もう、別れて6年になる、
俺の最後に好きだった彼女は、俺が他の男に貸し出したり、他にセフレを何人か作らせてみたり、見知らぬ男達に回させたり、貸別荘借りて住所教えて俺の留守中に知らない男に押し入らせてレイプさせたり、散々泣かせたせいで、セフレの1人との間に子供が出来て別れた。
彼女、リカは
「一番愛してる男とは結婚したら、失敗するんだって。だからね…ごめんね」そう言って、勝ち誇った顔のセフレだったヤツと腕をくんで俺の前から消えていって、6年が過ぎていた。
もう、上手に忘れたと思っていた。
それが昨日、突然。
「よかった!まだ、このアパートにいたんだね!!今夜、今夜だけ。いい?」
そう言って表れたリカは、別れたその時のままに思えた。
別れる前のリカが、走馬灯のように淫らで愛苦しく頭を駆け巡った。
夢中で家に引っ張りこんで夢中で抱いた。
自分で慰めても3日に一回の俺が、40過ぎて一晩に四回もさせるほど、リカの想いが甦った。
今朝、横でまどろんでいたリカが
「あのね…。お別れにきたの。主人とね、イギリスに住む事になって、もう日本に戻るつもりないから。主人もここに来るのは、反対しなかったよ。本当は、今でも一番好き。好き!愛してる!行きたくない!やだよぉ…」
そう泣き出したリカを俺は、どうする事もできなかった。
無理矢理キスでリカの口を塞いでレイプみたいに乱暴に抱いた。
リカも夢中で俺に抱きついて、二人で汗なのか涙なのかわからない液体で顔中ぐしゃぐしゃで…。
家を出る間際、リカは玄関で振り向かないまま
「ありがとう。ずっと、すきだから…。」
そう言って出ていったリカの後ろ姿も見送る事ができなかった。
ははは…
胸がいてぇや…