数十年も経つのに未だに心が締め付けられる出来事。それは当時付き合っていた彼女F(20)との別れ。
バイトとも言える職場で2年間苦楽を共にしたFは、専門学校を卒業し自分より1足早く社会人になった。
脚は太めだったが張りのある美乳と腰の括れは抱き心地満点、芸能人でいうと小嶋陽菜似の笑顔が素敵な女性だった。リクルートスーツもバシッと決まり、太ももから股下に向けた絶対ゾーンは興奮ものでした。
一方自分は大学3年になり、まだまだやりたいだけの若造。サークルとバイトに明け暮れていた。
それでもFは週末になると連絡を寄こし、合流しては体を重ねていた。Fは元々感じやすい体質で、秘部に触れるだけで濡れだし 我慢出来ずに腰をくねらせ「あはぁぁ～、腰が勝手に動いちゃう～ぅ」と甘美な声を漏らし、張りのある乳房を左右にプルンプルンと震わせながら腰を上下に揺らして妖艶な肢体をくねらすのだったが、若くて経験数の少なかった自分には、それがどれ程素晴らしい肉体であったか当時は認識出来ずに居た。
とある週末、いつも通りにFは連絡を寄こしたのだが、その時の自分は同じサークルの二浪で入学した2歳年上のSと飲んでいた。しかもSは大学生でありながら車持ちという恵まれた環境にいた。「一緒に車で迎えに行ってあげるよ」と飲酒運転が横行していた当時は事も無げに言ってのけ、文字通り自分も乗ってしまった。
一人暮らしだったFのアパートに到着し、車を回してくれたSを紹介した。ここでSは飲み足りないし一緒に飲もうとFにも提案。これを聞いたFは自室に自分以外の男を入れたくないと思ったのか他所で飲むならと承諾した。
ここでＳは、自分の部屋まで二人を送ってそのまま帰ると言ってきたのだ。この時自分は送って貰うだけになるのは悪い気がしてしまい、Sの家で飲もうと提案してしまった。この判断が後の最悪な出来事に繋がってしまうとは夢にも思わなかった。
移動中の車の中ではFの仕事が大変だとか、Sは塾講師バイト経験がありシフトの大変さは分かるなどと話していた。
自分は年上でもあり尊敬もしていたSだったので、3人で楽しく飲み明かすつもりになっていた。
所がSの住む家に着いて直ぐ、SとFは自分を無視したかの如く二人でヒソヒソと話し込み、会話に自分を入れる事はしなくなったのだ。無視され続ける自分は勝手に腹を立て「何だよ、不愉快だ。」と言い放ち一人で帰宅する事にした。そんな態度を取ったにも関わらずFからは何の言葉も無く、自分を後追いすることもなかった。
自分は怒り心頭となり、タクシーを使って当時住んでいた自分の部屋に戻ったのだが、どうしても納得がいかずS宅に明方まで何度も電話を掛けたが出る事はなかった。（まだ携帯電話が普及する前の頃です）
年齢が2つ年上なだけでも、仕事や人間関係の悩みが相談出来るような相手が欲しかったのだろうと想像した自分は、そんな相談にのれなかった自分の人生経験の無さを悔やんでしまっていたのだ。
しかし翌日以降、FともSとも連絡が取れなくなった。NTRという言葉を知ったのは実はつい最近で今更ながら幼すぎた当時の自分を恨んでいる。
つまり当時起こっていた事は、Sが自宅に到着するなり まるで合コンで持ち帰りした女性の如く、Fに性的な悪戯を仕掛けていたらしいのだ。Fは自分の彼氏が尊敬している相手と聞かされていたSの行動に驚き、声も出せずに耐えていたのかも知れない。Sは自分に見えない様にしながらFのスカートの中に手を這わせ、パンティの縁から指先を秘部へと進め感じやすいFの本質を見抜いてしまったのだ。
どんな言葉を掛けたのかは定かではないが、彼氏のいる前で感じて濡らしてしまうなんて淫乱じゃないのか？バレたくなかったら声を出すな！と耳元で吹き込まれていたのかも知れません。
感じやすいFは自身の腰が砕けるように痙攣するのも、自分にバレない様にと我慢を続け、思わず漏れてしまいそうになる声も必死で堪えていたのかも知れません。または既に一度行かされており、抵抗力を失っていた可能性も。
それなのに怒ってひとり帰ってしまった自分を目の当たりにし、もう身体も声も抑える理由がなくなってしまったのだろう。
今となっては自称彼氏も居なくなった事で 内ももから秘部、乳輪から乳頭へ指差や舌を少しずつなぞり這わしされていくだけでもピクンピクンと反応する感度のよい身体を抑える事も出来なくなり、堪能するSの前に為す術もなく感じいってしまい、悔しさの涙と共に体液を垂れ流してしまっていたのかもしれません。
気が付くと下着も剥ぎ取られ全裸で身悶えするFには、もう誰も助けを呼べる状況になく、涙は止め処なく流れ出ていたのかも知れません。
更にＳの自宅といっていた場所には、独身の叔父まで住んでおり 早朝まで再三自分から電話が掛かっている状態に業を煮やした矢先、Sの部屋に押し入ると感度良くあえぐFが居て Sから彼氏に置き去りにされたメスと説明された事で、こちらも性欲に目覚めてしまい ついには3Pに及んでしまったのではないかと想像されるのです。
犯され、写真も撮られ、バラすと脅されては呼び出され 何度も何度も穴という穴に挿入されたFは心が崩壊し統一○会へ入信したという話まで後日伝え聞こえてきました。
まさか尊敬するサークルの同士が、彼女と紹介したにも関わらず性的行為（NTR）をして、それまで積み上げてきた彼女との関係をないものにしてしまうとは思いませんでした。
また状況判断を誤り、怒りに身を任せてその場を立ち去ってしまった自分の落ち度には悔やんでも悔やみきれない思いに今も尚苛まれております。
どうか今となっては、Fには自身の幸せを実現していて欲しいもと切に願っております。当時NTRに、気付かず守っであげられなかった事の悔しさを一生背負っている人間がいることもご承知おきください。
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