きのうはサークルの忘年会でした。
地下鉄の駅からサークルのメンバーと店に向かっている途中のことです。
女友 「あっ、友里さんだ。」
と、反対側の歩道を歩く彼女を指差した。
男友1 「一緒に歩いてる男だれ?」
男友2 「一緒にいうより先歩いてるやん」
女友 「友里さん大変そう」
男は僕も知っている奴だった。その男は彼女のご主人だった。
彼女の歩くペースなど、お構いなしにドンドン先に歩いていく。
そのあとを、彼女は小走りに近い感じで離れないように歩いている。
以前、彼女が話していた通り、自分のことしか考えていないようです。
自己中なところが、彼女の不満のひとつのことを思い出していました。
そして、交差点の赤信号で止まったとき、お互いに気がついた。
僕達の方が交差点を渡り、彼女側の歩道へ移った。
友里 「こんばんわ。皆さん今日はどうされたんですか?」
女友 「サークルの忘年会です」
ご主人 「そうなんですか。私たちは今日は、久々に休みがとれたので妻と食事をして帰るところです。
いつも潜りに行くのを誘ってもらうのに仕事が忙しくて行けず、妻がお世話になって申し訳ないです。」
僕 「とんでもないです。友里さんに来てもらって、綺麗な人が来てるってことで、
参加者が最近多くなってショップの方も喜んでます。」
彼女の方を見ながらそう言うと恥じらいを含んだ笑みを浮かべて見つめ返してくれました。
「イブ楽しみにしてるね」
そのあと、彼女からメールが来ました。
予定通り、ご主人は出張に行くそうです。
計画は実行できそうです。
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