昔、世界中で女性解放運動が盛んで、あちこちに「ウーマン・リブ」といって
女性解放運動団体ができていました。ある時、日本中のウーマン・リブが日比
谷公園に集まって集会を開きました。そこでは、誰でも自由に前の演壇に出て
演説できるようになっていたようです。演説するのも女性なら聞いているのも
女性でした。ある女性が演説した時、最初に「女にも性欲はあるんです。」と
叫んだようです。そして、自分の性欲が満たされていないことへの不満をぶち
まけたそうです。「男性は、たとえお金を払ってでも・・・」。これに対して
、会場からは野次も拍手もおこらなかったそうです。どうしてでしょうか?
僕は、次のように思っています。間違っているでしょうか?
聴衆は皆その女性に同感だった。だから、野次る気にはなれなかった。また、
拍手すると「私も性欲が満たされていません。」と言うなものだら、それもで
きなかった。