韓国のプロテスタント系キリスト教新宗教「万民中央教会」は、教祖イ・ジェロクを中心に12人の信者から始まった小さな団体だった。しかしその後、驚異的な速度で信者数を拡大し、2011年には公式発表で12万人の信徒と9000の支部を抱える巨大組織となった。だがその内実は、病気はおろか洗濯機の故障まで治せると宣伝する「甘い水」という“謎の聖水”や、イとの“記念撮影権”など、荒唐無稽な“カルトビジネス”を中心した金銭搾取システムだったのだ。
そんな同団体において、最も救い難いのは、信者には姦淫を厳しく禁じていながら、教祖イ自身は若く容姿の良い女性信者を“選抜”し、私的な性の宴を繰り広げていたという点だ。...(続きは元記事で)