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人妻熟女 官能小説

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2
投稿者:ルコック
熟事務員 ⑱

星野さんは不満タラタラだったが、星野さんを 確認 するには さすがに無理があった。

おばちゃん臭いのばっかと 結局 松◎屋では決まらず、
◎井でもピンとくる物がなかったらしい。
こんどは中央通りを帰った。

悦子
「何だか お腹すいたね?。どぉしようか?」
「浅草とかだと何かしら?、何たべたい?。」


「浅草界隈だったら、ドジョウ 麦とろ 深川丼 とかっすかね、浅草なら◎半とかっすか?」

悦子
「あっ、それ知ってる。今はスーパーでも割下とか売ってるよね?。お肉にしようか?」


「肉っすか?。だったら◎半じゃなくて、別のとこでもいいすか?。」
「八重洲の地下街なんすけど。米◎牛の店が有って、米◎の本店は行ったこと有るんすけど、なかなか行けないんで。」
「ついでに新◎ビルでも覗いてみますか?」

悦子
「そうね。そうしようかぁ。」

車を八重洲の地下駐車場に入れて、新◎ビルに向かった。

松◎屋や◎井とは何となく趣が違い、さすがにオフィス街的な感じがした。

星野さん お気に入りの 何とかってブランドが入っていた。
今年 はやりのデザインだの、流行色だの、2人の会話はちんぷんかんぷん だった。

コートはすでに決まったらしい、ストールって言うんだっけ?、紳士のマフラーの2倍も3倍も有るやつ。
それを二枚手にしてコートに合わせた星野さんが聞いてきた。
「どっちが良い?」

店員さん
「ご夫婦で お買い物ですか?。」
「羨ましいですぅ。」
「如何ですか?、ご主人?」
「どちらも、今お召しのスカートにも良く合いますよねぇ?」


「両方 イっとけば?」
と、無責任に答えた。

店員さん
「あらぁ、優しいご主人で 益々羨ましいですぅ。」

悦子
「じゃぁ、どっちにも合うpantsも選んで、あ な た。」

店員さん
「これなんか如何でしょうか?。着まわしも利きますし。どちらに合わせても宜しいかと。」
と、調子のいい事を言ってきた。

が、俺もそれに合わせて
「うん、良いんじゃない?」
と、また無責任に答えた。

悦子
「そう。試着室はどちらかしら?。」

店員さん
「あちらになっております」
と、手でさし示した。

悦子
「どんな感じが見てね、あなた。」

店員さん
「申し訳ありません、男性の方には ご遠慮ねがっておりまして…。」

店員さんに そう言われて 苛立った星野さんが キリッと俺を睨んだ。


「大丈夫、あとでじっくり確認してあげるから。」

悦子
「もおぉ!(怒、笑)」

試着室から戻ってきた星野さんが
「じゃ、これ頂きます。ここには紳士ものは無いのよね?」

店員さん
「申し訳ありません(ペコリ)。」

悦子
「そう、どぉしよう。荷物になるし。」

店員
「あ、どうぞ。お取り置きしておきます。お会計はその時でも結構ですので。」

悦子
「それじゃ、お願いしようかしら。行きましょ、あ な た。(笑)」

紳士服の階に異動した。
ここもやはりサラリーマン向けが主力らしい。
そこそこ満足出来る位の丈のコートがあるには有った、が 値段が満足出来ない。
おそらく その手の人達に言わせれば60000のコートなんぞ、それほど高くもないのかも知れないが、カードを使う気もないし、赤札セールまで残ってて と願ってっていると、コートを持って星野さんが店員さんを呼んだ。


「ちょ、ちょっと悦ちゃん…」

悦子
「いいから、いいから。ヘソクリよ、ヘソクリ。」
「でも、奥さんへの言い訳は自分で考えなさい。」

《う~ん、あとが怖い》
丁重とは言いがたいが 一応何度か お断り申しあげたのだが、結局 押しきられてしまった。

(俺の分と自分の分と、このあとの食事代まで、全て星野さんが払ってくれた。
全部 1枚のカードだったので、心配になった俺が手持ちのお金を渡そうとしたら、星野さんがそのカードを見せて
「大丈夫よ。あとで払えないなんて事にはならないから。」
国際マークの下に DEBIT と打たれていた。
口座から 都度精算のカード らしかった。

にしても、俺が払ったのはETC料金位とお土産のもんで、俺の 何とかカードなら とうに限度額までイってしまいそうな程 この日は散財させてしまった。)

取り置きしてもらってた星野さんのコートやらを受け取って、あらかじめ電話で予約をしておいた 米◎牛の黄色い木に向かった。
星野さんは あちこち地下街をみたそうにしていたので、俺だけが一旦車に荷物を置きにもどった。

何処を見てるんだか見当もつかない。
で、電話で呼び出した。
電話したは いいものの、何とかの店とか なに屋となに屋が並んでるとか、要領をえない。
星野さんを見つけるのに 電話をしてから20分もかかってしまった。

もう すっかり夕飯時、店もそれなりの活気があった。
店員さんに 予約席に案内され メニューを渡された。

ステーキ しゃぶしゃぶ すき焼き、メニューではどれも豪華そうに見える。
田舎モンのサガと言うか、貧乏人のサガと言うか、どれも食べたい。

で、すき焼き2人前と、300gのステーキをシェアしよう、と言う事になった。

俺が店員さんに ↑の様に注文した。

店員さん
「お飲み物は 如何なされますか?」

俺(星野さんに)
「ビールでいいですか?」

悦子
「えぇ。」


「じゃ、生ビールの中とグラスを」

店員さん
「かしこまりました。少々おまち下さい」


「はい。お願いします。」
「ゴメン、トイレ。」

俺はトイレを済ますと、レジに向かった。
店員さんに
「すみません。お肉をお土産にしたいんですが、何かありますか?」

店員さん
「それでしたら、こちらなどは如何でしょうか?」
「グラムは お好みで お選び頂けます。」
と、3つの部位の食べ比べセット を教えてくれた。

それぞれ300g、会計も済ませて 席にもどった。

悦子
「もぉ!、泡が無くなっちゃうよ!。」


「ゴメン、ゴメン」
「何に乾杯しますか?。」

悦子
「もう(ペコペコ)、何でもいいわ、乾杯。」


「はい。乾杯。」

星野さんは半分程を一気に呑んだ。

まずは すき焼きがきた。店員さんが
「まず お肉を焼いて頂いて 割下を入れて玉子で召し上がってみて下さい。あとは お好みで野菜でもお肉でも…。ステーキはもう少々おまち下さい。」

「はい。どぅぞ。」
と、すき焼きは星野さんが仕切ってくれた。

ちょうど肉をクチに入れようとした時に ステーキがきた。
「お待たせ致しました。ステーキで御座います」
「焼き加減は おまかせ とさせて頂きました。」
「ごゆっくり お楽しみくださいませ。」
と、帰っていった。

悦子
「間の悪い店員ね?、話し方も事務的だし。」


「色んな人がいるから。」
「ま、食べましょ。」

悦子
「うん!、美味しい。米◎牛って美味しいのねぇ。」


「ステーキも どぉぞ。」
と、ステーキ皿を押した。

悦子
「うん!、これも美味しい。」
「今度 母と来よう。歯茎でもイケる位 やらかいね。」
「でも、今日 あちこち見てたから 分かんないかも?」


「だからって、俺が一緒じゃまずいでしょ?」
「大丈夫ですよ。ホームページとかにアクセスとか、有りますから きっと。」

悦子
「えぇ~っ、来てくんないの?。」
「それこそ大丈夫よ!。母はもぉとっくに あの人の顔なんて忘れてるから。」


「結構 覚えてるモンすよ。なにかと。」

悦子
「そぅかしら?、まぁいいわ。そん時にまた聞くから」
「それより ここには朱美ちゃんとは お越しになったのかしら?。」


「稲葉さん そんな話してました?」

星野さんは食べながら 首を振った。


「でしょう?。」

悦子
「そんなの分からないじゃない?。」
「彼女だって、何から何まで 全部話してるとは限らないもの。」


「それは そぅかもしんない ですけど。」

悦子
「でしょう?」


「ここには、来てませんから。安心して下さい。」

悦子
「じゃぁ、どこいったの?。」


「稲葉さんに 探り 入れてみて下さいょ。」

悦子
「まぁ、いいわ。」

すき焼きの肉を2人前 おかわりして、
星野さんは 生ビールを3杯、
俺は グラスビールのあとに烏龍茶を2杯。
そんなもん、だったと思う。

星野さんが会計し終わると、店員さんから
「これ。お連れ様が お土産にと、先程。」
「お代は頂戴いたして おりますので。」

と、しゃぶしゃぶ3点盛りと付けダレを渡されていた。

悦子
「ねぇ、これ?。どぉしたの?。」


「お詫びってのは変ですけど、研修って言ってきたんで、時間がね アレなんで。」
「もし 悦ちゃんが 明日 用事ないんなら、しゃぶしゃぶパーチィなんて どうかなぁ?。って」

悦子
「まぁそうね。この時間だものね。」
「私は構わないけど、大丈夫なの?、連日で。」


「明日も 何とかの準備で 仕事だって言ってたんで。」
「11:00なんて どぉですか?。」
「なんだか俺の都合にばっかり 合わせて貰うように なっちゃいますけど。」

悦子
「大丈夫よ。朱美ちゃんとは約束ないの?。」


「大丈夫っすよ、約束してないんで。てか、やめません?、いま稲葉さんの話は。」 

悦子
「そうね。何だか張り合ってるみたいね。ゴメンね。」


「いえ、俺の方こそ 合わせて貰って(ペコリ)。」
「帰りますか?。」
「ご馳走さまでした。何だか いつぱい使わせちゃって(ペコリ)。」

悦子
「いいの、いいの。ダーリンが そんな事 気にするもんじゃないわ。クリスマスには何倍にもして返して貰うから(笑)。帰りましょ。」

助手席に乗って「夜景がキレイ!」と はしゃいでいた星野さんが、都心環状線~中央環状線に抜ける頃には 小さな寝息をたてていた。
何だかんだ 緊張していたのかもしれない。


「悦ちゃん悦ちゃん、着いたよ。」
と、マンションの少し手前で車を止めて、星野さんの肩をゆすった。

悦子
「ゴメン。寝ちゃった。着いたの?。」


「着きましたよ。」
「荷物 どぉします?、俺 手伝いますか?。」

悦子
「ありがとう。お願い。」


「車 どうしましょ?。」

悦子
「少しなら ここでも平気よ、そんなに時間無いんでしょ?。」


「一応ハザード出しときます。」

悦子
「そうね。」

10階建てぐらいの7階に 星野さんの自宅があった。
中央にエレベーターがあって 左右に3世帯、奥の角部屋だった。

悦子
「お茶してく?。」
少し戸惑ってる俺に
「大丈夫よ、(旦那さん)帰ってきやしないから。」
「確認して とも言わないから!(笑)。」

20畳位の ひろいLDKに通された。

悦子
「適当に座ってて。珈琲でいい?。」


「はい。」

悦子
「(砂糖 ミルク)有り有り だったわよね?。」


「はい。」

そんなやり取りをしながら ソファーに座った。

星野さんは テーブルに珈琲を置いて 俺の横に座った。
「大丈夫だって、襲ったりしないから!。」
「でもね、工藤さん 教えて欲しい事があるの。」
(真剣な話の時は 工藤になるらしい。)


「なんすか?。」

悦子
「くだらない と思うかもしんないけど、シャンプーとボディーソープ 何使ってんの?。」


「何でですか?。」

悦子
「それも 襲わない理由のひとつなの。」
「女って、目敏いって言うか、結構鋭いトコあるから。」

何となく 分かった。ので
「シャンプーは つ◎きって決まってるんですけど、ボディーソープは 気にした事ないんで。」
「ただ (妻は)詰め替え派なんで…。確かラ◎クスの何とかだとは思いますけど、詳しい名前までは…。」
「この時期になると、やれ保湿成分がどうとか言ってるし、ボトルと中身が一緒だとは思えないんで。」
「ゴメンなさい。」

悦子
「そぅよね。そんなトコまでは分からないわよね?。」
「今晩でも 明日の朝でもいいわ、分かっても分からなくても 教えて。」


「はい。」
「でも、そんなもんなんすかねぇ?。」

悦子
「幾つになっても女よ。女をナメちゃいけないわ。」
(目の奥が妖しく光ったような気がした。)
「ゴメン ゴメン。冷めちゃったわね。ゴメンねぇ。」


「いえ、大丈夫ですよ。」
グビッと珈琲をのんで、
「ゴメンなさい。そろそろ。」
「どっちにしても、明日の朝までには 連絡します。」

悦子
「ありがとう。気を付けて帰ってね。」

星野さんは車まで 見送りに来てくれた。
俺がエンジンをかけて、窓を開けると

悦子
「明日 11:00よね?。」
「わるいけど、明日は 車 駅前のコインパーキングかどっかに停めてくんない。あの人の所 空いてるんだけど、たまに ひょっこり  朱美ちゃんとかが来たりする時もあるから。私 迎えに出るからさ。」


「わかりました。」
「じゃぁ、お休みなさい。」

閉めようとした窓を手で押さえて 窓を開けさせて、星野さんが車内に顔を突っ込んできた。
そして 両手で 俺の顔を押さえ キスしてきた。
それも いきなり 舌を差し入れて。
俺の舌に 舌をからませたり 吸ってみたり。
俺は夢中で それに 応えた。

俺の顔を押さえたまま 唇を離した星野さんが
「おやすみ。」
と、軽く チュッ として、手を離した。

俺は少しドキドキしながら、
「おやすみなさい。また明日。」
と、手を振って 車を走らせた。

俺は走りながら
《シャンプーとボディーソープの話に いつか稲葉さんに感じた 経験のなせる技。》
みたいなモノを感じていた。




※元投稿はこちら >>
17/10/18 01:39 (F/gQ6C2l)
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