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少女との体験

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掲示板概要
カテゴリ: スクールガール白書
掲示板名: 少女との体験
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1:11歳の…
投稿者: (無名)
「どうしたんですか?」
 そう言われてはじめて、ずっと彼女を見つめていたこと気づいた。
 夕焼けは食事が一皿づつこなされていくにつれ夜空に変わり、上品に薄暗い店内もお酒とともにゆるやかな雰囲気に染まり始めていた。
「いや……可愛いな、と思って。綺麗って言われたほうが嬉しい?」
 彼女を包む艶やかな浅葱色のドレスはこの日のために選んだもので、大胆なオフショルダーのフォルムとスレンダーな裾のラインが大人っぽさを主張する。この年代向けにドレスを選ぶとどうしても発表会向けのものが多くなってしまうのだが、暗い色のものを選ぶと白あるいは桃色に近い少女の肌があまりに鮮やかに浮き出てしまうので、この色に落ち着いたという経緯がある。装飾もあえて少なめにした結果が功奏し、この年代にふさわしくないほどの着こなし感が出ている。
 そして何より目を惹くのが、控えめな大きさの石を纏う凝った意匠の指輪だった。真新しいそれは左手の薬指に輝いており、見る者全てに様々な物語を想像させてしまうだろう。
 困ったような恥ずかしいような表情を浮かべて、彼女は髪に手をやった。普段から学校に遅刻しない範囲で色々なヘアアレンジを試しているそうなのだが、今日は特に時間をかけて編みこんできたと言っていた。長い髪も良し悪しだと聞いていたが、こういう日は髪が長いほうが楽しめるのだろう。
「そのスーツも、とてもお似合いですよ」
「褒めたのはドレスだけじゃないんだけどな」
 僕は苦笑しながら、視線を自分の服装に落とす。慣れないスーツを着ているのはこの店のドレスコード対策もさることながら、彼女の盛装を引き立てるという目的の方が主である。それに、お互いフォーマルな装いをすることで、結婚式かその類の行事の帰りであるかのような印象を周囲に与えることができることも期待している。僕達の年齢差を考えると、あまり不審な印象をあたえるような装いをしたくないのだ。
「誕生日、おめでとう」
 僕は、今日何回も口にしているその一言を、もう一度口にした。
「進級も、おめでとう」
 来年の今頃は卒業祝いだな、と思う。大人がなにげなく生きている間に、子供は何度も祝われてしまう。
「あと一年したら、制服着ちゃいますよ?」
「うわぁ、それは楽しみだ。長生きしないと」
 軽い笑い声の中、ウェイターが伝票とクレジットカードを戻しにやってきた。都内屈指のレストランで高いコースを頼むと、このくらいの金額がかかる。が、酒類を頼んでいないため思っていたよりは安い。
 サインをしながら、彼には我々が一体どういう関係に見えるのだろうか、と興味がわく。教えてあげたかった。恋人なんですよ、と。

 深々と頭を下げるウェイターたちを残して、夜の街に出る。数日前までひとひらも咲いていなかった桜が、ここ数日の夏日のような陽気ですっかり咲き乱れている。とはいえ、夜ともなると季節相応の肌寒さが襲ってくる。油断していた僕たちは花冷えに吹きさらされることになった。
「ちょっと寒いね」
 そう言って、僕は少女の手を包み込むように握る。
「なんでそんなに温かいんですか?」
「これでも緊張のあまり冷たくなってるんだよ」
 歳の離れた仲のいい親戚のような装いで、暖色に照らされたされた街を歩く。肩を並べて桜を見上げる恋人たち。笑い声を上げる会社員たち。少し離れたところでは、花見につれられてきただろう子供たちがたむろしている。
「あ……」
 少女が低い声を上げて手を放し、僕を盾にしてその子供たちから隠れるような角度をとる。
「知ってる人?」
「いっぱい。担任の先生と、クラスの子が数人。あと多分その親」
「地元だとやりにくいからここまできたのかな」
 引き返すと逆に目立つような距離だ。彼らの視線が通らないように盾になりながら、通過する。ゲームの話題で盛り上がる男の子たち。陰口か何かでひそひそ盛り上がる女の子たち。先ほどまで大人びた表情で僕にしなだれかかっていた少女も、数時間前までは彼女たちの中に入って同じように盛り上がっていたりしたのだろう。
「うまくいったかな」
 桜を見上げるふりをして、後を確認する。特にこちらを気にしている素振りはないようだ。なんとなく小走りになって、その場を離れる。顔を見合わせ、どちらともなく笑いが漏れると、周りを気にしてから、
「キス」
 と言って少女が立ち止まった。人通りが途切れた隙を見て、腰をかがめて軽く口付ける。
「もっと」
 僕たちは物陰に隠れて口付ける。ねだるように、彼女の舌が僕の唇をこじ開けて侵入してくる。僕はそれを歓待してから、逆に彼女の口腔へと侵入する。お互い大きく口を開けてつながり、僕は彼女の隅々までを嘗め尽くす。彼女のお気に入りの場所である舌の裏を何度もつつき、撫ぜる。
 なにやら賑やかな話し声が聞こえてきたので、急ぎその場を離れた。少女の目はすっかり潤み、上気している。
「続きはね、」
 僕はそう言って、再度彼女の手を引く。
「あちらで。僕と、君のご両親からのプレゼント。追い出されたり通報されたりしないよう、ここからはおとなしくね」
 少女は僕の指先に広大な庭園で知られるホテルの姿を認めると、いたずらっ子のような笑みを浮かべて、それからわざとらしいすまし顔で僕の少し後ろを静々とついてくるのだった。

  緊張を気取られないよう、チェックインの手続きを進める。うっかりダブルベッドの部屋を予約してしまっていたことに気づいた時には青くなってしまったが、特に咎められることもなくカードキーを渡された。
 少女はごく自然に僕の横について歩いているが、斜目で見た表情からは若干の緊張が見て取れる。何度かすれ違った宿泊客からは時折好奇心含みの視線が向けられはしたが、目的の部屋の周囲には誰もおらず、隣室の人たちに素性を知られることなくドアの中に滑りこむことに成功した。
「いやいや、ちょっと緊張したね」
 笑いながら振り返ろうとした瞬間、温かい塊が飛び込んできて僕を包容するのを感じた。
「ずっと」
 そう言って少女は僕に頬ずりする。
「この日を待っていました」
 言いつつ、僕の身体に顔を埋める。僕も黙って彼女を抱きしめる。小さい彼女。身長差は40cmにも達するので、腰をかがめての体制になる。
「僕もだよ」
 恋人として付き合い始めて、もう一年近くなる。
 全く膨らみのなかった胸は、夏の薄着のころに乳首が目立ち始めた。キャミソール越しに見る胸は少しづつ成長を見せているようで、今年のどこかでブラジャーを着けることになるだろう。子供体型の寸胴も、今日のドレスを見る限り少しづつくびれを見せてきている。つまり、全くの子供で性行為の対象としては見ることのできなかった以前とは異なり、昨今の彼女は性的パートナーとしての役割を果たせるようになりつつあったし、また彼女もそれを望んでいた。初潮こそ迎えていなかったものの、しばらく子供を作るつもりはないため支障はなかった。
 今日のこの日は、誕生祝いであり、進級祝いであり、事実上の婚約を祝う日であり、そして夜の生活の始まりを祝う日であった。
「一緒にシャワー浴びる?」
「ううん、もう待ちきれないです」
 そういう少女の表情は僕の身体に埋もれていて見えないが、真っ白な耳朶はこれ以上ないくらいピンクに染まっている。
「正直言うと、ベッドに行くのすらもどかしいです」
 消え入りそうな声で、ぎょっとするようなことを言う。恥ずかしいなら言わなければいいのにとも思いつつ、愛らしいと思った。

 ベッドに並んで腰掛ける。温かい間接照明が二人を照らす。遠くで夜の街にクラクションが聞こえた気がした。
 見つめ合いながら、少女のドレスの背中に手を伸ばし、ファスナーを下げる。ゆっくり下げる数秒の間に、あどけないかんばせに様々な表情が浮かんだ。
 袖に手をかけ、ゆっくりと下にずらす。静かな音がして、ドレスが腰の位置まで落ちる。続いて、キャミソールもそれに畳なる。ぎゅっと目を閉じたその表所からは、年齢相応の幼さを感じられた。
 淡い光に照らされた身体は、繊細な凹凸を晒していた。二つの乳房はまだ乳房と呼べるほどの量感を備えておらず、代わりにうっすらとした膨らみを見せている。成長の初期過程の特徴を顕著に示す乳房とは対照的に、乳首だけはそこだけ先に成熟したかのような小豆大の大きさになっており、鮮やかなピンク色に染まっている。育ちゆく途中の、アンバランスな肢体。
 どう声をかけようか逡巡して、無難な一言に落ち着く。
「綺麗だよ」
 少女は何か言おうとしたが、目を閉じたまま頷くのが精一杯のようだ。
 ベッドの端に腰掛けたまま、少女の上体だけを横たえる。薄暗い部屋に、眼を見張るような白さが映える。
 僕は覆いかぶさるように口付け、そして耳朶に口付ける。唇越しにそこを甘咬み、耳の形を舌で確かめる。耳の後ろから首筋にかけて舌でなぞると、
「あふっ」
 思わず出てしまった吐息に少女は戸惑う。
「もっと聞かせて……」
 そこを何度か往復するも、身構えてしまったのか可愛い声は聞かせて貰えそうにない。
 首筋から、鎖骨、脇と、肉の薄い線を選び、触れるか触れないかという距離でゆっくりと舌でたどる。
「はっ、あっ、や、ぁ」
 くすぐったくなっても良さそうなものだが、性的な快感としてその刺激をうけているようだ。
「あっ、あんっ、はぁぁん、あっ、あっ、あっ」
 反対側も指で、触れるように触れないようになぞる。下腹部。脇腹。
 敏感な場所を、とても敏感な場所は避けつつ、愛撫という言葉の文字通りに触れる。
 首筋に戻り、仕上げだと言わんばかりにそこに口付け、強く吸い上げると、少女は無言でぶるっと身体を震わせた。全身に鳥肌が立っている。軽く達したようだ。小学5年生にしてこれだけで達することができるというのは、驚きでもあり喜びでもある。

 僕は、あえて避け続けていた乳房へと舌を這わせていった。焦らすように乳房の周囲を……といってもあくまで乳房予定地といった範囲にならざるを得ないが……ぐるぐると彷徨う。そして少しずつ中心に向けて経を狭めていくにつれ、少女の息遣いがまた荒くなっていくのを感じる。
 はっ、はぁ、は、はぁ。
 乳房の中に何が入っているのか確かめるように、つんつんと舌で圧をかける動きを交える。そうして十分じらした後に、ようやく触れるか触れないかという距離でまるで大人のように成長した乳首に触れた。
「あぁ……」
 それだけで少女はまた体を震わせる。二度。三度。
 僕は11歳の乳首を口に含み、軽く吸う。もう少し強く吸う。反対側も。色素のない乳首がピンと音を立てるかのように隆起して、凹凸の少ない肢体にアクセントを加える。歯で甘咬みしながら、音を立てて吸い上げる。
「はぁっ、っ」
 それに乳首の頂上を舌で細かく舐めあげる動きを加えたところで、少女はまた限界を迎えた。

 僕は少女の脇に立ち上がる。上半身をさらけ出した少女は、夢うつつの表情で僕を見返している。見える限りの肌が全て上気して、夜の一室にピンク色の花が咲いているようにみえる。
「もっと気持ちよくなろう……」
 僕がそうささやくと、少女は薄く目を開けて、小さく頷いた。
 腰を支え、ドレスをさらに足の方へ下ろす。女児向けの、臀部がまだ発達していない身体に合わせた履き込みの深いショーツが顕になる。背伸びしていたドレスとずんぐりした女児向けショーツの対比が鮮やかだが、それにも手をかけて同様に脱がせていく。
 ショーツを摘んでつま先から抜き取るときに、意外な重量を感じ思わず声を出してしまいそうになった。見ると、クロッチからお尻にかけての部位がぐっしょりと濡れそぼってしまっている。アンモニア臭はしない、あるいはとても弱い。代わりに、膣分泌液特有の匂いが漂っている。二次性徴序盤でありながらこの濡れ方はすごい……いや、少なくとも僕が経験してきた女性で愛撫だけでここまで濡れるような人は居なかった。おそらく要るだろうと思い潤滑油を忍ばせてきたのだが、全く必要ないようにみえる。
 少女は膝から下をベッドから垂らし、上体を横たえている。僕は彼女の足の間に跪き、内股をフェザータッチでなぞりつつ、足を少しづつ広げてゆく。見てはならない場所が目に入る。ごく短くて産毛から陰毛になり始めたようなそれらに覆われたそこは、筋の部分だけが傷痕のようなピンク色で彩られている。足が広がるにつれ、陰裂の間からもう一組の襞がお目見えする。小陰唇の下部には小さな穴があり、そこを中心にひどく粘質の液体がまみれている。
 僕は太ももの間をかき分けるようにして、顔を近づけた。肉付きの薄い太ももが恥ずかしそうに締め付けてくるのだが、お構いなしだ。
 かき分けていった結果、陰裂の中が一望できてしまっている。小陰唇のすぐ奥が行き止まりになっており、小さな穴が空いている。処女膜だ。その少し上に尿道があり、さらにその上で小陰唇が合わさって閉じている。内臓の内側がそのままむき出しになったような、生々しい桃色。僕はその合わせ目にある小さな塊に指を伸ばし、遠慮がちにくるくると丸を描く。
「うぁぁ」
 困ったような声が聞こえる。
「こういうところは、触ったりしない?」
「あの、直接は初めてだから」
 ショーツの上からは触ったことがあるのだろうが、このように直接刺激したことはないようだ。僕は刺激が痛みに変わることのないよう、焦らずにゆっくりやさしく周囲を責め続ける。呼吸が荒くなり、高まりが時折声に変わって小さな唇の間から漏れ出る。
 皮に包まれたままの陰核を、軽くつまんで引っ張ってみる。
「うーっ、うっ」
 そんな動きを、なぞる動きに交える。指で核の周囲を抑えるようにすると、すっかり膨らんだクリトリスが先端だけ姿を露わにする。先端だけ見えたそれを、指の腹でぺた、ぺたと叩くというよりは触れて離すような動きで刺激すると、少女の戸惑いと快楽とが一気に増大したようだった。
「うっ、んぅっ、ぅぅぅ」
 少女はシーツをぎゅっと掴んで、初めての感覚に耐えている。首をもたげて、自分の性器がいいようにされている光景を凝視しているが、時折快感に負けそうになりぎゅっと目を閉じて耐えたりもしている。
 ぺた、ぺた。とん、とん、ぐる、ぐる。ぎゅっ。
 少女は、出てしまいそうになる声を両手で口を塞ぐことでなんとか抑えている。そのうち快楽への抵抗が潰え、僕の目の前の女子小学生はぶるっと細い太ももを震わせ、もう一度震わせると脱力した。

 僕は妙な感慨にふけっていた。11歳にしか過ぎない……昨日までは10歳にしか過ぎなかった女児が、わずかとはいえ胸の膨らみを見せ、全体的に小さくまとまっているとはいえ性行為に耐えられると思しき生殖器を備え、あまつさえ愛撫に対し絶頂という形で応えている。世間は11歳を過小評価しているのではないか、と感じる。
「気持ちよくなった?」
 僕はそうささやくと、恥ずかしそうに少女は頷き、もっと恥ずかしそうに、
「気持ちよすぎて怖くなりました」
 とささやき返した。
「今みたいなのをイクとか言うんだけど、またイってみたい? それとも、その直前くらいがいい?」
「直前くらいでお願いします」
 自分を思い出しても、子供の頃のほうが色々な感覚が鋭敏だったように思う。その鋭敏さを残したままで大人のする行為をすると、限度を超えるような気持ちよさとなって伝わってしまうのかもしれない。
 僕は頷き、次の段階へと進む。

 中指を唾液と愛液で湿らせ、達した直後で不愉快なまでに敏感になっているだろう陰核を避けてその指を膣内へ徐々に滑らせてゆく。すぐに行き止まりに到達するが、探ると小さい抜け穴がある。このあたりが処女膜だ。僕は、その深さを限度に指を出し入れしたり、回転させたりしてその辺りを触れられる感覚になじませた。うまくほぐしていけば、挿入時の痛みを減らせることができるだろう。この辺りはこれまで本人も含め誰も触ったことのない部位だ。
 少女の落ち着いていた呼吸がまた高まり始めたのを見計らって、僕は少女の陰核に舌をそっと当てた。しょっぱさと、独特の味が味蕾に伝わる。ひゃっという悲鳴と、慌てて口を抑える少女。
 僕はクリトリスを覆うフードを指で抑えるようにして剥き、とても敏感な部位をあらわにすると、舌全体でそれをなめ上げた。
「ああぁぁぁっ!」
 不意の強烈な快感に思わず大きな嬌声を上げてしまった少女だが、立て続けに陰核をなめ上げ続けられたためもう次の声は出すことさえできないようだ。
 思ったより強烈な反応に驚いた僕は、達させない約束を守るために刺激を一旦取りやめた。しかし、数秒ほど快感に抗っていた彼女が不意に全身を震わせてしまったのを見て、約束を守ることができなかったことを悟った。
 初めての性行為であるにもかかわらず、しかも前戯の途中でしかないのに、もう数度絶頂を迎えている。あまり前戯に時間をかけていると、それだけで彼女の体力が消耗しきってしまうかもしれない。
 僕は、多くの快楽を与えるという方針から、性交の準備に繋がる前戯にのみ手数をかける方針に転換した。
 僕は陰核にくちづけると、それを舌で軽くつついたり、圧迫したりと、若干遠回しな形で愛情を注ぐ。それと平行して中指を膣に挿入し、少し遠慮しながらも処女膜の空隙にそれを押し込めていった。
「痛くない?」
 ゆっくりと頷く少女。それを見て、僕は中指をさらに奥まで進める。声にこそ出していないものの、違和感や痛みはあるだろう。それらを少しでも和らげるために、僕は陰核へ快楽を与えつつ、それに紛れて指を進めていくことにした。
「ふぅーっ、ふーっ、うぅぅ」
 困ったような吐息を漏らし続ける少女に、問いかけてみる。
「どんな感じがする?」
 荒げていた呼吸を落ち着かせながら、少女は少し間を置いて、
「ドキドキします……もう引き返すことのできない所まで来てて、でもこれからもっとすごいことするんだなって思うと」
「もう、このくらい指が入ってるよ」
 入れていない方の手を見せ、中指の第二関節あたりを親指で指し示す。
「わたし、頑張ってますね」
 二人で密やかに笑う。
 僕はそのまま見つめ合いながら、抜ける直前のところまで指を戻してみる。内側に巻き込まれていた陰唇周囲の肉が、ゆっくりと元の形を取り戻してゆく。もう一度5cmほど差し込んでゆく過程で、ぐちゅっという大きな音が出てしまう。
「やあぁ」
 少女は両手で拳を作って顔を隠す。
「もっと聞かせて」
 僕はあえて空気が膣内に入り込むように指を曲げたりしながら、ゆっくりといやらしい動きを繰り返してゆく。
 じゅっ。じゅっ。じゅっ。ぞっ。じゅぷっ。ぶぶっ。
 心なしか、愛液の分泌が増えてきたように感じられる。
「気持ちいい?」
 顔を隠したまま、わかるかわからないかくらいで頷く少女。
「どのあたりが気持ちいい?」
「全部気持ちいいです……」
 正直に答えてくれるあたりが、信頼の証だと感じられる。初めての行為で、しかも羞恥心も限界まで来ているだろうに、二人の営みをうまくこなすために最大限の献身をしてくれている。愛しくて仕方がない。
「入口の方と中の方、どっちが気持ちいい?」
「奥の方に入って行く時……」
「ピリピリするような感じ?」
 頷く少女。
「気持ちよくなってるところ、見せて」
 そう言って僕は中指を奥まで挿入し、指を少し曲げておなか側の内壁に圧を加える。少女はおずおずと顔を隠していた手をおろし、ジェットコースターで身構える子供たちのようにシーツをギュッと掴んだ。僕は、曲げた中指をわずかに前後させる。
「あっ、はっ、はっ、はっ、はっ」
 たまらず、少女は息を荒げる。細かく波打った硬い内壁を指で圧迫しながら大きくなぞる動きを繰り返すと、呼吸は嬌声へと変わる。
「あっ、あっ、あぁっ、っ、や、あんっ」
 そこに陰核への刺激を加える。
「ああっ! やっ、ああああっ! っ、」
 声が途切れ、肉付きのない足が先端までピンと張り詰める。まるで異物を輩出するかのように高まっていた膣の圧力がさらに波のように高まり、緩み、それが繰り返される。
 こんなところでも達することができるのか……僕は感動に近い感覚を覚えていた。処女でありながら既に膣内で達することができるというのは、非常に恵まれた身体をしているのではないだろうか。

 快楽のあまり涙目になっている子供を目の前に、僕は仁王立ちになった。そのまま乱暴に服を脱ぎ捨てる。陰茎はもちろん最大に怒張し、その時を待ち望んでいる。
 僕は少女に覆いかぶさり、目と目で会話する。いい?はい。
 両足を持ち上げ、割れ目を大きく広げる。全てが明らかになり、あまりの光景に思わず目をそらしそうになる。小さい身体、小さい性器に、全てが詰まっている。
 僕は膝でにじり寄り、最も秘めたる場所に自分自身をあてがった。うまくそれができたかどうか自信がないままに、僕は挿入を試みた。

 うまくいかないままに、数分が過ぎた。少女の体が小さいためあまり体勢的に無理が効かないこと、処女膜があるため正しい場所に挿入しようとしているのか否かがわかりにくいこと、お互いに緊張して普段なら簡単にできるであろう全てのことがこなせないこと、など理由はあろうが、破瓜を前にして行ったり来たりしてしまっている。
「ごめん……」
 謝る僕を見て、少女は微笑みながら僕の頭を抱きかかえた。
「わたしのこと、優しくしないでください」
「優しく?」
「私が嫌がるんじゃないかとか痛がるんじゃないかとか、心配してるんですよね」
 無言で頷く。その行為ができないことは決してないはずだが、大人か子供かと言われれば確実に子供の方に属するだろうその小さい体を目前にすると、どうしてもどこかでこわばってしまう。
「優しい……大好き」
 そう言って少女は、聖母のように口付ける。
「わたし、ずっとこの日を楽しみにしてきました。だから、お願い、最後までやめないでください」
「そう……そうだね。僕もだ」
 僕は決意を新たにして、少女の初めてをもらうために手管を尽くすことにした。
 少女をベッドから降ろし床に立たせ、上体だけをベッドにうつ伏せにさせる。ピンクにただれた性器がおしりの間から顔をのぞかせ、性交を待ちわびている。僕は少女の背中に覆いかぶさり、足を広げて先端を膣腔にあてがう。これまでの努力がなんだったのかというくらい、お互いの凹凸がぴったりした位置で合わさった。後は少し力を入れるだけだ。
「いくよ」
 僕は少女の耳元でささやくと、うん、という子供のような小さい返事が帰ってきた。
 僕はその薄い身体を背中から羽交い締めして、動けないように……もう少し露骨に言うと逃げられないようにした。それから思い切って、軽い身体を僕の腰へと引きつけた。陰茎が少しづつ幼い肢体にめり込んでいく、ずるるる……という感覚があり、先端が小さい穴をくぐり抜ける感覚があったかと思うと、唐突にぶちんという音が……実際には聞こえていなかったにしろ……あたりに響いた。
 少女はあくまで無言だ。僕はそれをいいことに、全く未開拓の陰裂を奥まで切り開いていった。
 この感覚をなんと表現したら良いのだろう。小さい手で、ペニスの先端を掴まれているような感覚。その握力は不自然に強く、体温は熱い。どくん、どくんと波打っているが、これはどちらの鼓動だろうか。
 お互いの身体が馴染むように、しばらくその体勢で静止する。内側でつながったお互いの性器だけが脈動している。
 ああ、と思う。少女の白い肢体が、薄暗い部屋に浮かび上がっている。細い腕、太くない太もも、肉付きのないお尻、そういった全体的な薄さもさることながら、全ての寸法がいちいち小さいことが目前の少女がまだ小学生に過ぎないことを否が応でも思い起こさせる。頼りない身体を頭から背中、さらにその下へと見下ろしていくと、突如として大の大人の陰茎が身体を貫いている。もう一度、ああ、と思う。愛しい少女。愛する女。歳の差や、そもそもの幼さが僕達の愛の成就を阻害し続けた日々を思い出して、感慨にふける。しばらく前までは、このような光景を目にすることができるなどとは思っても見なかった。
 お互いに身動きしないまま、ただつながっているだけの交わりであったが、至福のあまり何も見えなくなり頭が白くなる。僕は射精を伴わない絶頂を迎えていた。
 どくどくと波打つ陰茎。ぎゅう、ぎゅうと脈動する膣腔。時折自分のかすれたような音が声帯から漏れ出るのが、どこか他人事のように感じられた。
 そして、荒く息をついて我に返った。みると、少女も時折全身を軽く震わせ、
「あ………あぁ………っ……」
 とごく小さい声で喘ぎ声を出している。
「嬉しい……」
 少女はそう言って、また身体を震わせた。
「こんなの初めてだけど、頭が真っ白になっちゃったよ」
「わたしもです……あっ……っ」
 懸命にそう言って、少女は肩越しに僕を振り返る。目には涙が光っていたが、上気したその表情からはこの上ない喜びと、これからの営みへの期待が読み取れた。同時に、大人とは違うぷっくりした頬の線に気づいた僕は、児童を犯しているという今の状況を再認識して満たされたような緊張するような不可思議な感情を覚えた。

「少しづつ動くからね」
 少女の表情を楽しめる体位を取ろうかとも思ったのだが、一旦抜いて再度入れるのも身体の負担になるだろうと思い、このまま背後から犯すことにした。
 身体が動かないように抱きしめ、腰を引き、戻す。動くとさすがに痛むのか、こらえるような声が漏れ聞こえる。ゆっくり抜き、丁寧に入れ、味わいながら抜き、労るように入れる。それを試すように繰り返す。僕の陰茎は本当にこれ以上ないくらいに怒張しており、少女の吐息が聞こえるたび、膣壁で摩擦されるたび、少女の美しい後ろ姿が眼に入るたびさらにその硬さと大きさを増すかのようだ。僕は、少女が痛みではなく快感を感じることができるよう祈りながら、最大限の繊細さを持って営みを続けた。
 ふと気付き、動くのをやめる。僕は奥深くに入り込んだまま、おもむろに指を陰核に伸ばした。
「んっ……」
 そのまま、ぽちりと硬くなったそこを指でつまみ、ゆっくりと圧を加える。ぬるぬるしたそれがますます硬くなるのがわかる。力を抜き、またつまむ。数回繰り返すうちに、少女の吐息が痛みでなく快楽に由来するものに変わっていく。大胆に皮をむいて直接敏感な部位を撫でると、思わず出てしまったと思しき大きめの喘ぎ声とともに、ただでさえ狭い膣がさらに力強く締め付けてくる。それが刺激となり僕の陰茎がさらに硬さと角度を増し、それがさらに少女への刺激となって膣がさらに強い力で握りしめてくる。
 僕はその行為に夢中になり、何度も繰り返した。
「ん、あ、はっ……あっ、く、んんっ」
 秘めた吐息が漏れる。
「あっ、ああっ、あん、きも、ちいい……」
 自分では気づいていないようだが、いたいけな少女はわずかとはいえ自分で腰をこちらにこすりつけるようにして快感に応えている。目の前で、全裸の小学生が、大人の陰茎に貫かれ、舌足らずな声で喘ぎ、腰を振っている。僕は自分でも意外なほどその光景に狼狽した。
 クリトリスへの刺激を続けながら、彼女の蠕動に応えるように僕も挿抜を再開した。彼女が腰を押し付けてくるのに合わせ、突く。すると少女が鳴く。ゆっくりと離れる。また彼女が求めてくるので、犯す。犯す。犯す。僕も彼女もこの場をわきまえてきたため、どうすれば気持ちよくなれるか、どうすれば気持よくさせることができるかが理解できてきた。早すぎず遅すぎず、強すぎず弱すぎずという具合に調節しながら、お互いに性的なやりとりをする。それがうまくいっていることは明らかで、少女は快楽に自分が持って行かれないように必死にシーツを掴んで耐えている。真白い背中には玉のような汗が吹き出ており、それらの幾つかが連なっては筋になって落ちていく。
「はっ、はっ、はっ、はっ、んっ、……はっ、はっ、はっ、あっ、ああああっ、はっ、く、あんっ」
 少女の発する荒い息遣いと時折発する鋭い嬌声、それとぺたぺたというお互いが離れては繋がる音、そしてくちゃくちゃという咀嚼に似た音。聞こえてくる全ての音は、11歳になったばかりの少女が出すことなどとても社会が容認しそうにない類のものばかりだ。
「あっ、あっ、あっ、あっ!、あっ、あっ!」
 声を忍ばせるのを諦めたのか、少女の声が遠慮のないものに変わっている。
 僕は残っていたもう片方の手を、一足早く成長しつつある乳首に手を伸ばした。最初は丁寧に、徐々に力強くそれをつまみ、捻る。律動を繰り返していくうち思わず遠慮がなくなってしまい、乱暴とも言えるような扱いになってしまうが、少女は返ってそれを快楽として受け止めなおも大きい声で鳴いた。
 ぎゅうと乳首をつまむ。
 ぎゅうとクリトリスをつまむ。
 それを、今や大人の女と同じことをしている時と変わらない、あるいはそれ以上に力強い腰の動きに交えて、犯し続ける。
 そうしているうちに、突如膣の締め付けが強くなる瞬間が来た。
「あっ、きちゃう、またきちゃう!」
「いきそう?」
「うん、あっ、またいっちゃう!」
 僕もそろそろ限界が近い。
「じゃあ、一緒にね」
 僕は息を詰めると、両手で彼女の小さく頼りない肢体を抱きしめるようにして固定し、スパーリングするボクサーのようにガンガンと突き崩していった。
「ああっ、あっ、あっ、っ!っ!く、あ、あああっ、っ」
 もう幼い声すら出てこず、少女はただ乱暴な動きに翻弄されている。とはいえ痛みにさいなまれているわけではなく、それどころかその動き全てを快楽として受けとめているようで、膣の締め付けはますます強まっていく。
 不意に少女の声が途切れ、雷に打たれたように全身がのけぞった。その体勢が数秒続き、ぶる、ぶる、と小さく二度ほど全身を震わせると全身をベッドに投げ出した。

「ぁ……ぅ……」
 絶頂の余韻に浸る少女のかすれ声を聞きながら、僕は初潮の兆候すら見られない子供の胎内に、全力で吐精した。じゅう、じゅう、じゅう、と繰り返し白濁液が送り込まれているが、陰茎がみっちりと未成熟の膣に握りこまれているためなかなか射精が終わらない。時間をかけてようやく射精しきった僕は、尿道内に残る精液を残らず出し切るように何度か力を入れた。そして満足すると、大きな陰茎を小さな女陰から引きずりだした。
「はあ……」
 そうして、少女を背後から抱きしめるようにして脱力する。そのまま、二人で初めての営みが思った以上にうまくいったことに満足して、余韻に浸る。
 呼吸が落ち着いて、密着状態から離れて少女の股間を見やると、内股が愛液と破瓜血でどろどろに染まっている。人の体の一部とは思えないほど鮮やかに染まった女性器周辺を、愛液なのか精液なのかよくわからない白い半透明の液体が泡混じりに覆っている。
 突如、膣から白い粘性の液体が大量にどろりと漏れ出て、そのまま長い糸を引きながら床にこぼれ落ちた。立て続けに数度、どろり、どろりと精液が逆流する。
「わぁ………」
 間の抜けたような、困ったような声を少女があげる。
「いっぱい出しちゃったからね」
 そう言って僕たちは、少し恥ずかしそうに笑いあった。

 お風呂にお湯が満ちる頃には、少女はすっかり寝息を立ててしまっていた。
 僕は苦笑いしながら小さい体をタオルで拭き清め、横に並んで手をつないだ。
 おやすみ、と小さくつぶやいて、明かりを落とす。まだ寝るには若干早い時間だったが、今日という日に満たされきった僕はそれ以上一人で起きている気になれず、幸せを噛み締めながら眠りについた。

 二人は、ほぼ同時に目が覚めたようだった。お互いに少しもぞもぞした後、なぜここにいるのか、昨日何をしたのかを思い出す。
「わ」
 と小さい声が聞こえ、シーツが剥ぎ取られていく。ベッドの上にちょこんと座った少女は、そのままグルグルとシーツで自分の体を隠すように包んでいく。全裸の自分に気づいて恥ずかしくなったようだ。
 必然的に全裸の僕がベッドに取り残される。
「きゃ」
「おはよう」
「おはよう、ございます。あの、その」
「僕にもちょっとだけかけてくれると嬉しいかな」
「はい、それはもう」
 端っこに余ったシーツがひらひらと僕の体にかけられ、ひとまず落ち着く。
「やっぱり恥ずかしい?」
「恥ずかしいです……」
 今更恥ずかしいもなにもなさそうなものだが、いきなり全裸で闊歩されるよりは恥じらいをもって接してもらったほうが嬉しい気もする。シーツを剥がすように引っ張ると、身体を守るように引っ張り返される。じゃれるように綱引きをしているうちに、外が思ったより明るいのに気づいたようだ。
「時計……あ!チェックアウトじゃないですか?急がないと」
「あれ、言ってなかったっけ。言ってないよね」
 ニヤッと笑って、僕は続ける。
「実は3泊予約してまーす。月曜日はお休みにしました。火曜の朝はここから直接行けばいいし」
「ええと、うわぁ……」
 カレンダーを頭に浮かべながら色々計算したらしき少女は、その結果に満面の笑みを浮かべる。
「嬉しい!」
 僕も思わず表情をほころばせる。
「何がしたいですか、お嬢様。ネズミの国に遊びに行ってもいいし、街に行ってもいいし。ホテルの庭の散歩でも、なんでも」
 少し考えた彼女は、シーツを頭から被った。目だけだして、そして恥ずかしそうに、
「……また、昨日みたいに、したいです」
 と言って、恥ずかしさを隠すようにシーツごと飛び込んできた。
「喜んで、お嬢様」
 シーツおばけを抱きしめて、そう答えた。また素晴らしい今日になりそうだな、と思いつつ。
「じゃ、まずは朝食食べに行こうか」
 そう言って立ち上がろうとする僕の手をシーツおばけは引っ張り、恥ずかしそうに、
「その前に、一回だけ、して欲しいです……」
 などと言うのであった。
 いたずらを告白された親ってこんな感じだろうか?などと思いつつ、僕は少女の要求に応えるべくシーツの彼女を引き寄せた。顔だけシーツからのぞかせた少女は恥ずかしそうにしながらも疑いのない笑顔を浮かべ、さながら純白のウェディングドレスに身を包んだ花嫁のようだった。
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2017/09/11 17:23:40(UUElWPI0)
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