先日今カノと、別れた元カノと訪れたことのある温泉旅館に行ってきた。
元カノとの思い出に上書きするためにね。
元カノと来た時は、川を挟んだ反対側のデカいホテルに修学旅行の高校生が泊ってて、昼間からその高校生に見せつけるように、窓辺の椅子でアクロバティックなセックスしたのを思い出した。
素っ裸の元カノを後ろから抱き締めて、乳首を揉みながら背面から挿入、背面座位で結合部を見せつけた。
脚をM字に開かせて、恥辱まみれのガン突きした後は、窓辺で立ちバック、そのあと逆駅弁、あの高校生たちと4~5歳しか違わない若い元カノの痴態、廊下の窓際にいっぱいの男子高校生が見てた。
その次は、お尻を窓辺に向けて後背位、元カノにお尻を高く上げさせて、結合部を見せつけた。
最後は、再び窓に向けてM字開脚させた元カノに背面座位で挿入、射精に剥けた激しいピストンで結合部とヨガリ狂う元カノの痴態を見せつけ、ギリで抜いて、元カノのお腹の辺りでビュービュー射精を見せつけた。
あの時、十数人の男子高校生が廊下の窓に張り付いてたの、思い出した。
今カノは、元カノのようなエロい事はさせてくれない、清純お嬢様。
元カノと止まった部屋ではないけど、作りは同じ、今カノとセックスしながら、元カノの思い出を消すつもちが、どんどん蘇ってきた。
今カノは正常位と対面座位以外はNG、この日も正常位で情熱的なキスをしながら交わった。
今カノと一泊して、帰るとき、上書きできなかった思い出に心が震えた。
あの日、この旅館で元カノと繰り広げた破廉恥行為、あの時の高校生たちは、あの時の元カノくらいの年齢になってる。
元カノ…俺なんかの彼女になってくれて、ありがとう。
元カノののことが大好きなのに、元カノの方から告ってきた優越感から、若く未熟だった俺は、調子に乗って元カノに辛い思いをさせて、結局幸せにはしてやれなかった。
いつも明るくて、朗らかな元カノから、少しずつ笑顔が消えていって、初めて気づいたバカな俺。
どんなに懺悔しても、しきれない傷を負わせてしまった。
元カノ、俺に別れを告げた。
「あなたのせいじゃないのよ。私には、都会は似合わないから…田舎に帰ることにしたんだ。年末年始、実家に帰った時、父から、帰っておいでって言われたの。」
それでも、仕事を辞めてまで帰郷するきっかけは、それほど淋しい思いを元カノにさせたのは、俺だった。
そのくらいの自覚はあった。
最後、新宿駅で元カノを見送った。
在来線特急のホームは、新幹線より切なかった。
「ごめんね。あなたを置いて、都会をリタイヤして…」
「俺のせいだね。わかってるよ。バカな俺のことは忘れて、幸せになって欲しい。さよなら…」
「元気でね。さよなら…」
発車ベルが鳴って、ドアが閉じた。
ゆっくりと特急が走り出し、元カノを連れ去った。
あれからかなり時間が経って、今カノと向き合い、元カノに戻りたい気持ちは無くなったけど、忘れることはできない。
今カノのことも好きだけど、まだ未熟だったあの頃、未熟なだけに感情を揺さぶられ、元カノのことはもの凄く好きな気持ちがあって、おそらく、最も好きな人はあの元カノだと思う。
思いを絶ち切るために、元カノの連絡先をスマホから消した。
「今度こそさよなら…一番好きだった元カノ…」
そう言って、震える手で消去した。
元カノ…幸せになってるかな?
俺ね、今カノと結婚するんだ…