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1:快楽先生
投稿者:
emana
「先生、遊びに来たよ」
自室のアパートのドアの前で微笑む教え子の小谷陽子を眺めながら玉木は寝癖の付いた頭を掻いた。 「なんで?」 「別に。暇だったから。部屋に入れてよ」 もしアパートの他の住人に見られたら、誤解されないだろうか。陽子は普段の通学時よりは大人っぽい服装ではあったが、どう見ても中学生以下だ。 「とりあえず、中に。早く」 陽子の手を握って中に招き入れた。陽子の手は小さくて少し冷たくてやや汗ばんでいた。大胆な素振りを装っていても緊張しているのだろう。 「へへ、おじゃましま~す」 陽子はあえてはしゃぐように言っていそいそとリビングに消えた。玉木は周囲を軽く見渡してからドアを閉め鍵を掛けた。ガチャリという金属音。玉木は密室になったことを意識した。そして陽子に続いてリビングに向かった。 「先生、意外に片付いてるじゃん。もっと汚いと思ってたよ」 「本がいっぱいあるけど、マンガも多いね。あ、先生もこのマンガ読んでるんだ」 陽子は部屋の中を矢継ぎ早に物色していく。玉木は適当な相槌を打ちながらぼんやりと陽子を見ていた。 (まさか陽子がこの部屋を訪ねて来るなんて…) 陽子が職員室に一人で現れたのは、昨日の放課後だった。いつも友達と帰る陽子が一人で現れたことに戸惑った。 「どうした、小谷。珍しいじゃん、一人で」 陽子はうつむき加減で口を開く。 「うん。もうすぐ夏休みでしょ。私のママは厳しいから先生に暑中お見舞いを出しなさいってうるさいんだ。先生、住所教えて」 「おう、そうか」 玉木は付箋紙を手に取りボールペンで住所を書き陽子に渡した。何気ない感じを装いながら。 「サンキュー、先生」付箋紙を受け取るとはにかんだ表情で陽子が言った。 「おい、インターネットに晒すなよ」 ポニーテールを揺らしながら職員室を出ていく陽子の後姿に玉木はほっとしたようながっかりしたような気がした。 陽子の存在を意識し出したのはいつ頃だったか。5月のキャンプの時だろうか? それとも4月の始業式からだったか? 玉木にとって陽子は人に言えない想いがあった。そう、それは性の対象としてだ。 今までも玉木は特定の女子生徒を性の対象とみていた。恋人のいない玉木にとって身近な女性は同僚の女性教師か教え子だった。最近の子供は発育がよく、大人のそれに近い子も多い。さらに大人の女性にはない汚れなき肌。そして無自覚に振り撒かれるエロスは、玉木にとってこの上ないネタとなっていた。むらむらした欲求は自宅での自慰行為で毎晩発散していたが、時には耐えかねて休み時間のトイレで自射をしたことも1度や2度ではない。無垢な教え子たちが淫らな快楽に堕ちていく表情を想い描きながら迎える絶頂。教師失格だ、と思えば思うほど背徳の快楽の疼きは強く心を焦がした。 そんな玉木の心の中でも今年の教え子の小谷陽子は特別な存在だった。身長は平均くらい。体形はスラっとしているがバストもヒップも程よく膨らみつつある。性格はからっとしており、女子にも男子にも人気がある。勉強の成績はほどほどであるが、会話や行動などから頭の回転の良さが伺えた。好奇心旺盛な瞳。アヒル口で笑う魅惑的な唇。ポニーテールから覗くうなじ。華奢ながらも発育を続ける上半身の曲線。くびれを強調するような形のよいヒップ。白く長い太ももに続く柔らかなふくらはぎ。気が付くと陽子の姿態ばかりを追うようになっていた。もちろん自慰の対象も陽子だけになった。 この部屋で何度陽子の妄想で自慰したことだろう。昨夜は休日前ということもあり2回自射したが、もちろん2回とも陽子の妄想に向けたものだった。 そして今、休日の朝9時、陽子がベッドに座ってマンガを読んでいる。昨夜悦楽を貪りあったベッドで、だ。玉木は混乱していた。妄想と現実が入り乱れて冷静さを失っていた。昨夜の妄想はどんなシチュエーションだったか。すでに数回の性交により快楽を覚えた陽子が淫らな欲望を隠しきれない表情で舌技を駆使する。全身の舌技に陶酔した玉木が陽子の口の中で果てたのが1回目。2回目は騎乗位、後背位、正常位。陽子は何度も震えながらエクスタシーを味わい貪欲に悦楽を貪った。あどけない唇から涎を垂らし蕩け切った恍惚の表情に玉木も堪らず陽子の幼い膣内で果てたのだった。 陽子はベッドに座ったままマンガを読んでいる。 (妄想は妄想だ。教師が一線を越えたらおしまいだ) (だけど陽子はある程度の好感を持ってここに来たのではないか。こんなチャンスは一生ない) 玉木の葛藤をあざ笑うかのように股間はむくむくと反応する。ミニスカートから覗く生足に気を囚われていた。気が付くと上目遣いの瞳。 「先生。どうしたの?」 「ん? なにが?」 「…ふふん。何でもない」 意味ありげな表情でマンガに視線を戻す陽子。心の葛藤を読まれているのだろうか。 (何か、話をしないと) 気持は焦っているのだが、間近で見る陽子の姿態が魅力的で目が離せない。 綺麗な黒髪。ひたい。ほほ。くちびる。 ページをめくる指先。ゆび。うで。かた。 足を組み替えて太ももが更にあらわになる。ふくらはぎ。ひかがみ。ふともも。おしり。 (ああ。。むしゃぶりつきたい) この場において何の解決にもならない心の底からの欲望だった。玉木の目は虚ろに濁り、口は半開き、ジャージのズボンには徐々に隆起が起こっていた。もう一度陽子が視線を向けたら玉木の異常に気付くだろうか。驚いて逃げ出すか、もしくは俺が衝動的にむしゃぶりついてしまうのか。 何かしらの行動を取るべきなのはわかっているのだが、頭の中は陽子の甘い追想に堕ちていった。 頭の中では先週のプール授業を思い出していた。スクール水着を着た陽子。発育の進む陽子にはその水着は小さくなりつつあった。陽子の親友の紀子が何度もふざけて陽子の胸を揉んでいた。その度に陽子もふざけて官能的な表情を作っていた。普通の大人から見れば子供のちょっとした戯れに過ぎない。だが授業が始まってからずっと陽子の水着姿に興奮していた玉木にはもう限界だった。水泳パンツの隆起を見られないようにさりげなくプールを離れ、更衣室横のトイレに入った。 (あうぅ、、堪らない) 玉木はおもむろにパンツを下して全裸になった。授業中のため生徒が来ることはなさそうだが、来ないという保証はない。だがそのリスクさえも快楽のエッセンスにしたかった。 (あぁぁぁ。。) 限界まで達した勃起からは滴がだらだらと零れ続けていた。 トイレの窓の隙間からプールを覗く。陽子の姿がちらちら見える。 (うぅ。。気持ちいぃぃ。。) 滴を潤滑油代わりに剛直をしごく。 揉まれた時に変形した胸の形。恍惚の表情。 もうオナニーを知っているのだろうか。知っていても不思議ではない年齢だ。あの親友の紀子と見せ合ったり触りあったり抱き合ったり。もうエクスタシーも知っているかも。もしかしてセックスまで? 誰とだ? ちきしょう。 (うあぉぉぉ。。) 普段はあどけない顔をしているのに。裏では快楽の虜。ベッドの中では惚けたように何度も何度も快感を貪っている。幼い姿態のすべてを快楽に捧げている。 (ああ、、お、お、) 絶頂が近い。だがもっと快楽が欲しい。窓を大きく開けた。プールがよく見えるようになった。こんな行為が見つかったら…。でもこんな快楽はやめられない。 ああ、陽子が見える。プールサイドを歩く陽子の胸や尻が見える。 「ああああ、、」 思わず声が漏れる。悦楽に溺れた陽子。小ぶりな胸や引き締まった尻を小気味よく振りながら。淫らに温めた体液を垂れ流しながら。淫靡な笑みを浮かべて。何度も何度も。飽くこともなく。止めどなく。 「うぅ」 びゅっと音を立てるかのように精液が飛んだ。そのまましごき続ける 「ほをぉぉぉぁ」 どくどくどくと出た。膝が震えるほどの激しい快楽を味わいながらも、心の中はまだ満たされていない。もっと陽子が欲しい。今夜も陽子で自慰を貪り尽くしたい。陽子と会ってからの玉木の精力は常に中学生のように高まり続けていた。 「ねぇ、先生ってば」 「ああ?」 陽子がこっちを見ていた。慌てて玉木は自分の股間を見た。よかった、射精はしていない。つられて陽子も玉木の股間を見る。 「あっ。。」 ジャージのズボンの中心は激しく隆起しており、びくんびくんと躍動までしている。射精してなかろうが、玉木がどういう状態かは一目瞭然だ。子供でない限り…。 「…」 エアコンのモーター音が響く。遠くで蝉が鳴いている。 10秒なのか1分なのか、沈黙の後、陽子がまっすぐに玉木の顔を見ながら言った。 「先生は、ロリコンなんですか?」 普段の明るい陽子からは考えられない初めて見るよう厳しい顔だった。 「お、おれは…」 玉木は考えた。俺はロリコンなんだろうか。年端もゆかない少女に欲情している事実だけを取ればロリコンと言われもしょうがないはずだ。だが、自分のことをロリコンだと思ったことがなかった。玉木が性の対象とする少女たちは、確かに少女なのだがそれなりに成熟した身体であることが条件になっていた。 仮に俺が大学講師だったら…。対象は女子大生になっていたかもしれない。確かに未成熟な少女というタブーは魅力なのだが、未成熟を求めていたのではなく、タブーを犯すことが主題だったのではないか。教師が教え子の少女に欲情する。これが今の自分にとっての最大のタブーであり快感だったのだ。 「…俺は、快楽主義者だ。タブーを犯すことにとてつもない快楽を感じている」 玉木は涙ぐんでいた。今まで生きてきて発した言葉で、初めて自分自身を定義出来たと思った。 陽子を見る。教え子の少女に睨まれながら、涙ぐんだ自分が本音を話している。 「ああああ」 尾てい骨の辺りから脳天に向けてとてつもない快感のエネルギーが駆け抜けた。収まりかけていた隆起が再び起こり躍動し始めた。 「見てくれ。俺を、本当の俺を、、ああ、見て」 玉木は素早くジャージを脱ぎ棄てた。ブラジャーも取り払った。ショーツからはみ出した剛直はすでに射精したかのように濡れていた。乳首のピアスを捻りあげる。 「おおおお」 剛直を握ることもなく射精が始まった。玉木は痙攣しながら徐々に陽子に近づいていく。 陽子は顔に掛かる精液に怯むでもなく口を大きく開いた。玉木は射精の続く剛直を陽子の口に収めながら人生最高の快楽に溺れた。 昼下がり。玉木はベランダで煙草を吸いながら振り返る。今回の妄想も最高だった。午後のシナリオを考え始めた。
2015/09/22 23:15:27(fDTtIC77)
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