
池田さん、お疲れ様でした。書き上げてくれてありがとうございます。
エロのないシーンの描写の細かさは物語に深みを与えてくれてますね。以前、希望したエピローグで家族のその後も描いてくださいましたね。暴力で家庭を壊され寝取られを見せつけられたお父さんは気の毒ですが興奮する場面ですね。
お母さんも家を出ていくしか選択肢がなくなるように沢木に誘導され、一度は家族の元に戻ったのに、身も心も奪われてしまった。沢木が振る前に振られた感じが沢木のプライドを傷付け、結果行きすぎた行動をとらせたんだな。そして沢木も離れることができなくなったのか…。最後まで読んでそう思いました。許せない男ですが、お母さんと幸せになるというのは、いい意味で裏切られたエンディングでした。本当にお疲れ様でした。
2012/12/31 12:42
(JM7hXgPo)
大晦日のごたごたにとりまぐれて読むのが遅れました。
これでほんとの大団円ですね。予想していたどんな形にもならないで、
登場人物が死んだり惨めになったりすることもなく、(池田くん本人
と父親は大打撃をうけたのでしょうけど)物語のある意味での主人公
である母親にとってはとりあえずハッピーな幕切れになったのですから、
後味も悪くないです。
しかし、ここまで来ると当然後日談というのが非常に期待されます。
沢木からも分厚い資料が届いたことですから、彼自身も語りたいことが
いっぱいあるのだろうと思われます。
皆さんが関心ある『母が沢木のマンションでいかにして堕とされたか』
についてはぜひ完成された筋書きで読ませていただきたいですし、
それに関連しては大山さん滑川さんの登場も期待したいと思いますが、
ここは準主人公である母親に登場していただくのがなんといっても最高
ではないかと思います。母親も多分語りたいことが一番沢山あるのでは
ないかと思うからです。
それにしても、どんなところでどんなタイミングで続きを発表されるのか、
予定が決まりましたらぜひ、明らかにしてください。
これまでほんとうにご苦労様でした。とても楽しませていただきました。
ゆっくり正月休みをとって英気を養ってください。
2012/12/31 19:56
(hTkyGMYz)
紅白を見ながら考えていたのですが、「沢木マンション事件」についての真相は
もしかしたら、あの芥川の「藪の中」みたいに三人三様の語り口でいろいろの
可能性を論じていただいたら面白いと思うのです。まして最後に登場する母親は
一見Sっぽい性格の中に強いM志向が隠されているという複雑な人物ですから、
その時の情況で語り口が変ることもありえ、非常に複雑で面白い「藪の中」になる
可能性もあり、今から興味深々です。
2012/12/31 21:27
(hTkyGMYz)
削除済
2012/12/31 23:52:04(*****)
流れが悪すぎるんだよね。
2013/01/02 09:04
(Bsb6Zgkh)
今、箱根駅伝をの山下りを見ながら書いています。
>書きたいことは無数にあります・・と池田さんも書いておられますが、やはりこの物語では
母親の多重人格が最大の魅力のポイントのような気がします。
その母親の立場から想像すると、関係する登場人物に対する思いは、それぞれいろいろ複雑に
違って、それを書いていただくだけでもずいぶん興味深い心理劇になるような気がします。
厳しい言葉を投げつけたまま去った前夫に対しても、おそらく本音では複雑な思いがある筈ですし、
まして目の前で痴態を見せつけながら悩む息子の池田くんに対しては特別の思いがある筈です。
その弟か妹を妊娠したことについては女親としてもの特別の語りかけがあるのではないでしょうか。
そして年下の新夫沢木に関しては、おそらく年の差のハンデを痛いほど感じているでしょうし、
まして女出入りの多い沢木との今後については不安の要素も多いのではないかと想像します。
そういう関係者が再会する場面があったら、どういうことになるのか。これも興味深深です。
2013/01/03 09:13
(wJdbLCOp)
で、沢木の家に通い始めたころの番外編まだ?
2013/01/10 17:13
(HsTWumh8)
事件が起きてからもう年数がたっていることですし、その間に関係者の身辺にも
いろいろの変化があったことでしょう。もう池田君の弟か妹は生まれていること
でしょうし、こうしている間にも沢木は誰か新しい女性とエッチ関係を始めている
のかもしれませんね。あるいは母親を中心にハッピーな家族愛の最中かもしれません。
考えると想像上の関係者はどんどん独自の道を歩み始めていることは当然のことと
思います。
そのような様子もちょっと覗いてみたい気がしますね。
2013/01/12 12:09
(Z1HYfh65)