おいらが若い頃、おいらの生まれた村ではまだ夜這いの風習があった。
おいらもある夜、目をつけていた若い女の家に夜這いした。
夜這いの場合は明かりをつけては家人に気づかれるので真っ暗だ。
聞いていた部屋に入ってそっと布団に潜り込んだ。
女はすでに素っ裸になって待っていた。
存分に楽しんで何回もやった。彼女も声を殺して喘ぎまくった。
翌日、彼女に会ったので礼を言うと彼女は絶句した。
「昨夜は来なかったじゃない」
「ええっ、」
今度はおいらの方がびっくり、結局、分かったことは、おいらが部屋を
間違えて彼女の母親の部屋に入ったのだった。
泣ける話。終わり。