僕は足音を立てないように掃き出し窓の鍵を開け、ゆっくりと窓を開けた。
アルミサッシの軋む音がかすかに聞こえたが、親父たちがそれに気づく様子はなかった。
ベランダに出た僕は親父たちのいる部屋の中が見えそうな所を探した。
隣のベランダとの境界に添えられていたパネルの隙間からほんのわずかだが親父たちの部屋の様子が見えた。
だが、肝心のさおりさんの姿はここからでは確認することが出来なかった。
親父たちの部屋は僕が入った部屋とは異なり、生活するための最低限の家具や電化製品が置かれていた。
僕がいた部屋の方の壁に親父たちが性行為に励んでいるベッドが備え付けられていた。
僕は是が非でもさおりさんの痴態の動画をスマホに収めたかった。
それはコレクションというよりもさおりさんを脅すためにどうしても必要だった。
さおりさんの顔や姿が確認出来ないことには脅しの材料にもならなかった。
もう少しなのにという悔しさを滲ませながら、僕はベランダに座り込んだ。
ベランダの境界に使われているパネルはよく見るとボルトで留められた簡易的なものだった。
僕は指先にこれでもかというぐらい力を込めてボルトを回した。
僕の思いが通じたのかボルトは回転し始めキュルキュルと音を立てながら外れた。
全てのボルトを外してゆっくりとパネルをずらすと、先ほどの隙間よりも大きな隙間が出来た。
ちょうど僕の手が入る程度の隙間だった。
僕はスマホの動画の撮影ボタンを押し、右手をその隙間に押入れ中の様子を撮影した。
10秒ほど撮影し、撮った動画を確認した。
二人の姿は映っているものの小さすぎて何が何だかわからないものだった。
今度はズーム機能を使って動画の撮影をすることにした。
ゆっくりと隙間に手を入れ中の様子を撮影した。
先ほどと同じように動画を確認すると、今度はうまく撮影が出来ていた。
そこには見たくもない親父のどすけべな顔やだらしなくおっ立てている逸物の様子。
さおりさんの喘いでいる表情や服の上からしか見たことがなかった見事な胸とその頂にあるピンク色の乳首、そして一番見たかったさおりさんの黒々とした陰毛の間から見えるピンク色のあそこ。
僕の心臓が急速に高まるのがわかった。
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