俺が新聞販売店の雇われ店長だったころの話
専拡の渡辺というやつがいた「専属拡張員」のことで
配達も集金もやらないセールスを専門に雇われている奴
そいつが雀荘の常連客だったのだろう6ケ月か12カ月の
契約を取って来た新聞の契約には洗剤やビール券をあげる
が通常の半額で使える半分はお店の負担だ雀荘のおばさんも
それなりのサービス品を受け取っているはず渡辺も契約が
獲れた分の契約料を受け取っている契約は1年後の購読
契約だがその間に渡辺は退社してしまった
そして1年がたち新聞投函の時期に「来月から配達します」
とあいさつに行ったら「その契約は無効だからあたしは
渡辺さんの顔を立てて契約してあげたけど渡辺さんもう
辞めたんでしょだったら義理立てする必要ないわ契約は
無効よ解約しといて!」と一方的に言って新聞取らなかった
俺が損した訳じゃないけど今思い返しても腹が立つ!