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泣ける話

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掲示板名: 泣ける話
ルール: 感動した話、不幸な話、嬉しすぎて泣ける!などなど
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1:街並みがすっかり変わった駅前に佇み静子を想う
投稿者: 元彼氏 ◆fESmNKpRlc
先の大震災で津波で流された後、建て替えられた駅に降り立つ。
この町に初めて来たのは20年前、大学を出て1年目の新入社員だっ
た。
東京に本社のある企業に就職したものの、東北の海沿いの片田舎に配
属されて、ちょっと腐ってた俺だったが、訪れてみると、その美しい
景観に引き込まれた。
あの頃の駅舎は木造、プラットホームから海が見えて、内陸部育ちの
俺は暫しホームに佇み、海を眺めてた。
波の音と潮風の香り、俺は、ここで暮らすのも悪くないと感じた。

駅を降りると、駅前に店があり、そこからV字に道路が伸びていて、
右側がフラットな道路で小規模な商店街、左側は上り坂で住宅地だっ
た。
俺は地図を頼りに住宅地を歩き、路地を入ってすぐにあるアパートを
眺めた。
暫くすると不動産屋が来て、鍵を開けてくれた。
六畳のキッチン、六畳のリビングと和室、田舎だけに駐車場付きの家
賃は安かったから即決した。
その足で職場を訪ね、あいさつした。
大学のある街に戻ったのは、もう、日が暮れた頃だった。

引っ越し荷物は半分以上まとめ終わってて、生活に必要なものだけに
なってた。
暫くして、彼女がやってきて、残り少ない二人の時間を惜しむように
過ごした。
彼女は自ら服を脱ぎ、22歳の女子大生の素肌を晒した。
俺も裸になって、抱き合った。
キスした後、二人でお風呂でいちゃつき、そしてベッドでお互いの股
間を舐め合った。
あと、何回舐められるか分からないピンクのマンコを、名残惜しさを
感じつつ舐めた。
もうすぐ確実にやってくる別れ、俺は東北の田舎町へ、彼女は実家の
ある故郷へ向けて、大学のある街を離れる。

生で交わった。
大学生の恋愛は、そのほとんどが卒業までの有限、成就しても終わり
がある恋愛で、そのまま夫婦に慣れるカップルは稀だった。
あの時期、大学のある街は別れを惜しんで交わるカップルの嬌声に染
まった。
彼女に精液をかけると、その精液を指ですくった彼女が、
「あと何回、子の精液をかけてもらえるのかな…」
と淋しげに言った。

彼女とは、示し合わせて同じ日にアパートを引き払い、新幹線の駅そ
ばのホテルで最後の夜を過ごした。
最後のセックスをして、最後の精液を振り掛けて、二人で過ごした4
年間の思い出を語り合った。
翌朝、彼女は新幹線で、俺は在来線特急で、それぞれ旅立った。
「元気でな。さよなら…」
「さよなら。元気でね…」
涙ぐむ二人は、背を向けて歩き出し、もう、二度と会うことのない関
係になった。

海沿いの町にやってきて、発電所絡みの仕事に就いた。
のどかな街だったが、発電所があるおかげで田舎の割に何かと充実し
てて、在来線の特急も停車するし、大きなスーパーもあった。
俺は、週に1~2回、町役場に行く仕事があって、その役場でいつも応
対してくれた静子という女性に恋をした。
小柄で、赤い眼鏡をかけた可愛い女性だったが、そのなんとなく垢抜
けない可愛さから、みんなにアラレちゃんと呼ばれてた。

静子は可愛かったけど、俺より4歳年上だった。
梅雨が明けた頃、土曜の午後にスーパーに買い物に行ったら、静子を
見かけた。
俺は、思い切ってっ声をかけ、そしてデートに誘った。
一瞬固まった静子だったが、ニコッと笑って、
「私の方がお姉さんだと思うけど、大丈夫?」
と言われて、可愛いけど年上っぽいなと思ってたから、驚きはしなか
ったけど、4歳も年上だとは思わなかったから、
「でも、可愛いですよね。女子大生でも通りますよ。」
と言ったら、嬉しそうに微笑んだ。

静子と初めてベッドを共にしたのは、間もなくお盆で帰省する少し前
だった。
付き合い始めてからのデートは、買ったばかりの中古のヴィッツRSで
町内を案内してもらうドライブデートだった。
その日、郊外の御城風のメルヘンチックなラブホの前に泊まり、静子
を見つめると、コクリと頷いたから、ラブホに車を入れた。
静子は、小柄で華奢な女体で、別れた彼女よりも幼い子供みたいな身
体だった。
胸もAカップで、女子中学生とエッチする気分だった。

小さな胸を揉み、可愛い乳首を舐め、そして足を開かせ股間を除く
と、そこは4歳年上の非処女、やや赤らんだマンビラがクパァと割れ
た。
ワレメに舌を這わせ、舐め上げた。
舌先に触れる尖りをレロレロして、静子を喘がせた。
アニメ声の喘ぎ声も可愛くて、俺は俄然萌えた。
その後、可愛い女子中学生顔でチンポを咥えると、見た目とは裏腹に
4歳年上の見事な舌使いでフェラしてくれた。

「中には出しませんから、生でさせてください。もし、デキたら結婚
してください。」
そう言って、生で入れた。
大学時代の彼女よりキツマンで、しかも浅く、先っぽが子宮口に届い
た。
まるで子宮口で亀頭責めされているようで、ゾクゾクする入れ心地だ
った。
奥まで入れてグラインドすると、亀頭がくすぐったい快感で、でも、
亀頭だけでは射精しないから、やっぱりフィニッシュにはピストンし
た。
キツマンのピストンは激しく腰振る必要はなく、ゆっくりと摩擦を楽
しんだ。
静子はと言うと、子供女体を仰け反らせて、年下チンポを味わって
た。
静子の身体に精液を掻けるとき、女子中学生に射精してる気分で萌え
に萌えた。

静子とは、お互い社会人で大学時代の彼女のように毎日会えることは
なく、週末だけだった。
初めに1年は、町周辺をドライブして過ごしたが、もう、それほど行
くあてもなくなり、かといってデートスポットが潤沢な都会じゃない
から、お部屋デートが多くなった。
静子は地元民だから、セックスは俺のアパートの部屋ですることが多
かった。
いつも町役場で地味な服装でまじめに仕事してる静子が、中学生みた
いな顔と身体でヨガる姿は、たまらなく興奮した。
小柄で華奢な身体を仰け反らせ、喘ぐ姿を毎晩見たかった。

静子との付き合いが3年目を迎え、俺は結婚を意識し始めた。
そんな年度末が近づいた2月下旬、俺に遠隔地転勤の内示が出た。
場所は、本社のある東京だった。
俺は静子にプロポーズした。
「一緒に東京に来てくれないか?」
「ごめん…私、この町を離れられない…せっかく町役場に入って地元
に根差したから…」
この時、静子29歳、俺25歳だった。

引っ越し荷物に囲まれて、最後のセックスをした。
トラックに引っ越し荷物を積んで、俺はヴィッツRSに乗った。
「それじゃあ、俺、行くよ。元気でな。俺なんかと付き合ってくれ
て、ありがとう。さよなら…」
「元気でね。さよなら…」
俺は、アパートの前で手を振る静子を残し、海辺の町を後にした。
また、独りになった。

東京に引っ越した俺は、それ以降はずっと本社内での転勤だった。
俺は、上京して1年後、静子とは真逆のお色気お姉さんと付き合い始
め、そのエロいムチムチボディに夢中になり、上京して3年、28歳で
25歳の妻と結婚した。
俺が結婚して1年後、職場のビルが揺れた。
大きな周期で揺れた。
5分くらい揺れてたと思う、遠方の震源で、巨大地震だと分かった。
東北沿岸に大津波警報が出された。
静子…無事であって欲しい…そう願った。

テレビに映る津波の映像、心で静子と叫んでいた。
町役場は海のそばではなかったが、あの津波の高さはヤバそうだっ
た。
携帯電話を眺め、静子のアドレスを見つめ、意を決して「大丈夫
か?」とメールした。
戻ってこなかったから、メールは届いたようだったが、返信はなかっ
た。
翌日、「私は無事だよ。心配してくれてありがとう。」と返ってき
て、胸をなでおろした。
でも、安心したのも束の間、あの懐かしい発電所が爆発した。
テレビには、仕事で何度か出入りした発電所が無残な姿を晒してい
た。
かつての同僚たちは、ほとんど移動していないだろうけど、無事を祈
った。

後日、静子は家族と共に内陸部へ避難したとの知らせがあって、頑張
ってなと返し、それが、静子との最後のメールになった。
先週、初めて勤務した町まで50kmの場所に出張してきた。
せっかくだから、あの町まで足を延ばした。
駅は新しくなり、流された線路も復旧していた。
駅前が大きな駅前広場になってて、かつてあった店や食堂は無くなっ
ていた。
俺が住ん得たアパートもなかったし、それが、どこだったかさえ分か
らないほど変貌していた。
「あの頃の町の面影は、すっかりなくなっちまったなあ…」
静子の実家は、歩いていくには遠すぎたし、47歳の静子はそこには居
ないだろうし、たとえ会ってもお互いを認識できないだろうと思った
から、間もなくやってきた特急に乗って帰京した。

電車の中、スマホを開け、ラインが主流になってめったに見なくなっ
たアドレス帳に残る、静子のアドレスを眺めた。
そして、あの町で静子と過ごした日々が、遠い昔になっていることを
感じた。
「静子…君は今、どこで、誰と、どんな暮らしをしているんだい?」
おそらくは、町役場の職員として、震災後もどこかの町で奮闘して、
今は戻っているのかもしれなかったけど、それを確かめようとは思わ
なかった。
あの時、ちゃんとお別れしたのだから、もう、静子を想うのは止めに
しようと思った。

街並みがすっかり変貌したあの町が、今後、どうなっていくのか気に
なった。
あの頃あったランドマークがそっくりなくなり、駅前広場が広大と拡
がったから、昔の街並みの位置関係が、どこだったのかさえ分からな
かった。
駅前広場ぬ端に、森が見えたから、相当駅前が広がったことはわかっ
た。
帰宅して、結婚して15年目の妻を抱いた。
元々色気のある妻だったが、アラフォーになって、ヤバいくらい艶め
かしい身体になっている。
この顔と身体なら、AV女優になったら、エロ美熟女で売れそうだっ
た。
妻のムチムチの感触を味わいながら、真逆の抱き心地だった静子の幸
せを祈った。
2024/06/08 18:47:47(B/CFVV/S)
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