うまく投稿できなくなってしまったので改めて。
番外編です。
ヌーディズムってご存知ですか?
先輩と会わなくなって3年程経った高2の頃、いわゆる『性的な興奮』の為の露出行為以外の露出があることを知りました。
『開放感を味わう為の露出行為』とでも言えば良いのでしょうか。
ネットでいろいろ調べていると海外のヌーディストビーチの画像に辿り着きました。
そこでは全裸の男女が、ごく自然に海辺で寝転んだり寛いだり。
しかし国内にそんな場所は無いらしく、あったとしてもさすがに人前で全裸になるのには抵抗がありますし、もちろん海外なんて行けるわけがありません。
諦めかけた瞬間、閃きました。
家の近く、、、といっても5キロ以上離れたところですが遊泳禁止の海岸があるのです。
6月の終わり、梅雨の合間の蒸し暑い日のコト。
家族には海岸近くの温水プールに行くと偽り、自転車で海岸に向かいます。
その時の服装はタンクトップとハーフパンツの上から膝丈の半袖パーカー、足にはビーチサンダル、、もちろん下着は付けないで水着と一緒にバッグの中。
汗ビッショリになりながら自転車を漕ぎ続けると、だんだんと潮の香りが強くなってくるのを感じます。
ついに防砂林が目の前に広がる風景に辿り着きましたが、場所を選ばねばなりません。
コンビニでペットボトルを買い、水分を確保してから海浜公園の駐輪場に自転車を止め、徒歩で防砂林沿いにロケハンです。
100m程歩いたところに防砂林の切れ目、、人間一人分ほどの隙間を発見。
「(誰も見ていない、、、よね?)」
周囲に人通りは無く、行き交う自動車が途切れた瞬間を狙い、防砂林の切れ目に侵入。
軽い上り坂を10m程進み後ろを振り返ると、既に防砂林に遮られて道路からあたしの姿は見えないと思われます。
「(よし、まずはここで。)」
周囲を見回しながら一度パーカーを脱いで肩に羽織ると、前のファスナーを閉めます。
パーカーの内側からタンクトップの生地を掴むと、モコモコしながらタンクトップから腕を順番に抜いて最後にパーカーの首の部分からタンクトップを取り出し、バッグに押し込みます。
再度、周囲を見回すと今度はハーフパンツを下ろして足元の砂が付かないように片脚ずつ抜いて同じくバッグに押し込みます。
これで身に着けているのはビーチサンダルとパーカーだけ。
パーカーは膝丈だし、ファスナーは閉めているので外見上は何ら問題は無い、、、はずですが、やはり周囲を見回しながら、お尻のあたりの生地を押さえつつ防砂林の中を進みます。
さらに10m程進んだところで、いきなり防砂林が途切れ、目の前にはオーシャンビュー!!というほど立派ではありませんが、広い砂浜と海がパノラマで広がります。
「おーーー!!」
思わず歓声を上げながら
「(この景色だけでも来た甲斐あるじゃん!!)」
緩やかに下る砂浜を海に向かって歩きながらも周囲を見回しますが、防砂林にも砂浜にも、そして海には遥か彼方に船らしき影があるだけ、人影は見当たりません。
半分程砂浜を下ったところで意を決すると、ゆっくりとパーカーのファスナーを下ろし始めます。
ドキドキしながら波打ち際まで辿り着くと、手でパーカーの前身ごろを押さえて後ろの様子を伺いますが、相変わらず人影はありません。
思い切ってパーカーを脱いで手に持つと、、、さすがに何かあったらすぐに羽織れるように、、、波打ち際からゆっくりと海に入ります。
「(結構、冷たい、、な。)」
下腹部が海水に浸かるくらいまで進むと90度方向転換し、波打ち際に沿って波除け用に配置されたテトラポットに向かいます。
引き潮だったのでしょうか、寄せる波もテトラポットに届くか届かないか、、くらい。
「(この位置なら砂林からも完全に死角だし。)」
テトラポットにバッグとパーカーを置くと思い切って肩の深さまで海の中に進みました。
「(今、全裸で海を独り占め!!!)」
全裸で波に身体を洗われる感覚、、、開放感、、、うまく説明できないのですが『生きている!!』感じ。
泳いでみたり潜ってみたり、性的な興奮とは、また別な興奮に包まれながら野外全裸露出を満喫します。
いくら蒸し暑いとはいえ、まだ6月。
さすがに寒くなってきた為、少し休憩のつもりでテトラポットに腰掛けてパーカーを肩に羽織り、用意してきたペットボトルを口にしている時でした。
冷えたのでしょうか、、、急激な尿意を覚えたのです。
「(戻ろうか、、、それとも。。。)」
肩に羽織っていたパーカーを脱ぎ、意を決して立ち上がると数歩前に進み、立ったまま肩幅より少し広めに脚を広げ、、、が、しかし、、、出ません、、いえ、出せません。
緊張?それとも興奮?
出そうとすればするほど尿意は高まり膀胱は限界に近づくのですが、出すことができないのです。
「!」
その瞬間、ふと閃いたアイディアを即座に実行。
「(いつも座ってしかオシッコしたこと無いから・・・?)」
思ったとおりです。
しゃがみ込んだ瞬間、ちょろっと生温かい迸りが。
次の瞬間、反射的に立ち上がると脚を広げて仁王立ちのまま、あたしの股間から大量のオシッコが迸ります。
「(うわぁーあたし、今、裸で立ったままオシッコしてる!!!)」
再び性的な興奮とは、また別な興奮に包まれます。
オシッコを済ますと腰まで海に入り、下腹部を波で洗い流しました。
「(そろそろ。。。)」
帰宅の準備を始めようと、砂が付かないように気を付けながら、家から持ってきた下着、ハーフパンツとタンクトップを身に付け、パーカーを羽織り、防砂林に向かいます。
「(これは、、、やめられない、、、なw)」
次回のスケジュールを考えながら帰途に着くのでした。