営業課長の遠山の置き忘れた携帯を偶然にも覗いて裕子は愕然とした。
28歳でこの派遣会社を立ち上げたころは裕子も忙しく営業にも励んだがすぐに業績も好調で遠山を雇入れて
営業を任せていた。

社員と言っても正社員は女子も含めて６人だが全員帰宅した後で着信の音で裕子はそれに気付き思わずSNSを覗いて
恐ろしい企みを知ってしまった。会社はおろか裕子の肉体、精神まで乗っ取ろうとする話題でラインは盛り上がっていた。
それは長年封印された裕子の被虐心に再び灯を点けるには十分な程淫靡な企みでもあった。
首謀者は小西鉄工所の会長の康。今まで散々あくどい手法で会社を大きくしてきた６０歳の好色家だ。
息子は３０台後半だが今は２代目を継いで親に似たことをしてきた。

遠山課長はｓｍの趣味で彼らと意気投合してラインに参加した。
顧問税理士の山田も裕子の美しさに惚れて会社乗っ取りの力になりたいと申しでた。

ラインでは山田が順調に会社の金を引き出させていると報告されている。
実は裕子は税理士事務所から来たこの男をあまり評価していなかったが企みに偽装操作されていることに気づいた。

以前一人だけ解雇した村山という男を裕子は思い出した。
凌辱者たちの情報を知りたくて裕子は別のアカウントで携帯を買って村山にメールをした。
ラインの誘いだった。裕子は男性の名で乗っ取り計画を教えてラインに参加して情報を教えて欲しいとメールした。

村山から裕子は更に情報を仕入れた。
村山は介護士だったが年寄りの世話は拒否してもっぱら身体に障害のあう若い女性に興味があったようで事件を
起こしてしまったのだ。排泄介護、嫌がう女性の排泄の介護をして罰せら最近出所して来たことを改めて裕子は知った。

遠山が入社したのはその事件の後なので村山とは面識がなかったがラインで知り合い気があったため採用をした。
裕子の許可は取らず秘密裏に雇用をした、勿論高級でだ。

裕子と村山は会社で顔を合わす事はなかったがメールでそれを知っていた。

計画の全貌がほぼ明らかになってきた。
どうやら裕子は剃毛されるらしい。大小便の世話をする時には毛が無いほうがいいそうだ。
肛門まで調教されるため村山は喜んでそちらの世話をしてくれるそうだ。
自ら頸を伝えた前科者に裕子は剃毛され下の世話を受けねばならない、、なんと淫靡なことだろう。

会社はピンクコンパニオンの派遣会社としてリニューアルされるそうだが裕子は特に好事家やマニアニックな客の前に
引き出され恥ずかしい芸を披露させられるらしい。

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