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地下プロレスのレフリーになった理由
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:地下プロレスのレフリーになった理由
投稿者: あべこべ ◆unOYst3fMM
それは海の上で行われていた。
金を持てあますと安全なところから過激なショーを眺めたくなるらしく、法が届かないところで行われる地下プロレス。
そのリングで俺はレフリーを務めている。
もちろん過激な内容なのだが、ある程度の制約を課すことでショーをショーたらしめるというか、安全に配慮したものというよりもヒートアップしすぎて逆に塩試合にならないようにセーブをかけるものだった。
レフリーはそれを守らせるための監視役ではあったのだが、これはリングの上で戦うレスラーにとってただ足かせになるだけではなく、追加報酬も見込めるアメとムチの顔を備えていた。

客層のおかげもあって高給とりなのだが、一番の魅力はなんといっても試合を間近でみられることだった。
金も欲しい。それ以上に淫靡で激しい技の応酬を間近でみられるという魅力には代えがたいものがあって、それは普通に働いていては得られるものではなかった。
中でも男女のタッグ同士による試合はより自分の興奮させた。
正直マッチメイクを聞いただけで勃起してしまい、仕事の前に仕事中にそれを抑えるのを堪えなければならないほどだ。
同じ日本国籍のチームがやってくると、それはもう最高だった。

そして今日は久々の日本人カップルの登場に、会場の観客以上に俺の心は躍りはやっていたのだった。
 
2019/06/12 00:52:45(l9syQR2Z)
2
投稿者: あべこべ ◆unOYst3fMM
「フロム、ジャパン!」という選手紹介に自分の気持ちも高ぶってしまうが平静を装ってみせる。「ミツキ、アンド、ケンジ!」名前は聞いたところによると偽名というかランダムに与えられているらしい。
暗がりの中にある観客席からも拍手が起こる中、笑顔の二人がライトの光に照らされて花道を歩いてきた。
ミツキは長い黒髪をポニーテールにまとめて、ケンジはワックスで丁寧にセットした短髪だった。身長はケンジの方が高くどちらも鍛えられた体つきをしているがやはり女性ファイターの方に目が向く。
男はブーメランパンツ、女性はスポーツタイプの上下に分かれたビキニコスだった。
二人とも青を主体としたカラーリングで、サポーター付きのリングブーツに肘と膝にはパッドも装着していた。
ミツキはケンジとは違って、なんというかほどよくむっちりとしている自分好みのファイターだった。

このリングに上がる選手はトレーニングと経験を積んでるというだけあって顔にも自信があふれており、ミツキとケンジも例外ではなかった。

「フロム、サウスコリア!」国名がアナウンスされるとミツキとケンジの顔が少し強ばったように見えたのはきのせいだろうか。
「ソフィ、アンド、ソンジン!」続いて現れたのは、日本のお隣である韓国人のカップルだった
先ほどの日本人チームに負けず劣らずの体格といったところで、青色とは対照的に赤色のコスチュームを着ていた。ソンジンは黒髪のツーブロック、ソフィは茶色がかったセミショートヘアで胸はややミツキの方が上回ってるようにみえた。

自分は確かに日本人ではあるがどちらを贔屓する意図は毛頭なくて、むしろ敵愾心を互いにむき出しにするタッグ同士の視線のやりとりにただ胸をわくわくさせてしまっていた。

女性は互いに誇示し合うように胸を寄せて見せ、男性陣はリングのポールに登って自らのコスを引っ張って立派なイチモツをアピールして会場の心を掴もうとしているようだった。

それから自チームの男女で体を触りあい、秘所にも手を伸ばしあって愛撫し合う。お互いの気持ちを高め合うパフォーマンスに、会場も自然と熱を上げているようだった。
19/06/13 01:09 (v9CK59Mf)
3
投稿者: あべこべ ◆unOYst3fMM
「両者、リング中央へ!」
間を置いて俺は自分の仕事に徹することにした。そして両チームに今日の試合のルールを説明した。
細かい内容を省くと、今日のタッグ戦はタッチ方式。
リング内では二人がかりの攻撃は認められないが、場外では試合権を問わずに攻撃を加えることが認められていた。
もっとも、自分が介入しない限りはリング内でも反則は見逃されるわけなのだが。

試合権がある選手がノックアウトされて10カウント数えて起き上がれない場合、自然に試合権は待機する選手に移動、強制的に試合を続行し、どちらかのチームが動くことができなくなるまで続けられるデスマッチ形式。
裏を返せば相手チームを二人とも動けないようにするまでは延々と試合が続けられるので、二人をノックアウトさせた状態での10カウントでのみ試合は決するということで、勝者と敗者の構図がはっきりする内容になる。

そのことは事前に知らせているだけではなく、同様の形式で勝ち進んできて選ばれたリングにやってきた日本と韓国の両タッグには織り込み済みだろう、俺の説明はほとんど耳に入っていないようだった。
19/06/13 01:20 (v9CK59Mf)
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