ディアナが好む男の容姿に化けていれば、勝手に向こうから誘ってくる。予想は簡単に的中した。
相席をしてまだ20分が経つか経たないかほどの世間話の後の展開にも男は快諾する。
「俺はイイ女しか抱かないって決めてるんでね。ベッドの上で普通だったらやめちまうからな」
ニヒヒと笑う男の名はグール。どうやら昔はディアナたちと同じ旅人だったらしい。ディアナほどではないが少しは戦闘や魔法のことも通じる。
今は路地裏でひっそりと店をしているのだとか。
しかし夜のディアナからするとそんな情報はどうでもよく、どれほど強い快楽を与えてくれるかにしか興味がない。
2人はすぐに会計をし、宿屋へ向かった。
いつもパーティーの男たちと宿のフロアを分けてもらうのは、夜に男を連れ込んで乱れまくってもバレないようにするためであり、今回もフロアは異なり、この時間になると勇者たちはもう眠っている。
部屋に入るなりディアナは服を脱ぎ、外では見せられないメスの顔になってグールを誘惑してくる。
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