某関西の温泉地。雪の影響で電車が止まった。
ホテルのロビーで1人の女に目をつけた。
ともこと言う名前。俺の一回り上、40代後半だと言った。
経営者…キャリアウーマンと知り、さらに欲望が沸いた。
仕事のついでで一泊のつもりで立ち寄り、仕方なくもう一泊することにしたと言う。
俺も同じだと話を合わせ、すぐに親しく話せるようになった。
外は雪だし寒いし…ホテルから出ないつもりの彼女、俺はなんとか教えてくれた部屋に電話し、押し掛けた。
まだ昼間、外も明るい時間。話の途切れるのを待ち、俺は彼女を見つめた。
戸惑いを見せ、当然のように警戒する彼女。
ちょっと片付けておきたい用事を思い出した…俺を追い出す口実だとすぐわかった。
そんなのどうでもいいでしょ…
そのまま強引に引き寄せ、胸の中に抱き寄せる。
意外にもともこの身体は震えていた。
やめましょうよ…その後は何も言わせず、一気に責めた。
こういうことばかりしてるんでしょ?…意味のない質問を最後にしてきたが、俺は無視した。
また逢いましょうね…ベッドに裸で横たわる彼女は眠り込んでいた。
思ったより簡単に堕とせた印象が残った。