彼女への思いがけない形で告ることになったのですが、何も進展することもなく紅葉の季節になりました。
「⚪︎⚪︎⚪︎寺のライトアップ行きませんか?」と彼女からメールがきました。
ご主人が出張らしく夜に外出できる時間があるので、以前から見に行きたかったそうだ。
友理「ヒロく~ん!」
僕 「えっ、友理さんだけ?」
少し遅れて待ち合わせ場所に着くと大きな声で呼ばれ振り向くとオレンジのミニ丈ワンピを着た彼女だけが立っていた。
友理「言ってなかった?」
僕 「聞いてないような気がするんですけど。」
友理「言ったと思うけど~飲んでたから言ってなかったかもね。」
彼女から僕と腕を組みながら寺へ向かって歩き始めた。
友理「やっぱり人が多いね。」
僕 「そうですね。友理さん、こっちがいいじゃない?」
友理「ありがとうヒロ君。優しいね」
人混みの中でも歩きやすい方に彼女を歩かせるとそう言いながら、腕をさらに絡ませてくる。
寺へ近ずくにつれ人は増え、彼女は僕と離れまいとしてしがみつくように身体を密着してくる。
友理「わあ~人多過ぎる~」
僕 「大丈夫ですか?」
腕に彼女の胸が当たる。柔らかいが程よい弾力を持った感触を感じる。
「友理さんのが当たってる」そう思ったとき、僕のJr.がムクムクと頭を持ち上げてくる。
そして、数秒でいきり勃つ。
勃起を彼女に悟られないようにするが、それがかえって不自然な歩き方になってしまう。
友理「ヒロ君気分悪いの?」
僕 「大丈夫、大丈夫。」
友理「でも・・・」
そう言いかけた彼女の視線を股間に感じる。
彼女に僕の異変を悟られた。
彼女の視線は一点を見つめている。
ヤバイと思えば思うほどJr.は成長しやがる。
そこで、彼女は僕の腕に自分の胸が当たってることに気がついたみたいだ。
パッと彼女が僕から離れる。
友理「私がしがみついてたから?」
僕 「・・・・・」
下を向いたままうなずく。
友理「さあ~早く行くよ!」
仕方のない奴だなあって感じで寺に向かって手を引っ張っていかれる。
その後、ライトアップされた紅葉を見て回ったが、ほとんど覚えてないです。
別れ際に彼女から
友理「さっきの事は気にしなくていいからね。おばさんなのに甘えちゃってごめんなさいね。」
僕 「友理さんはおばさんじゃないです。めちゃくちゃ綺麗な人です。だから・・だから・・」
友理「そうなの?ほんと?」
僕の言いたいことが解ったみたいだった。
じーっと、僕を見つめている。
その瞳に映る僕はどう見えているのか
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