境界の悪魔キューピットが誕生した闇の淵という場所は
下衆たちのやり取りされたキザな言葉のゴミ箱
誓いのような言葉、永遠に忘れない言葉、そういう光るモノがゴミ箱の世界に灯りをともした
それは愛月【まなづき】
愛月に照らされたゴミ箱はイチミリもないチリのような闇世界
そんな闇世界、ゴミ箱の隣にはユウシャドウという面影を預かる違うゴミ箱も存在する
そして、キューピットが誕生したきっかけは、あるシナリオの中のヒロインであるモミジの恋模様に創造というパワーを大きくさせた。キューピットがモミジの言葉にワクワクした
「どんなに違っても下界には一緒があるんだよ、一緒を知っているから忘れてもいつでも取り出せる」
キューピットは、まるで飛び出そうと言われている感覚になった。モミジを見ていたいと思った
3話に続く
あのね、モミジを自由の女神にしてやろうかと思ったわ
一緒っていう発想の入り口にパッと浮かんだのが
自由の女神。下界の下衆じゃなくなるーっつうオチをあやうく作ろうとしていた。あぶねー!