「拓哉、お前の初恋の相手はかなりの変態みたいだぜ」

まわりの同級生たちが拓哉につぎつぎに言葉をかけている。
どうして、こんなことに…。


「わけわかんねぇよ。消えろ。この変態！！」
拓哉はそう怒鳴ると突然走り出した。

「ち、ちがうのまって拓哉！」
しかし、その声もむなしく拓哉はどんどん遠くの方まで行ってしまった。

「おい拓哉！」と同級生の男の子が拓哉を追いかける。

拓哉と男の子がいなくなった今、川の前には、同級生の女の子たちとケンと素っ裸の私だけとなった。

「あ～あ。ふられちゃった。」ふいに同級生の女の子が言い始めた。
「ま、大好きだった女の子が人前でうんこしたり犬のマネをするのが好きな変態だったってわかったら怒って幻滅するのも無理ないか。」

「やっぱりこんな変態女と拓哉は釣り合わないって」
「無駄におっぱいでかいし、マン毛もやたらともじゃもじゃだしね。少しは処理したらって感じ。」
「いやでも、変態からしたらそのもじゃもじゃな毛を見られるのが興奮するのかもよ。ビデオでうんこする私を見て～って叫んでたりしてたし。ね、変態さん。」

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