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田舎でのいじめ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
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1:田舎でのいじめ
投稿者: あすか
あれは6年前、私が○学校を卒業したばっかりの春休みの時だった。

田舎の親戚の所へ父と行くことになり車で4時間近くかけて向かった。

親戚の家は絵に描いた様な田舎で田んぼばかりの場所にあった。もちろんコンビニなどもなく、目新しいものは山のふもとにある綺麗な川くらいで、それもその当時の私にとっては物足りないものであった。

親戚の家には兄の父と奥さん、それに従姉弟の麻衣ちゃんと健君が住んでいた。
麻衣ちゃんは私の一つ下の○学校6年生で、健君は2つ下の5年生なのだが、小さい頃一回あったことがあっただけで、実質、今回が初対面であった。

その為か、玄関先であった時「こんにちは」と声をかけても二人からの返答はなかった。

おばさんは「ごめんね~。後できつくいっとくから~。」と苦笑いを浮かべながら言ってくれた。

「いえ、全然大丈夫ですよ。久しぶりなので私もちょっと声が小さかったので。」と私は答えた。

「あら~、はるかちゃんは明るくていい子だね~。うちの子達も見習って欲しいくらいだわ。」とため息混じりに言った。

「それにしてもはるかちゃんは可愛くなったな~。ショートカットが似合ってて。お父さんに似なくて良かったな~。」とおじさんが言ってくれた。

「兄貴それどういう意味だ。」とお父さんが不服そうに呟いていたのを見て、私もおばさんも思わず吹き出した。


その後、お父さんは久しぶりに故郷に帰ってきたのでおじさんと一緒に村の知り合いに顔を出しに行った。

私はおばさんと一緒に台所で料理の手伝いをしていた。

「はるかちゃんが手伝ってくれて本当に助かったわ。あの子達ったらろくに手伝いもしないのよ。」と愚痴をこぼした。
「いえ、私もいつもは部活ばっかりで家ではまったく手伝えてないんですよ。」
「あら、そうなの~。確か、水泳をしてるのよね?」

「はい。部活と行ってもスイミングスクールなんですけど。いつもは練習ばっかりなんだけど、ちょうど春休みだからお休みなんです」

「あらっ、そんな大事なお休みの時にこんな田舎に来らせてごめんなさいね~。」

「いえ、空気が綺麗だし、近くに川もあって楽しそうだな~って思ってます。もしよかったら川でも泳いでみたいな~。」

正直に言うと、友達と遊ぶ予定があったので家にいたかったのだがおばさんの手前、こう答えた。
 
2010/10/11 10:52:43(OTDTJ.Ta)
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