28歳フリターでコンビニでバイトをしています
人口三万五千人しかいない 小さな町のコンビニです。
夜勤を終えて、駐車場の塵拾いをしてました。
夜勤は学生と二人で 学生バイトは品出し、僕は駐車場の塵拾いをすませて、
交代の従業員の出社を待って帰るだけでした。
駐車場に軽乗用が来ました。30代のスーツ姿の足のきれいな女性でした
女性客が店内に入ったので、僕は店内に戻りました。
奥の倉庫から、バイトのスタッフが戻ったので、僕は倉庫に入りました。
足の綺麗な客が気になって、倉庫のモニターを覗いてみました。
ストッキング陳列の前でサイズを確認してる様子でした。
しかし確認したはずの品物を手提げバッグに入れました。
万引き...確信して 点内に戻りました。
別の客が入ってきました。 万引きの女性は籠に入れた。ペットボトルのお茶だけを、会計しようしました。
レジをしてる学生バイトに万引きのサインを出しました。
「ご会計は、以上ですか」とレジが問いました。 「はい」と答えたので。
僕が「お客さん。 他のお客さんもいらしゃることですし..証拠のVTRもありますから、裏の方に来てもらえませんか」
それだけで「はい」と返事したので、倉庫に行くようにうながしました。
倉庫に入るなり、手提げバックから ストッキングを出し、平謝りしてきました。
顔立ちの良い、真面目そうな女性に見えたんですが、「身許が解らないと、直ぐに警察を呼ぶことになります」と
話すと、「免許書でいいですか」っていうので 「コピーしていいですか」と預かり、コピーしました。
「店長に報告して、警察に連絡するかどうかは、判断することになります
連絡先、自宅の電話番号と携帯両方の番号を書いてもらえますか」
涙を流しながら書いてました。「どうなるんですか」って問われたので
「実害が無いので、補導歴がなければ、私の失跡で終わるかもしれません」
「ありません 補導歴は」って泣きながら 言ってました。
「警察沙汰になったら、仕事も失うことに....」
「メモはしませんけど、職種と家族構成を教えてください」
銀行員で夫と小学生の子供一人だ、解りました。
僕はその時、この女 やれると思いましたが。
「涙も流して反省してらっしゃるし...もういいですよ帰ってください」
泣きながら僕の手を握り「許してください、お店にも内緒してもらえませんか」いったと、
財布から千円札数枚を出して渡そうとしました。
僕は呼び出せると、確信しました。 ここは安心させて帰そうと、判断しました。
「VTRがありますから..それを消すことが、できたら、僕の胸に収める事が出来ますけど」
「お願いします。お金はこれ以上に準備しますから」
嘆願のしかたが、気の毒なくらいでした。
「上手く行ったら、携帯に連絡します。大丈夫だとは、おもうけど」
「ありがとうございます」って頭を何度も下げてでてゆきました。
僕もレジに帰り、ストッキングの袋包みをカウンターになげました。
学生バイトが「特別なお仕置きしたんでしょ」(笑)
僕は「してないけど(笑)デートの約束はした」って軽いノリで
「じゃ 報告の申し送り書かないの?」「うん」「了解、僕にもオッソ分けありますか?」
「期待するな..」ビデオの触媒になるカードを交換して、交代の準備をしました。
夜勤に日報には異常なしでコピーと電話番号のメモは財布にかくしました。
バイトを終えて 自宅アパートに帰り、メモとコピーを見ました。田中って女性でした
シャワーでも浴びて、寝ようと考えているとチャイムがなり 玄関モニターを覗くと、女性三人がその中に先ほどの田中って女性が
一瞬、ここを突き止めて嘆願にきたと思いました。
開けると、エホバの証人だと先頭に立ってる女性の口調で解りました。
僕はいつもの断り方で、話していると、田中が顔を見せづに、「皆様をお幸せに導く、お手伝いをしてるんです」とドアの裏で話してたので、
「その方法はどうしてるんですか」とドアを全開にしたら、
顔が見えて、驚いてました。
「田中さんじゃないですか。」って言うと、驚きを隠せず
「これって、アルバイト」って言うと、
「知り合いだから、 帰りましょう」急いで二人を促し押すように退散しました
その後、メモを広げ携帯番号に連絡を入れました。
「田中さん アルバイトは宗教勧誘でしたか?」
「いいえ ボランティア活動です、少しまててください...」で切れた。
一分ほどして、かかってきた。「コンビニの方ですよね?」