平日だからなのでしょうか?スキンヘッドにしてから、翌日の休暇日には、しきりに訪問者がありました。確かに、帰宅するとポストにはいろんな広告?等が投函されています。いつもの事で、気にする事もなくポスト横のゴミ箱に破棄する毎日でした。必要な荷物等は、受け取っていましたが、殆どはインターホンでお断りさせてもらっていました。昼過ぎに私は、ジョリジョリしてきた頭の毛を、再度剃り上げようとシャワーに向かいました。1日だけでも、昨日のツルツル感は消えさり、ジョリジョリした感触が手に残ります。明日からは伸ばそうと決めていました。というのは、汗が凄いのです。ウイッグのムレ具合が、尋常ではありません。この季節、さすがに私は後悔しました。(早く伸ばさないと・・・)でも、もう1日だけ・・・このスキンヘッドを楽しみたい♪シャワールームで剃り上げると、昨日の手触りが戻ってきました。(ホントにツルツルな手触り・・・)見た目はそんなに変化ないのですが、触り心地がとても違うのです。シャワーを浴び、しばらく裸で本を読んでいると、またも、ピンポーンとインターホンが鳴りました。受話器で受け応えすると、新聞の勧誘でした。既に2紙を購読している私は、お断りしようとしました。が・・・映し出された男性は、60前後のお世辞にも紳士とは言えそうもない、オッちゃんでした。私は、頭をフル回転させながらしばらく応対します。「では、ちょっとお話聞かせて頂きます。今、開けますので、上がってもらえますか」私はロックを解除すると、急いで部屋着を着込み、ウイッグをつけます。やがて、部屋の外のインターホンが鳴りました。「どうぞ~~」私はドアを開け、男性を玄関先に呼び入れました。男性は熱心に、購読するとこんなサービスがあります・・・3ヶ月だけでも、お願いします・・・と、しきりに勧めてきました。その様子を私は冷静に眺めていました。私より少し背が高く、170ぐらいで小太りなオジさんです。作業服のようなものを羽織り、帽子の下には、無精髭を生やし日焼けした顔・・・説明の様子からも、あまり賢いとは思えない男性・・・(だ、大丈夫かしら・・・)
...省略されました。