男と女に友情はあり得ない・・・と私は思っていた。
でも、私には一人だけ、女性の親友がいる。
それは、20年前に別れた元妻の美智子である。
美智子と結婚したのは23年前、私が27歳、美智子は24歳だった。
交際期間は5年に及び、新婚生活には新鮮味が無かった。
私以外の男を知らなかった美智子は、結婚して2年の26歳の時に浮気した。
相手は中学の同級生だったとてもオクテな男で、中学の頃に好きだったと言われた美智子がその男の筆おろしをしてあげたのが間違いの始まりだった。
浮気発覚はその1年後、美智子が私の子か浮気相手の子かわからない子供を妊娠したのだ。
子供が欲しいと言われて中出しセックスをしたので、てっきり私の子供かと思ったが、思い悩んだ美智子が白状した話では、同級生が中出ししてしまったので、慌てて私に中出しをさせたとのことだった。
浮気相手の美智子の同級生がやってきて、土下座した。
元妻の美智子に手を出した謝罪だと思いきや、
「お願いします。奥様と別れてください。奥様を私に下さい。生まれてくる子供がどちらの子でも構いません。私が責任を持って育てます。」
私はただ呆然とした。
釈然としないまま、元妻美智子の浮気が原因ということで離婚した。
離婚したものの、生まれてきた子供は法的には私が父親だと推定されるため、色々とややこしくて、結局元妻である美智子とは付き合いが続いた。
色々と負い目があるのか、美智子は私を気遣って時折連絡をくれたり、若い女性を紹介してくれたりして、とても奇妙な関係だった。
私が31歳の時、元妻美智子が産んだ子供が乳離れした頃、美智子が絵理子という25歳の女性を紹介してくれた。
「この人、私の元旦那で真治さん。私が悪くて離婚になっちゃったけど、とてもいい人よ。」
その照会のされ方に、私と絵理子はクスクス笑ってしまい、いきなり打ち解けた。
元妻の美智子は笑いながら、
「試しに付き合ってみて。どっちもよく知ってる私としては、とてもお似合いだと思うの。」
そう言うと足早に去って行った。
絵理子は元妻美智子の職場の同僚だったから私の離婚理由は知っており、その上で自分は婚約者と別れて1年だと言った。
「差し支えなければ、どうして破談になったか教えてくれませんか?」
「・・・性癖・・・です。」
「性癖?」
「はい・・・その、婚約した直後、彼にカミングアウトされたんです・・・」
「カミングアウト?まさか、婚約者がゲイだったとか・・・」
「いいえ、そうじゃなくて・・・その・・・縛ってとか、苛めてとか・・・」
「え?婚約者はサディストだったの?」
「逆です!彼が縛られたい側だったんです。私に、ボクの女王様になって欲しいと言われて・・・何度か努力したのですが、私には無理で・・・どちらかというと、私も苛めて欲しい側なので・・・」
「はあ・・・でも、私はサディストではないですから、ご期待には添えないと思いますよ。」
「ええ、私は普通で十分満足ですからお気になさらないでください。」
「あ、そうですか。普通なら私でもご満足いただけると思います・・・って、私達、何言ってるんでしょうね。今日、会ったばかりだというのにね。」
「ホントですね。セックスは大事なことですけど、話題がいきなりそこからっていうのも、早すぎますよね。」
絵理子は、屈託のない笑顔で笑った。
お淑やかな中学校教師みたいな真面目な印象の絵理子は、清純系の元妻の美智子とどこか似ている雰囲気を持っていたので、美智子は絵理子を私に主お買いしたのかもしれないと思った。
しかし、美智子と絵理子の決定的な違いは、美智子はS系、絵理子はM系なところではないかとその時感じていた。
なぜなら、美智子は例のオクテ同級生を性的に支配していると感じたからだ。
絵理子とは、2回目のデートでベッドインした。
「身体の相性、試してみますか?」
「ええ、お付き合いします。」
元妻の美智子は華奢な方だったが、絵理子は何とも見事なスタイルをしていた。
秘裂は美しいタテスジだったが、広げて現れた秘唇は若干の型崩れと変色がみられ、完全に皮に隠れた秘豆を剥き出して舐めると、急に激しく悶えだした。
エロのスイッチが入ったのか、ドロドロと愛液を流し、自分で思い切り股を付き出すように広げて、恥ずかしい秘穴を私に晒した。
蕩けた秘穴を責めながらイチモツを絵理子の目前に晒すと、酸欠の金魚のように口をパクパクさせながら必死で亀頭にすがるように咥え、物欲しそうに私を見た。
「チンポ、好きなのか?」
「・・・・・」
「チンポ、好きなら好きと言いなさい。入れてあげないよ。」
「好きです。おチンポ入れてください・・・」
真っ赤な顔で絵理子が言ったのを見て、彼女に女王様は無理だと感じた。
生のまま挿入すると、ブチュブチュと愛液を噴きながら抜群のスタイルの身体で泣き悶えして、真面目そうな淑女が完全に淫女と化した。
顔に精液をかけてやったら、
「ああ・・・精子・・・顔にかけられて・・・精子・・・」
うわ言のように呟いていた。
その後も、やや乱暴なセックスをッ心がけていくうちに、絵理子は私に会うと目をトロンとさせてホテルへ誘われることを期待するようになり、
「結婚して、毎晩苛められたいかい?」
と言ったら、顔を真っ赤にしながらコクリと頷いた。
元妻の美智子に連絡して、絵理子と再婚する意思を伝えたらたいそう喜んでくれ、美智子の紹介から8か月で再婚した。
その後、美智子から子供の写真を見せられ、
「この子・・・あなたにソックリでしょ。間違いなくあなたの子ね。彼、自分の子じゃなかったって気づいてるけど、何も言わないわ。あ、それから、今、お腹にいる子は彼の子よ。」
「あ、オメデタなんだ。それは良かったな。」
「あなたも、絵理子ちゃんと早く子供作ってね。」
「毎日子作りてるよ。彼女、マゾっ気があってね。真面目そうな淑女が被虐の悦に悶えるのって中々なもんだよ。」
「あなた、夫婦の秘め事を谷に話しちゃダメよ。」
「お前にしか言わないよ。何だか、お前とは異性の親友みたいな気がしてさ。」
「別れた夫婦は親友になれるのかしら?」
「実際なってるだろ?」
こうして、元妻美智子とは親友のような付き合いが続いていった。