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少女との体験

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掲示板概要
カテゴリ: スクールガール白書
掲示板名: 少女との体験
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1:仔猫
投稿者: 猫を拾った男
去年の冬のこと。アパートの隣の部屋の前で、仔猫を拾った。

俺は仕事が終わり、独り暮らしのアパートの2階への階段を上がった。
階段を上り切り、自分の部屋の方を見ると、隣の部屋のドアに背中をつけて、その仔猫がしゃがみこんでいた。
隣の部屋の前で住人は、顔見知りだったが、少し前に引っ越して行き、今は空室のはずだった。

俺は不審に思い、その少女に声をかけた。「あの…」
「はい?」
顔を上げた少女を見ると、薄く化粧をしているが、どう見ても高1か、ひょっとすると中学生くらいにしか見えない、あどけなさだった。

「その部屋の男、待ってるの」
「あ、はい。お知り合いですか?」
「ケンジっていう人だろ?その男なら、しばらく前に引っ越して行ったよ」
俺がそう言うと、少女の顔がみるみる泣き顔に変わっていった。
俺は戸惑った。

「ケンジと、ここで会う約束してたの?」俺が聞いても、弱々しく首を横に振るだけだった。

「そうか。でも、ここで待っててもケンジは帰ってこないよ。もう遅いから家へ帰りなさい。」
俺がそう言うと、
「はい…」
と答え、ふらつきながら立ち上がると、俺にペコリと頭を下げ、少女は階段を降りていった。

『ケンジに騙された娘かな?そんなヤツには見えなかったけど…』
俺とそいつは、部屋が隣で年も近い、お互い独身ということで顔見知りになり、会えば立ち話をする程度だったが、何度が一緒に飲みに行ったことがある。
引っ越しの時も、ちゃんと俺の部屋に来て挨拶をして行ったが、引っ越しの理由や行き先は、話さなかったし、こっちも特に聞かなかった。

俺は部屋で着替え、風呂に入り、一休みしてから外で飯を食おうと、玄関ドアを開けた。
するとなんと、さっきの仔猫が、さっきと同じ姿勢で隣の部屋の前で座り込んでいた。
さっき声をかけた時から、1時間ほど経っていた。
「あの…なんで?」
俺が声をかけると、少女はびっくりしたように顔を上げた。
「俺が嘘ついてると思ってる?」
「あ…あの、そうじゃないです。でも、あの…」
彼女の様子から、俺はこの娘は家出娘かもしれない、と思った。
「なんか事情がありそうだな… そこは寒いから、よかったら入りな。」
俺がそう言っても、少女はうつむいたまま。
「独身男の部屋に入るのは怖いか?」
彼女は弱々しく首を振った。
「なら、早く入りな。風邪引くぞ。」
そう言うと、ようやく彼女は立ち上がり、俺の部屋に来た。
しかし、玄関で立ったまま、靴もコートも脱がず、立ち尽くしている。
「大丈夫だよ。ここのアパートは壁が薄いから、君が悲鳴を上げればすぐ、他の住人がすっ飛んで来るから」
俺が冗談めかして言うと、彼女はくすっと笑い、小さな声で「お邪魔します」と言って、上がってきた。
だが、コートは着たままで、こたつの横に正座してうつむいている。

俺がその夜、その娘から聞き出した事情は、こうだった。
彼女とケンジは1年ほど前、SNSで知り合い、メアド交換してメールのやり取りをしていた。
会ったことはなかったが、メールの中で告白され、今は恋人同士なのだそうだ。
去年のバレンタインにチョコを送りたいと言ったら、ケンジはここの住所をメールに書いてよこし、チョコは無事に彼の手に届いた。
ケンジはいつも、「君は僕の住所をしってるんだから、何かあったらいつでも来ていいんだよ」とメールに書いていたそうだ。
ところが、その日の朝、彼女が母親と大喧嘩して家を飛び出した後、ケンジに今から行ってもいいかとメールをしたが、返事がない。
不安に思いながらも、仕事が忙しくてメールを返す暇がないのだろう、と自分に言い聞かせ、ここまで来てしまった、と言うのだ。
彼女の家は、ここから2つも隣の県で、小遣いを貯めておいた金で、電車を乗り継いで来たらしい。
スマホで電車の時間を見てみたが、今夜中に彼女の家まで行ける電車は、すでになかった。

「事情はわかったが、俺もケンジが今どこにいるかまでは知らないし、君は家に帰るしかないと思うけど、もう電車もないな… 俺としては、警察に保護してもらうのが一番安全だと思うんだが…」
俺がそういうと、彼女は強く首を振り、
「け、警察はやめてください! あの…図々しくてすみません。今夜だけ、ここに置いてもらえませんか?お金はあるので、明日になったらひとりで帰れますので…」
「君がそうしたいならかまわないが、しかし、今夜君が眠ったら、俺は君を襲うかもしれないぞ?いいのか?」
「そしたら、悲鳴を上げます。私、眠りが浅いから、大丈夫です」
彼女は少しだけ、悪戯っぽい笑顔をつくって、そう言った。

俺の部屋には、1年前に別れた彼女が泊まりに来ていた頃に使った布団が、クローゼットの奥にしまってあった。
俺はそれを引っ張り出し、自分のベッドの横にこたつをくっつけ、その向こうに敷いてやった。
狭い部屋だが、間にこたつという障害物を挟むことで、少しでも少女を安心させようという配慮だった。

彼女は礼を言うと、コートを脱ぎ、セーターも脱いで、シャツとジーパンは着たまま、布団に入った。
セーターを捲って脱ぐとき、俺は思わず少女の胸の膨らみをチェックしてしまったが、それはシャツの上からではほとんど形がわからない程の、かすかな物だった。

『いくら若い娘が部屋に泊まってると言っても、こんな子供に手を出す訳にはいかないな…』
俺は、その夜彼女には指一本触れなかった。


翌朝、俺は彼女に食事(と言ってもトーストにバターを塗った物と、コーヒーだけだが)をさせると、仕事に出る時に一緒に出ようと言った。
しかし彼女は
「帰る前に母に電話して謝ります。心配してるかも知れないので」
と言うので、俺がいたら話しづらいだろうと思い、アパートの合鍵を渡して仕事に出た。
彼女は、出る時に鍵をかけたら、合鍵はドアポストから中に落としておくように頼んでおいた。


その日、俺が仕事が終わり、部屋の前まで戻ると、なんと中の電気が点いている。
ドアノブを回すと、鍵もかかっていない。おそるおそるドアを開けると、今朝、家に帰って行ったはずの少女が、狭いキッチンで料理をしていた。
「ちょっ!なんでだよ?」
俺に気づくと彼女は
「ご、ごめんなさい!あの…」
俺は彼女の両手を掴んでこたつの前に座らせ、
「家に帰るって約束したじゃないか!なんで?」
すると彼女は泣き顔になり
「お、お母さんが、もう帰って来るなって…」

俺は彼女が、母親とどんな会話をしたか、聞き出した。

電話をすると、当然母親は激怒しており、昨晩はどこにいたのかと問い詰めて来た。彼女は正直に、彼氏を頼ってこの町に来たが、引っ越してしまっていて会えなかった。昨夜は隣の部屋の親切な人に泊めてもらった、と告げたそうだ。

すると母親はますます激怒し、
「お前みたいな娘が身体で誘えば、泊めてくれる男はいくらでもいる。そうやって何日でも男の家を泊まり歩いていればいい」と、彼女が泊めてもらう代わりに部屋の主(俺のことだ)と身体の関係を持ったと、決めつけて来た。

彼女が、そんなことはしていない、夕べは本当に何もなかったと言っても一切耳を貸さず、
「もう顔も見たくないから帰って来るな」と怒鳴って一方的に電話を切った。

ここまでの話を聞いて俺は、
「何にしても、君はこれ以上ここにいるべきじゃない。今から俺が車で送っていくから、お母さんに会ってちゃんと話さなきゃダメだ!」
と言って、彼女の手を掴んだ。

すると彼女は
「いや!いやです!もう、あんな人の所になんか帰りなくない!お願いします。もう少しここにいさせてください。」
と、泣きながら訴えた。

彼女が母親の事を「あんな人」と呼んだのを聞き、おれは『これは何か、深い事情があるのでは?』と思った。

「そもそも君は、なんで家出なんかしたんだ?お母さん殿様喧嘩の原因は、なに?」「お母さんが、家に男を連れてこようとしてるんです。お父さんのことを忘れて。そんなの絶対許せない!」
それから彼女は、自分の家庭の事情を、俺に話してくれた。

彼女の父親は3年前に病気で亡くなり、それ以来母親と二人で、それなりに仲良く暮らしていた。
ところが最近になって、母親に恋人ができたらしく、再婚したいと言い出した。

彼女は亡くなった父親のことが大好きだったので、母親が恋人を作ったこと自体、亡き父への裏切りに思え、母親を激しく非難した。

母親は幾度となく、彼女を説得しようと試みたらしいが、彼女がガンとして受け付けなかった。

「そんなにその男と一緒に暮らしたいなら、家に呼べばいいじゃない!その代わり私が出て行くから!」
彼女がそう言うと母親は
「そんなら、どこへでも好きな所へ行きなさい!私も勝手にするから、あんたも勝手にすれば!?」
と怒鳴り返した。
で、彼女は荷物をまとめて本当に家を出てきた、という訳だった。

「君の気持ちは分かるけど、君はまだ15才だろ?学校のことだってあるし… そこまでお母さんとこじれてるなら、児童相談所に間に入ってもらえばいいんじゃないかな? 俺の今度の休みに、君の町の相談所へ行って、俺が事情を説明するから」
「それまで…相談所に行くまで、ここにいていいんですか?」
「…しょうがないな。家に帰れないと言ってるのに追い出す訳にもいかないし… その代わり、約束だよ。明日お母さんにもう一度電話して、とにかくここの住所と俺の名前を伝えること。でないと、俺が君を誘拐したって言われても、弁解できないよ、これじゃあ」

彼女の母親に、自分の住所氏名を知らせたら、そのまま警察に訴えられるリスクもあったのだが、逆にそうすることで、母親がここまで迎えに来るかも知れない。そうなれば、多少母親に詰られるかもしれないが、とにかく一件落着だ。その方がいい。
しかし、なぜ俺はこの時、休みを取ってでもすぐに、彼女を児相に連れて行かなかったのか?

大人として、未成年の家出娘を親元に返した方がいいと思う一方、たとえあと1日2日でも、この娘を自分の元に置いておきたい、という気持ちが芽生えていたのかも知れない。

彼女を見つけた日が月曜、母親に帰って来るなと言われた日が火曜だ。週末まであと3日もあった。

翌日、彼女は約束通り母親に電話をして居場所を伝えたが、やはり帰ってこいとも迎えに行くとも言わなかったそうだ。

その日、彼女は俺が仕事に行っている間に、近所の衣料品店に行き、可愛いパジャマを買ってきた。

その晩、俺が眠っていると、布団の中に、何か暖かい物が潜り込んできた。
俺がびっくりして目を覚ますと、なんと彼女だった。

「な、なにやってんだ?」
「どうして…どうして何にもしてくれないんですか?3日も同じ部屋で寝てるのに。私に魅力がないから?」
「何いってるんだ?君はケンジの彼女なんだろ?そんなことできる訳ないじゃないか!」
「私…分かったんです。バカだったって。会ったこともない人に、メールなんかでコクられて、恋人になった気になって… でも、ここに来てからもケンジさんに何度もメールしたのに返事もない。結局あの人は、私とリアルで付き合う気なんてなかったんです。」
「…」
「ケンジさんのことは、もう諦めました。それより私、今はあなたのことが…」
「そりゃあ…」
「調子いいこと言ってるのはわかってます。そんなに早く切り替えられるのかって…でも…恋に落ちるのに時間なんて関係ありません。」

「…正直に言えば、俺も君に惹かれ始めている。けど、俺は出会って3日しか経ってない娘と、そんな関係にはなれない。」
「それなら、明日からも毎晩、あなたのベッドに潜り込んで誘惑し続けます。抱いてくれるまで…」
彼女は俺の、惹かれているという返事に自信を得たのか、そう言って悪戯っぽい笑顔で笑うと、俺の胸に顔を埋めて来た。
その晩俺は、辛うじて彼女に手を出さずに済んだ。

翌日の晩は、俺がベッドに入ろうとすると、当然のように一緒に入って来た。
いつまでも素っ気なくするのも可愛そうな気がしたので、俺が右腕を伸ばすと、それを腕枕にして、背中に腕を回してきた。
彼女の微かな、でもとても柔らかな膨らみが俺の胸に当たる。
俺は彼女の背中に左手を回し、抱き返すような体制になって、背中とお尻を撫で回した。
その晩は、そこまでだった。

次の晩、彼女は俺の腕枕に収まると、右手を背中に回さず、いきなり俺のぺニスを握ってきた。
「あっ!こら、ダメだよ」
「あ、ごめんなさい。痛かったですか?」「そうじゃないけど、清純な中学生が、そんなことしちゃダメですよ!」
俺は彼女の挑発があまりに露骨なので、可笑しくなって、わざと真面目くさった言い方をした。
「私、清純なんかじゃありません。これでも結構エロいんですよ。」
「じゃあ、男としたことは?」
「それは…ないです」
彼女は顔を赤らめた。
「身体を触らせたことは?」
「触られたことなら…」
それは多分、電車で痴漢にお尻を撫でられ他とか、その程度の話だろうと想像した。

そんな話をしている内に、彼女の手の動きがどんどん早くなり、俺はヤバイ感じになってきた。
俺は彼女の右手首を掴んでぺニスから引き離し、左手首も掴まえて、仰向けに押さえつけた。
「もう!どうなっても知らんぞ!」
俺がそう言うと、彼女は熱い視線で俺を見返してきた。

俺は彼女のパジャマのボタンを外し、ティーシャツを首まで捲り上げた。
『かわいい!』
世の中にこんなに可憐な乳房があるとは…
昔、ロリの友達に、女子中学生のヌード写真を見せてもらったことがあるが、それは、小振りの山の頂点が少し濃い肌色で円になっているだけで、乳首らしきものは見当たらなかった。
しかし、今目の前にあるのは、頂点で柔らかそうなピンク色の乳首が、ぷくっと盛り上がっている。
膨らみの形も、小さいなりに均整が取れていて、美しかった。

俺がずっと彼女の胸を凝視して動かずにいると
「や、やだ!そんな見ないでください…恥ずかしい…」
と、ますます顔を赤くした。

俺は彼女の左の乳首の先に、おそるおそる舌を着ける。
「ひゃっ!」
「あ、痛かった?」
発育途中のJCの胸は、軽く触られただけでも痛い、という話を聞いたことがある。
「いえ… なんか、ぞくぞくって…」
俺は安心して、乳首を口に含み、舌先で愛撫した。
次第にそれは、固くしこり、唇の間でくわえられるほどになった。

「あっ!あん!あっ…あっ…」
次第に彼女は、控えめな声であえぎ始めた。
嘗めるたびに、全身で跳ねるように反応する。

俺は右の乳首も愛撫して固くさせながら、パジャマのズボンの中に手を入れ、パンツの上からそこに触れてみた。
薄い布の上からでも、中がしっとりと濡れていることが分かった。

次はクンニ…と思ったが、こんな状況になっても敬語を使って話す彼女を、ちょっと虐めてみたくなった。

「濡れてるな。パンツの中びしょ濡れじゃないのか?」
「そう…ですか?」
「ここ、嘗めてもいい?」
「えっ?」
「クンニって、知ってるだろ?」
「…はい」
「嘗めてもいい?」
彼女はコクンとうなずいた。
でも、俺は言葉に出して聞きたかったので、意地悪くもう一度
「嘗めてもいいのか?」
すると彼女は
「はい…お願いします…」
と答えてくれた。

俺は彼女のズボンとパンツを一緒に脱がし、股間に顔を埋めた。
思った通り、そこはすでにびしょ濡れだったが、大陰唇がぴったりと閉じて、指で開かないと中の襞やクリトリスは見えなかった。
陰毛は、ワレメの上端付近に薄い茂みを作っているだけ。

俺は1年前まで同世代の彼女がいたし、その前にも何人かと付き合い、身体の関係を持った。
しかし、みんな成人し、成熟した女性だぁたし、処女でもなかった。
俺にとって、これ程幼い、未成熟な身体を見るのも触れるのも、はじめての経験だった。

固く閉じた襞を押し開くように、下から上へ嘗め上げると、彼女はまた
「ひゃっ!?」
という驚きと戸惑いの入り交じった声を上げた。

グルーミング…俺は親猫が子猫の毛繕いを、してやるみたいに、何度も繰り返し、彼女のそこを嘗めてやった。

俺は、親猫が仔猫を繰り返し嘗めて落ち着かせるように、淡々と嘗め続けた。
ただし、前カノとの何十回もの交わりで磨いた技を、無意識に駆使していた。

緩急をつけ、時に焦らし、舌先でクリの包皮を剥き上げてなめ転がし、膣口にも舌先を軽く押し込み…

淡々とした俺の行為とは反比例して、彼女の反応はどんどんエスカレートし、太ももで俺の顔を挟み込んだり、俺の後頭部に手を添えて引き寄せるようにしたり、競り上がったり…その都度、全身でビクッビクッと跳ねるように反応するのだった。

俺とこの娘では、性経験が違いすぎる。あまり急速に追い詰めては、かえって辛いのではないか?

俺は心配になり、一度そこから口を離した。
ところが彼女の方を見ると、深刻な表情で俺を見つめている。

「男の愛撫が止まったら、次は挿入をしようとしている合図だ」
などという知識を、誰かから聞いていたのかも知れない。

彼女が、いよいよその時が…と覚悟を決めているなら、期待に応えなければ。
まして、俺のそこは、さっきから痛いほど固くなっていて、いつでもOKな状態だった。

俺は、トランクスを脱ぐと、彼女の股間に入って行った。
彼女はその様子を、真剣に見ている。
先端を膣口に当て、軽く押して見る。
「いっ!」
思わず、といった感じで、彼女が苦痛の声を上げた。

『狭すぎる…』

処女を相手にしたことがない俺。まして相手は身体ができていない、中学生だ。
その入り口の余りの狭さに、戸惑った。

こんなにも小さな物に、無理に押し込んで、壊れたりしないだろうか?
知識としては、女性のそこは、見た目より弾力があり、濡れてもないのに強引に押し込んだりしない限り、大丈夫だと、知っていた。

だが、実際にペニスの先を当ててみると、さすがに不安になり、俺はためらった。

すると彼女が
「だ、大丈夫ですから…続けてください『」
と、消え入りそうな声で行った。

「我慢できなかったら、そう言うんだよ」俺は覚悟を決めて、亀頭あたりまで押し込んでみた。
「んっ!くっ!」
彼女の顔が苦痛で歪む。
「大丈夫か?」
彼女がコクンと頷く。
「もうやめようか?」
俺が言うと、彼女は大きく首を振って
「やめないで…だ、抱き締めてくたさい…おねがい…」
俺は彼女の上に覆い被さるようになり、少し抱き起こして、両手を彼女の背中に回した。
すると彼女は、俺の背中に手を回し、しがみつくように抱き返して来た。

俺はそのまま、小刻みに腰を動かし、少しずつ彼女の中に入って行った。
「うっ!ぐっ!」
俺が動くたび彼女は低くうめきながら、俺にすがるようにしがみついてくる。
『なるべく早く終わらせないと、苦痛が長引くだけだな。でも、ペースを上げたらもっと痛いだろうし…』

レイプなどで、女性の苦痛を顧みず、強引にねじ込めば、締め付けがキツイ分、男は強い快楽を得られるかもしれない。
だが、大切に思う相手になるべく苦痛を少なくして、いい形で初体験を済ませるには、男の方にかなり配慮が必要らしい。
俺はこの時、そのことを思い知った。

時間はかかったが、ようやく俺の先端が、彼女の奥に突き当たった。
ホッとしたと同時に、ここまでたどり着くまでの未体験の締め付けと、膣内の温かい心地よさに、俺はほとんど動かずに射精してしまった。

それが彼女にも分かったようで、
「終わったんですね?私たち、結ばれたんですね?うれしい…」
と涙を流した。

俺は、ペニスを抜き取ると、彼女の側に横になった。彼女がより添ってくる。
まだ震えている声で
「私、こんな風に、好きな人と結ばれる時のこと、ずっと想像してたんです。でも、想像の中の相手は、いつもうんと年上の人ばかりで…ファザコンなんですかね?」と言った。

そんな彼女が堪らなくいとおしく思え、俺は痛いほど抱き締めた。


土曜日がやって来た。
俺が彼女を児童相談所につれて行くと約束した日だ。
だが、俺はもうその時点では、心から彼女を手離したくないと思っていた。

俺は児相に行く前に、意を決して彼女の母親と電話で話してみることにした。

母親の携帯にかけると、間もなく出た。
俺は名を名乗り、彼女を預かっている経緯を簡単には説明した。
「…それで、今日は休みなので、これから娘さんをそちらにつれて行こうと思うんですが、あなたは娘さんに、帰ってくるなと言ったそうですね。それは本心ですか?」
すると母親は
「娘にそう言ったのは事実です。私には今、再婚を考えている人がいます。でも娘は反対して、話も聞いてくれない。こんな状態で娘が家に戻っても、うまくやっていけるとは思えないので」と言った。
「それでも、あなたは母親だ。娘さんを家出させたままって訳には行かないでしょう?」
「そうですね…あの子はまだ15だし、18才までは、親の都合で一緒に暮らせない子を、見てくれる施設があるようなので…」

俺は母親の言うことがあまりに身勝手なので、次第に腹が立ってきた。
「つまりあなたは、彼女を棄てようとしてるんですね?」
「…そう言われても仕方ないですね。でも私はあの子のために再婚を諦めることは、どうしてもできない…」
「あんたが娘さんをいらないというなら、俺が貰います。」
母親は、さすがに驚いたようだった。
「…それは、養子に貰ってくださるということですか?」
「いいえ。彼女はもうすぐ16になりますよね?親のあんたが同意すれば、結婚できるはずです。それを待って、俺が彼女を嫁にもらいます。まさか反対はしないでしょうね?」
「…娘も、それを望んでいるのですか?」「もちろんです。」
俺は勢いに任せて、彼女の意思も確認せず、返事をしてしまった。

「そういうことなら、あなたにお任せします。ちょっと娘に変わってもらえますか?」

俺は彼女に携帯を渡した。
彼女はいくつか、母親に確認されているようで、平坦な声で
「うん…うん…そうだよ…わかった…」
と、返事をしていた。
電話を切ると、いきなり泣き顔で、俺にしがみついてきた。

「わ、私…本当に親に棄てられる所だったんですね?…そうなる前に、ギリギリで、貰ってくれる人ができて、本当によかった…」
「勝手に決めちゃってごめんな。でも、俺たちはもう家族だから、安心しな…」
俺は彼女をきつく抱き返してやった。

数日後、彼女の母親から、婚姻届と親権者の同意書が届いた。
「娘をよろしくお願いします」
という短い手紙が添えられていた。

春になり、彼女は中学を卒業した。(3学期は出席しなかったが、日数は足りていたようだ。卒業証書は母親が受け取り、俺の家に郵送してきた。)

高校をどうしようか?と相談したが、彼女は、高校の勉強より、主婦になるのだから、家事や育児など、学ばなければならないことが沢山あるから、行きたくない、と言った。
俺は彼女の「育児」という言葉にドキリとした。しかし、俺たちは初めての時以来、ずっと避妊なしてやってるので、近いうちにそうなる可能性は存分にあった。

結局彼女は、通信制の高校に通うことになった。
俺が仕事に行っている間、家事の合間に結構熱心に勉強しているようだ。

6月になり、彼女の誕生日が来るのを待って、俺たちは婚姻届を出し、名実ともに家族になった。


1年前の冬、俺は隣の部屋の前で凍えそうになっていた子猫を拾い、部屋で暖を取らせ、食事を与えた。
すぐに飼い主に返すつもりだったのが、思いがけず、なつかれ、情がうつり、家族として迎えることになった。
おかげで、寒々しかった俺の部屋に、温もりが戻ってきた。

そんな話だ。





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2015/03/02 13:57:00(2vzHAh7u)
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