まだ妻になる前の彼女と松戸にある野菊の墓に行った事があります。
彼女は本が好きで 特にこの野菊の墓が大好きでした
当時は 車も持ってなく 電車の乗り継ぎで行きました。
彼女は僕の為にお弁当を作ってくれ 景色の良い場所でたべました
正直 アレっと言う味でした。
文学の碑を見終わると彼女が そわそわ どうしたの
うん おトイレ見渡せぞ トイレなど無く 困りました
僕が この墓の後ろでやっちゃいなよと言うと
彼女 よほど切羽詰まってたのか 真後ろで いきなり ブヒ― ブヒャ
ーの轟音が なんだ 大の方かと思ってると物凄い悪臭が
ハエも数匹 それも銀バエです 横浜から飛んで来たのかな
彼女は泣きそうな顔で ゴメンなさいと
どうやらお昼のお弁当が悪かったらしいのです 前日から張り切って用意
したのがまずかったのです。
よ~く見ると彼女の安い運動靴 世界長か月星か その上に 数点 汚点
が ウンが飛び散っているのです
帰り道 電車に乗ると その靴の上のウンが匂うのです 最悪でした
子連れのお母さんが この電車 何か臭いわね 松戸あたりから匂うねと
私達が乗ったのが松戸でした。
駅に着き 別れ際 彼女がいきなり
私 野糞が大好き 野糞の生まれ変わりかしらと 言い出したのです
野菊の墓を見に行き 野糞を垂れ 気が狂ったのです、
アア~無情