由香「今日はねTwitterで恋愛に関する質問を募集したから、それに答えて」
刃堂【はどう】「どうせ野郎ばっかだろ」
由香「それはわかんないよ」
刃堂「だりーな」
由香「とりあえず答えてね」
刃堂「ほっほーいだぞぉ」
由香「えーっと、ドラキュラさんから質問」
刃堂「血の吸い方知らねーよ」
由香「名前の先入観で質問を決めないで」
刃堂「伯爵が何の質問すんだよ」
由香「ちわっす。質問です、俺はギャグセンがないから、女につまんねーと言われます。良きアドバイスを」
刃堂「ギャグやめりゃーいいじゃんか」
由香「違うでしょ。面白くなりたいのよ」
刃堂「ドラキュラっつう男は面白くないからつまんねーって解釈してるけど女は面白さを欲しがっているのか？まずそこだろ」
由香「クスッと笑ってほしいんじゃないの？この人は。
女の意見はそうね、無理してる感じが嫌いとかね」
刃堂「俺を見てみって話だぜ。いつもウケてないわ、けど自分が楽しくなければ目の前の奴も楽しくない。そう思うから要所でふざけを入れてる感じかな、それに無理もしてない」
由香「あんたの場合、ギャグじゃないもんね」
刃堂「おもしれーってよ、言葉の雰囲気じゃん。この言葉とこの言葉をガッチャンコした時の想像にニヤニヤ出来りゃそれでいいんだよ、相手じゃなくてめぇがニヤニヤ出来るかどうかだよ。大事なのは」
由香「しんちゃんのモノマネって適当にやってるの？」
刃堂「説明すると興ざめするかもしんねーけど、とりあえずあるフレーズを言いたいと思ったら、フリでおまえを巻き込んでフレーズが言えるように仕向けてるわ」
由香「私あってのモノマネなんだ」
刃堂「あぁ、ツッコミっていうのをフリにすり替えて、そこにモノマネをぶっこむ」
由香「なるほどね。次の質問ね、交通局さんから」
刃堂「渋滞の回避は無理」
由香「まだ言ってないでしょ、バカ」
刃堂「んで、なんだよ？」
由香「落としたいなら掴みが大事だと聞きます、掴みを教えてほしい。だってさ」
刃堂「なんだ？さっきの質問じゃねーけどギャグでもありゃ掴めるって事か？」
由香「要するにモテは難しいからウケを教えてほしいんでしょ、たぶん」
刃堂「ウケ？そんなもん「んちゃ！」でいいだろ」
由香「アラレちゃんじゃないんだよ」
刃堂「マイネームイズジェントルマンって言えよ」
由香「振る舞いのハードルが上がるでしょ、そんな事言ったら」
刃堂「じゃあ、実家に帰らせてもらいます。は？」
由香「飲み物、吹くから。男がいきなりそんな事言ったら」
刃堂「おぉぉ、お姉さん解説じょうずぅぅう」
由香「だから、ウケを教えて。真面目に」
刃堂「ポケットから懐中電灯を出して、スモールライト」
由香「その場が凍りつくでしょ」
刃堂「凍りついたら、顔に懐中電灯照らして、ギャァァァ」
由香「ウケじゃなくて、ドン引きだから」
刃堂「ドン引きしたところを、マイネームイズジェントルって囁けよ」
由香「そんなんで好かれないでしょ」
刃堂「好かれようとするから嫌われるんじゃねーの？」
由香「なるべく印象は良くしたいでしょ」
刃堂「印象良いまま、釣れたあとは下ネタだろ？印象もクソもねーから」
由香「わかったわよ。次の質問ね、コマネチさんから」
刃堂「フィギュアスケートの？」
由香「私が読めないから、まず」
刃堂「あると思います」
由香「うるさいなー。質問、恋愛はやっぱり顔ですか？」
刃堂「いいえ」
由香「じゃあ何？」
刃堂「仮に顔が残念なのに、男気あったらどうよ？って話だろ」
由香「まーね、守ってほしいからね」
刃堂「顔が平均点より低いでも他が高いなら、それでいいじゃんか。何でもいいんだよ、靴の事なら詳しいぜ！でもいいしよ、自信持ってワクワク出来る自分が居るなら、それを売りにすりゃいいんだよ。自信に「」を付けろよ。それが雰囲気になるから」
由香「真面目にやれるじゃん、なんかかっこよかったし。珍しく」
刃堂「ウルトラマンになれるのは３分。自信持ってかっこつけられる時間も３分なんだよ」
由香「ふーん」
刃堂「ω○#○ω」←バルタン星人

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