当時はただの後輩社員に過ぎなかった嫁が、クルマ好きの俺に、
「今度の週末、もし空いてたらちょっと付き合ってほしいところがあるんですけど・・・」
と頼まれて、片道100kmのドライブして美術館へ行った。
実は、可愛い女の子だな~と思っていたが、きっかけがなくて親しくなれずにいたから、顔には出さなかったが嬉しかった。
全く芸術に興味なかったが、嫁が俺の分も入場券を買ってたので入った。
写実主義の絵は上手いなあと思ったが、印象主義や抽象主義は、これが良い絵画というものなんだと勝手に思い込むしかなかった。
ガソリン代だと言って昼食をご馳走しようとした嫁だったが、
「デートで女にメシ代払わせては男が廃るだろ?」
と言ったら、嬉しそうな顔で、
「デートですか。急に楽しくなっちゃいました。」
というので、
「好きでもない女に誘われたら、車なんか出さないよ。だからデート。」
「好きでもない男性に、遠くにある美術館に連れていってなんて言わないですもんね。」
お互い告白し合った雰囲気だったので、ふざけて、帰りに通りかかったラブホに入ろうとして、
「なーんちゃって」
と言ったら、俯いて真っ赤な越して、
「いいですよ・・・」
と言った。
初デートでセックスに応じてくれた当時22歳の嫁。
スレンダーと思いきや、脱ぐと何ともエロいムッチリ裸体は可愛い顔とのギャップが凄かった。
惜しげもなく御開帳したマンコは、保健体育の教科書に出てくるような左右対称なマンコだったが、クンニに悶えた様子からして処女膜はなさそうだった。
チンポを見るなりトロンとした目になって、頬ずりして愛情を示した後に咥えた。
チンポを入れてからはグラインドに喘いだ嫁は、初デートで体を許すくらいだから、22歳にして意外と経験ありなんだろうと思った。
だから会うたび求めたら、一度も拒まれたことはなかったし、生理の時だって、
「生理来ちゃったんだけど、どうする?私はしても構わないけど、経血が気になるなら手でしてあげるわよ。」
とセックスに対してかなりオープンだったから、様々な体位を求めてみたら全て応じたし、SMホテルにもついてきたし、アナルセックスをしてみたいと言ったら、
「あなたが望むなら・・・でも、したこと無いからちょっと怖いかも・・・」
と言いつつ応じて、俺も初アナルを経験した。
以来、生理の時はアナルセックスが定番になった。
可愛いからモテモテで、きっとヤリマンだったんだろうなと思いつつ、その可愛さに惚れぬいて結婚した。
結婚してみてわかったが、嫁はセックス好きというよりは、男の腕の中で眠りたい寂しがり屋だった。
とにかく尽くすタイプで、注がれる愛情を感じまくった。
先日、10回目の結婚記念日に嫁を抱いた後、
「34歳のおばさんになっても抱いてくれてありがとう。」
と言われた。
そして、
「あなたに処女をあげられなかったこと、今でも後悔してるんだ。」
嫁は、短大1年の時、地元の大学の学祭に遊びに行って声をかけられた大学生と、その年のクリスマスに初体験した。
嫁は短大を卒業して地元に就職したが、彼氏は地元の人間ではなかったから、大学を卒業して帰郷してしまい、その後遠距離で自然消滅したらしい。
就職先で俺と出会って、この人に抱かれたいと思うようになって、遠方へドライブしたら、長時間密室で二人きりになれるから何かが起きると思って、興味もないのに美術館に連れていってと頼んだそうだ。
そう言えば、あれ以来美術に関する話題は一切なかった。
「好きになって欲しかったから、あなたが望むことには何でも応じたのよ。でも、お尻の穴を求められたときは、ああ、お尻の穴でも処女をあげられるって・・・嬉しかったなあ・・・」
と言った。
嫁はヤリマンなんかじゃなかった。
溢れる愛を俺に注いでいた。
ヤリマンだからとアナルやSMまでさせて、性欲をぶつけたことを後悔した。
今、嫁が、愛しくて仕方なくなった。