その夜も、帰ってきた母は気だるそうにしながら、『疲れたぁ~!なんで、私ばっかりに言うん~、なあ?』と僕に話し掛けます。
普段なら、『フッ。』と愛想の返事をして終わるところですが、実態を知ってしまったこの日はそうはいきません。
母の『疲れたぁ~!』も、町内活動の打合せで疲れたのではなく、会長とそんなことをしてたから疲れたんだと、どうしても透かして見てしまうのです。
『寝んの~?』といつものように言われますが、もう普段通りに母を感じられません。
その夜、初めて母に女を感じました。身体のデカい、ブスのおばさんとしか見ていませんでした。デブは豊満、ブスは個性、全てが書き換えられていくのです。
特にその身体。胸はデカいし、水泳をやっていたので、デブなりにも引き締まってはいるのです。よくよく見れば、豊満とも言えなくもない。
男好きのする身体といっても、あながち間違いでもない気もしてきます。男っけがなかった分、それに気がつかなかったのかも知れません。
それからも、母は度々会長の家を訪ねました。男に抱かれに行っているのを分かっていて、それでも僕には何も出来ません。たた、家で帰りを待つだけです。
洗濯機の中に、母の下着を見つけました。昔からよくある光景です。しかし、生まれて初めて、その下着に手を延ばすのです。
白いパンティーには、クッキリとアソコの形を残すように汚れていました。お尻の方も、少し茶色く汚れています。
今までなら、母のものだからと気にもならなかったのに、もうそうはいきませんでした。鼻で匂いを嗅ぎ、舌でその汚れを舐めてしまうのです。
※元投稿はこちら >>