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1:雨乞いの生け贄少女
投稿者:
(無名)
その年、殿様が治める山間部の盆地は、雨が少なく田畑の稔りが殆ど無いのでは、と危ぶまれていた。
寺の坊さんや神社の神主が雨乞いの祈祷をしても、雲さえ広がらない。 領民の殆どを占める農民に、不穏な空気が広まった。 殿様を始めとして、武士達も危機感を募らせ、山奥の谷川から水を引く農業用水の建設を始めたが、それが完成するには半年以上掛かる。 働いてる人夫もやる気がないし、何より今枯れている作物を生き返らせるには、全く手遅れだった。 お城の奥で、殿様、家老等の重臣、寺の住職や神主、城下の大きな商人、それに農民を束ねる大庄屋などで、秘密の会議が開かれた。 「雨乞いに、人身御供を出しては..」 「それで雨が降るのか?」 「とりあえず、領民の関心をそちらにかわすのでございます。 このままでは、近々一揆や打ち壊しが起こりますぞ。」 「人の命を差し出すとなると、余が悪者になりはせんか?」 「領民どもは、目先の雨が必要なのです。 雨が降れば、人身御供を出してまで雨乞いをした殿様のおかげ。 雨が降らなければ、人身御供が可哀想など言ってはおれますまい。」 「よかろう。人身御供を出すとしよう。 して、人身御供となる者はどのような者が良いのじゃ?」 「それは、昔より、出来れば若い未婚の女か少女、それが無理なら見た目が美しい若い既婚の女性でも良いとされています。」 武士も商人も、そして庄屋も、出来れば自分の関係する中から人身御供は出したくなかった。家中に若い未亡人等でもいれば、家老は「殿の仰せじゃ」と人身御供になることを命じられたのだが、生憎小さな藩の中には、そのような者はいなかった。 寺の住職、神主、商人、そして大庄屋達は、もっと人身御供の内情を知っていた。 人身御供として差し出された娘は、神様に捧げられる前に、世話役や寺、神社の関係者等に弄ばれたあげく、口封じに殺されるのだ。 10年位前に、飢饉で一揆が起こりそうな時、人身御供の少女が差し出されたが、今会議に出ている大庄屋や住職や神主が散々慰み者にした。 その時に、一揆の首謀者となりそうな者を連れてきて、一緒に少女を犯させたのだ。 おかげで首謀者は百姓たちを裏切り、一揆は立ち消えとなった。 ぼろぼろにされた少女は、気を失ったまま、深い谷底に放り落とされて亡くなった。 人身御供となった少女の家族には、わずかな米と、翌年から数年間の年貢が免除されただけであった。 領地の片隅に、山沿いの小さな田畑を耕す母娘の家族がいた。 姉の名は春で12歳、妹は冬で10歳だった。 父は早くに亡くなっていたが、姉妹が母を助けて暮らしていたが、今年の干ばつで、川から離れた一家の田畑は、作物が全て枯れてしまった。 庄屋さんから、殿様が皆を助けるための人身御供を募ってる、という話を聞いた時、春は母にも妹にも話さずに、その足で庄屋さんの家に行った。 「春。お前、人身御供とは何なのか分かっているのか?」 「神様に食べてもらって、その代わり雨を降らせてもらうって聞きました。」 「大体そうだが、つもり死ぬんだぞ! それが、分かってるのか?」 「はい、どうせいつかは死ぬのなら、お母さんや妹のため、ご近所さん達のため、そしてお世話になってる庄屋さんやお城の殿様のために死にたいです。」 庄屋さんは困った。 確かに人身御供の少女を自分の治めている集落から出せば、殿様や重臣の方々には覚えが良くなるだろう。 しかし、この春と言う娘は良い子過ぎる。 もったいない!可哀想だ! もし豊作が何年も続いて村が豊かなら、わしが仲人をして、家が豊かで優しい男と結婚させたい、とまで思う程の少女だった。 それに、本当に清い身体で神様の元に行けるのなら、きっと来世で良い報いもあるだろう。 しかし、あの城下の寺の坊主や神主や、農民のくせに威張ってる大庄屋達から回されて、汚されたあげく、口封じに殺されるのだ。 死ぬ時の悔しさや怨みで、とても成仏も出来まい。 庄屋さんは、一度帰って母親に相談してくるようにと言うつもりだった。 そこに、城下から至急の使いが来た。 春は農民だから庭で控えていたが、表玄関の方で使者が、 「人身御供の件、急がれたし。 ご家老が、息女を差し出すと言っておられる!」 と伝えるのを聞くと、玄関の外に回り、 「庄屋様、私、行きます!」 と使者に聞こえるように言ってしまったのだった。 使者の侍も、驚いて春の方を振り返った。 庄屋さんは、 「無礼者!春、庭に控えておれ!」 と叱りつけたが、使いの侍は、 「よい! その方、人身御供に志願いたすか?」 と春に直接聞いてしまった。 「いたします。 私で殿様のお役にたつなら、喜んでまいります。」 もう、だめだ! 庄屋さんは、頭を抱えた。 「ご家老が息女を差しだそうと言う時に、領民にそなたのような年少にも関わらず忠義者がおるとは、なんと言う幸い! そちは、名はなんと申す?」 こうして、春が人身御供となることは、その日の内に決まってしまった。
2021/09/28 11:41:05(1JOHKIKo)
2
削除済
2021/09/28 12:39:08(*****)
投稿者:
(無名)
春の母は、隣の人から娘が人身御供になると聞いて、顔を真っ青にした。
母は、人身御供の女の子が、どのような最期を遂げるのかの秘密を知っていたのだ。 妹は、庄屋さんの家から帰ってきた姉に抱きついて泣き出した。 春は母から辞めるように説得されたが、 「皆から犯されても、最期に神様が受け入れてくれるのなら、私はそれで良いと思う。」 と言うと、わずかな着物や見回りの品を整理した。 翌日、さっそくお城から使いが来て、春を連れていった。 町人や百姓、下級の武士が見守る中を、警護の武士に先導されて3里の道を歩いた。 やがて城下の、格式の高い神社の境内に着いた。 位の高い武家、神主、寺の坊主、大庄屋等が品定めするように春を見守る。 その内の何人は、やがて春の幼い身体を犯すこにとなる筈だった。 庭に敷いたムシロに座った春を取り囲み、この少女が人身御供に相応しいかが討議される。 春への質問は、名前や生まれた年から、宗派やどこの寺の檀家か、等ごく一般的なことから、次第に、 月のものはあるか? 男女のまぐわいとは如何なるものか知っているか? 男を知っているか? と露骨な内容となった。 春は恥ずかしくて答え難かった。 その時、この集まりにただ一人参加していた女性である尼寺の住職が、口を開いた。 「これまで神様は、若い人妻でも受け入れてくださっています。 神様は、清い心が欲しいのであって、身体はたとえ男を知っていても構わないとの仰せではないかと存じます。 このような女童に、そのような質問をされることは、神様はお喜びにはなりますまい。」 この一言で、春へのいやらしい質問は終わった。 もともと人身御供になるのは、春しかいないのだ。 春を人身御供とすることに問題点無し、と結論が出た。 春はその日から五日後に、神様がいらっしゃる谷川の淵に落とされることとなった。 春自身は、もしお前は駄目だ、と言われたらどうしよう..、と不安に思っていたから、自分が人身御供に決まったことに安堵した。 その日から、春は尼寺で過ごすことになった。 さっき集まりで春を助けた住職は、自ら春を風呂に入れ身体を洗ってあげた。 見ればまだ幼いのに..、と不憫に思った。 翌日、殿様にお目通りした春は、 「何でも欲しい物、やりたい事を言ってみよ」 と言われて、 「出来たら、おむすびとお酒を持って、今作っている用水路の工事をしている人に会いたい。」 と答えた。 「健気であっぱれな申し出である。 許す。」 殿様のお言葉で、春は尼寺の住職と共に、水路の工事している人夫達に会いに行った。 そこには、汗と垢にまみれ、真っ黒い身体に目だけギョロギョロさせた20人の男達がいた。 「もう一年以上、家に帰ってない。おっ母に会いたい。」 と不平を言う年配の男。 「女郎でも良い。女とまぐわいたい!」 と尼さんの前であるのに、露骨に性欲を訴える若者。 春は、そんな男達の茶碗にお酒を注いでいった。 一番若い男が、春に、 「あんたみたいな良い女を、嫁にしてまぐわいたいものだ。」 と言った。 尼さんが、遮ろうとしたが、春は真面目な顔で聞いていた。 尼さんが、春を一度皆から離れた所に連れていった時、春は尼さんに聞いた。 「男と女のまぐわいは、罪になりますか?」 尼さんは、 「春さんはまだ子供だから、そんな話をするものではありません」 とはぐらかそうとしたが、春は真面目な顔でまた聞いた。 「あの男の人達、みな女の人とまぐわいたがってます。 私のこの身を、あの人達に捧げて楽しんでもらうのは、罪になるでしょうか?」 色んな仏教の説はあるが、自分の身を飢えた虎に食べさせて功徳を積んだと言う話も確かにある。 色に目が眩んで、肉体の快楽に浸かることは、罪かもしれないが、この女童が清い身体を色に飢えている男達に与えることは、自らの快楽とは縁があるまい。 死を前にして、功徳を積むことになりはしまいか? 大勢の男から犯されて、身が汚れたら、神様が嫌うのでは? いや、神様は身体が清いことより、心が清いことを欲しておられる、と集まりで言ったのは私自身。 しかし、いくら功徳の為とは言え、この幼い女童が20人の男に犯されるというのは、あまりにも..。 「尼様、もし何かの功徳になるのなら、私はこの人達の前に身体を投げ出します。」 尼は、自分が即答しなかったのが、春に決心をさせてしまったことを悟った。 止める間もなく、春はもう着物を脱ぎ捨て、腰巻き一つの姿で、真っ黒な男達の中に入っていった。
21/09/28 18:17
(1JOHKIKo)
投稿者:
(無名)
人夫達は驚いた。
土と汗で真っ黒になっている自分達の中に、顔や手足こそ日焼けしているが、着物に覆われた部分は真っ白な女童が腰巻き一枚で入ってきたのだ。 20人の人夫から取り囲まれて、春はその真ん中で腰巻きを取った。 まだ下腹の陰りはない。 真っ白な下腹に、くっきりと黒い縦線が入っている。 この子を、どうするんだ? 皆が戸惑う中で、春は組頭の方を向いて言った。 「痩せて具合は良くないと思うけど、皆さんで私とまぐわって。」 組頭は村に妻子を残していた。 こんなまだ女童を皆で苛むには、まだ良心が残っていた。 「お春さん。 あんた、男と女のまぐわいなんて、全く知らないんだろ。 とてもあんたのような子供に耐えられることじゃないんだよ。」 助役の男も、 「おぼこ娘が初めての時は、痛んだぜ。 あそこが裂けちまうんだからな。 嫁の貰い手がなくなるぜ。」 と言った。 これで春が怯えて引き返してくれればと思ったのだが、春は引き下がらなかった。 「私、四日後には人身御供になるんです。 裂けたって構わないし、お嫁なんか行かないから関係ないです。」 この会話は、周りで聞いていた人夫達には、刺激が強すぎた。 長く女から遠ざかっていたせいか、ほとんどの男は汚れた褌の前を大きくしてしまった。 皆から「やりたい..」「子供でも良い..、抱きたい..」「あの小娘..犯したいよ..」と小さな呟きが聞こえてくる。 さすがに組頭は何とか皆の欲求を吐き出させないとまずいと思ったが、それでも皆で春を回すことは避けたかった。 この娘は、もうすぐ死なねばならない。 それなら、この世の名残に、今だけでも男と夫婦にしてやるか。 「米吉、来い。」 それは、まだ16歳の見習い人夫だった。 両親が亡くなり、引き取り手がいないまま、組頭が雑用等で使ってやっていた。 組頭は素直な米吉を可愛がっていた。 身元保証もなく、これから先も今みたいな人夫仕事にしか就けないだろう。 もちろん結婚なんて叶わない。 それなら、今..。 「米吉。 お前、今からこのお春さんと夫婦になれ。」 そう言われても、米吉は何のことかとぽかんとしている。 「お前、このお春さんと、ここでまぐわえ。 一度だけだ。 ただし、皆が見てるぞ。」 そう言うと、皆にその場にむしろを何枚も重ねて新床を作るように命じた。 「さあ、お春さん。 ここに座ってください。」 組頭は春と米吉を並べて座らせると、ことの成り行きに呆然となっている尼さんを呼んだ。 「尼様、ご覧のとおりだ。 これから二人の盃事をしてあげたいが、ありがたいお経の一つも唱えてくださらんか。」 尼さんは、これならこれで良い、と思った。 人身御供にされる前に、悪い坊主や神主や大庄屋達に散々辱しめられるのなら、その前にほんの半刻でも人並みに人妻になった方が春のためにもなるのでは、と思ったのだった。 春と米吉は、盃を交わし、それから皆から見守られながら、むしろの上で床入りとなった。 二人とも急な話であり、盃を交わしても、夫婦になると言う実感は湧かなかったが、その肌を合わせた時、相手の肌の暖かさ、柔らかさ、女らしさ、逞しさ、頼もしさ、男らしさを感じ、なぜ皆が結婚してまぐわいするのか、その一部でも分かった気がした。 春は股間に押し付けられる米吉の硬い強ばりを、大きく足を拡げて受け入れた。 痛みから自然に逃れようとすると、米吉の逞しい腕や腰で押さえられ、やがて身体が裂かれるような痛みを感じた。 痛みは一瞬ではなく、米吉が身体を動かしている間続いた。 春の耳に、尼さんが唱えるお経が聞こえる。 仏様の慈悲を思うと、この痛みも功徳を積むための修行のようにも感じたし、この痛みで夫になった米吉が喜んでくれるのも、また嬉しいことだと思えるようだった。 組頭を初めとして、人夫達は、二人を取り巻いて見守った。 最初、米吉が入れる場所が分からないらしく、腰の位置をあれこれ動かしている時は、皆もヤキモキしたし、米吉が、 「ここか!」 と叫んで、腰をぐいっと進め、春が 「ああっ!」 と可愛く悲鳴を上げた時は、皆が喜んだ。 ほとんどの者は、二人を見ながら自分の一物を手でしごいた。 やがて米吉の腰の動きがピンっと伸びた後に止まり、その身体をぐったりと春の覆い被せた時、下に敷かれた春は、その両腕でそっと夫である米吉の背中に回した。 とってもありがたい事だわ。 人身御供になる前に、こんな素晴らしいことを教えてもらって良かった..。 まだ性の快感は感じてなく、処女を失った痛みは激しかったにも関わらず、春は満ち足りていた。 起き上がると、自分の太股の付け根に、真っ赤な血が流れていることに気がついたが、それより自分の手を握って、 「春..。春..。おいらの嫁..」 と名前を呼んでくれる米吉と、もう離れなくてはならないことが辛かった。 春は髪に差していた櫛を米吉に渡した。 「私は四日後、人身御供になって神様の所に行きます。 米吉さん、好きな女の人が出来て、お嫁さんにする時は、この櫛を贈ってあげて..。」 それだけ言うと、春は尼さんから促されて、急いで宿舎である尼寺に戻っていった。
21/09/30 11:00
(73TNwsMe)
投稿者:
(無名)
人身御供になる筈の春が、人夫風情とまぐわいをしたことは、大商人や大庄屋の小手から藩の重役に伝わった。
春を思いっきり苛んで遊ぶつもりだった重役達は、激怒した。 直ちに尼寺に捕り方が派遣され、春は厳しく縄を打たれて引き立てられた。 なんとか治めようとした尼さんも、春に淫乱を勧めた者として捕らえられた。 藩の牢屋敷の拷問小屋で、二人の女に厳しい拷問が加えられた。 人身御供となる大切な身体を、何故汚したか? 相手は誰なのか? どのようなまぐわいをしたのか? 淫らな声を出したか? どこが感じたか? もう、春を辱しめると共に、調べに当たる役人がいやらしい興味を満たすための問ばかりだった。 春も尼さんも、腰巻き一枚に剥かれ、後ろ手に縛られたまま胡座を組まされ、その足首に顔を着けるほど身体を折り曲げられた海老責めにされた。 身体を折り曲げられただけでも辛いのに、その背中を激しく割竹で打たれる。 見る見る二人の白い背中は、真っ赤に染まっていった。 二人はどうしても相手の男のことを言わない。 拷問は更に厳しさを増した。 春は背中が鋭く尖った三角木馬に股がらされた。 硬い木材で作られた木馬の背中には、これまで股がらされた可哀想な女達の流した汗、尿、血、そして淫水が見にくい染みを作っている。 股がらされる時、春の腰巻きは大きくはだけられ、細い太股の内側や、わずかに芽生えた陰毛も丸見えにされた。 背中に回された腕と胸の上下を締め付ける縄を結んだ部分から、天井の滑車に太い縄が伸びていた。 その縄が緩められて下ろされると、春の全体重が木馬の背中に当たっている股間に掛かった。 たちまち春は、全身を脂汗で濡らし、苦痛のうめき声を上げた。 尼さんには、更に過酷な拷問が加えられた。 腰巻きも剥がされ、仏に使える清らかな身体を男達のいやらしい視線に晒されただけでなく、逆さ吊りにされたのだ。 それも、足を大きく広げての開脚逆さ吊りだった。 本来の調べ役の役人を追い出し、重役や大商人や大きな寺の生臭坊主が、楽しむために拷問をするのだ。 尼さんは、広げられた股間の陰毛を蝋燭で焼かれ、さらに熱い蝋を垂らされた。 熱い蝋は、女の割れ目全体に注がれただけでなく、女の穴も尻の穴も、先の開く尖った金具を突き刺され、それを広げられて、穴の中にまで熱い蝋が流し込まれた。 やがて二人は気絶したが、今度は水を湛えた大きな桶が持ちまれ、逆さ吊りにされている尼さんから順に、頭から水に浸けられた。 息の出来ない苦しさに、水中に口や鼻から大量の泡を吐きながら、悶え苦しむ。 苦しさのあまり、大小便も垂れ流してしまい、それが浸けられている水の中に落ちてくる。 尼さんは死ぬ間際で、やっと引き上げられた。 続いて春も、逆さ吊りにされて桶の中に頭から浸けられる。 尼さんの漏らした大小便も入ったままだ。 その水を苦しさに口から飲み込んでしまう。 いや、春自身もあまりの苦しさに垂れ流した。 その日1日責められて、答えようの無い拷問に二人とも死ぬと思ったのに、なんとか生き長らえた。 二人は牢の中で、お経を唱え、この苦しみも他人に対する功徳となることを祈って、正気を保っていた。 翌日、二人とも裁判が行われる白砂に引き出された。 大勢の武士や商人や坊主達の見守る中、囚人衣も腰巻きも脱がされて、全裸のままで算盤状の硬く厚い板の上に正座させられる。 その二人の膝の上に、平たく重い石が載せられた。 重役達は、二人が都合の良いような白状をしてもらわねばならないのだが、そのための拷問を、自分達の仲間である本来なら春が人身御供になる前に弄ぶ筈だった皆に公開したのだ。 膝に載せられた石は、一枚15キロあった。 やがて、それが二枚になる。 膝と脛の痛みだけでなく、背中を割竹で打たれ、乳首をぐりぐりと虐められる。 二人とも殆ど同時に気絶し、石責めは終わった代わりに、今度は雨戸板に大の字に磔にされた。 そのまま地面に寝かされる。 そこに、藩の重役から順番にずらっと男達が並び、順番に小便を掛けていった。 当然顔にも掛かるし、鼻や口にも入ってくる。 顔ではなく、開いた足の付け根、女陰に狙いを定めて掛けてくる男もいた。 本当なら全員で犯したいところだが、さすがに時間的に無理だった。 しかも、下賤な男とまぐわった膣に、自分の一物を入れることも抵抗があった。 それで、代わりにこのような方法で、春と尼さんを汚すことにしたのだった。 それが終われば、火責めだった。 丈夫な丸太に、二人が背中合わせに縛られる。 その二人が縛れた丸太が、地面に巻かれた赤い炭火の上に、横に渡された。 丸太は、火の両横に立てられた、Y字型の受け柱に載せられている。 まるで丸焼きを作っているようだった。 二人が縛られている丸太はぐるぐると回され、下に向いた時には赤い炭火で全身を炙られた。 火に近くなる場所である乳首等は、火傷して赤く腫れてしまった。 春が気絶したのを機に、二人は火責めから下ろされたが、その時重役は尼さんにこう言った。 「お前が春を唆したと認めて書類に署名と爪印を押せ。 そうすれば、春は助けてやるから。」 尼さんはこれを信じ、震える手で署名して爪印を押した。 しかしその直ぐ後に、役人は気絶している春の指に墨を着けると、それを供述書の最後のところに爪印として押した。 「百姓の小娘は、自分の名前など書けないから、これで認めたことになる。」 尼さんは、騙されたことを知った。 次の日に、早々に二人への判決が申し渡された。 二人とも羅刹の上、尻から口まで槍による串刺しによる死刑。 羅刹とは、野蛮な戦国時代でも滅多にされなかったと言う拷問と言うか、身体に対する苦痛と欠損を生じさせる刑だ。 女性に対する去勢の一種だが、断種が主目的ではなく、あくまで肉体的な苦痛と屈辱を与える刑罰だった。 罪人は全裸でX型に組んだ太い竹に磔にされる。 足を大きく広げられているのは、性器に対する刑罰が行われるからだ。 罪人の目の前で、炭火が赤々と燃やされ、そこで鉄のやっとこが、先端が赤くなるまで焼かれる。 そしてその赤く焼けたやっとこで、まず左右の乳首が挟まれ、力任せに引き千切られる。 続いて割れ目の中の小陰唇も真っ赤に焼けたやっとこで挟まれ、ジューッと言う人間の肉体的が焼ける匂いを発して引き千切られる。 次はクリトリス。 ここまでは、赤く焼けたやっとこが道具だった。 次はやっとこから、太い鉄の棒が道具となる。 真っ赤に焼かれた太い鉄の棒が、女の一番大切な穴に刺し込まれるのだ。 さらに尻の穴も焼かれるのが本当だが、今回は二人とも尻の穴は槍で突き刺されるために、焼かれないことになっていた。
21/10/02 21:52
(9Qp78AG5)
投稿者:
(無名)
その夜、尼さんと春は、他人への最期の施しを行った。
尼さんが、牢の囚人達の世話をする下人達の為に読経し、春は5人の下人から抱かれた。 上役の武士が来る前にと、5人を一度に相手にして、下の口だけでなく、上の口でも男の精を受け入れた。 「お春さん、済まないな..」と謝る下人達に、春は 「お世話してくださるご恩に、こんなことでしかお返しできずにすみません。」 と答えた。 給料も安く位も低い牢番の下人達は、結婚も出来ずとても商売女も買えない。 これまでも、囚人の女を無理やり犯すこともあったが、皆醜女や性悪女ばかりで、彼等が満足したことがなかった。 それが、今日は若い、いや幼い女囚の春が、嫌な顔もせずに抱かせてくれたのだ。 一緒に入っている尼さんが文句を言うのかと思ったら、かえって 「皆さんにご奉仕して、功徳を積むのは良いこと..。 皆さんも、お春さんが明日、心置き無く極楽往生出来るために、どうぞ可愛がってあげてください。」 と言ってくれたうえ、ありがたい読経をしてくれた。 ただ、五人から抱かれる時に、春は 「私はもう夫がいます。 私を抱くことで功徳を積んでくださる方は、その功徳を私の夫に分けてあげて下さい。」 と米吉に恵みを分けてくれるように頼んだ。 翌朝早く、尼さんと春は、囚人衣一枚を着せられ、刑場へと裸馬に乗せられて運ばれた。 立て札には、神に捧げられる身でありながら、卑しい男と私通した罪、及びそれを助けた罪、と書かれていた。 うら若い娘と、美しい尼さんが、磔にされた上に、焼いたやっとこで大切なところを引きちぎられる拷問を受け、最後には肛門から口に細い槍で貫かれると言う処刑は、この藩では最近に無い珍しい見せ物だった。 処刑場は崖の下の荒れ地だが、三方は竹で編まれた高い柵が設けられ、刑場と観衆が見る場所を隔てていた。 既に観衆が柵の周りに密集している。 刑場の中では、ふとい木材の上下に二本の横木が組み合わされた磔台が、二本立てられている。 尼さんと春は、これに両手両足を広げた大の字で貼り付けられるのだ。 その横では、大きな炭火が起こされ、そこに大きなやっとこが、先を真っ赤に焼かれて置かれていた。 二人は刑場に入ると、囚人衣を剥ぎ取られ、全裸で磔台に厳重に縛り付けられた。 口には、声を出せないように、太い縄を咥えさせられる。 磔台に貼り付けられた二人の足は、人の目の高さにある。 観衆は、二人の股間を真っ正面から覗るようの形になった。 家老が到着し、いよいよ拷問を加える役人が焼けたやっとこを掴みあげた。
21/10/03 17:13
(FCYYfjSB)
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