ああ　我ながら　情けない　と思いながらも　三人で打ちっぱなしに。

愛する妻が　彼に後ろから抱きしめられて　その形のいい尻に股間を
押し付けられてるさまを見て　股間が熱くなる。

綾子のほうから　安全日だしピルも飲んでるから　検査さえしっかりしてて
　そしたらいいじゃない　そのほうが貴方も興奮するでしょう。

そう言われたら　反対することは出来なかった　私の趣味につきあわせて
知らない男としてもらってる立場だし　実は私の精子は少し元気がない
今になってではなくて　結婚する時に検査した時にわかった　でも妊娠させるには充分ですから　ご心配なくと　医者はそういったが　あれからもう
10年　たちまで悪くなって　想像は悪い方にしかいかない　やめておこう
あくまでもプレイだ　

でも　ああ　私は思い出す　大学の時だ　芸大の女性とつきあったことがある　彼女にピカソを教わった　変な絵を描く人としか知らなかった私に
とてもいっぱいの女性とつきあって　性欲がすごいの　でもね年をとって
自分に自信が無くなった時に　こんな絵を描いてたの　とミノタウロスの
絵を見せてくれた　男の人って大変よね　今の貴方にはこんな気持ち想像
つかないでしょう。

もう顔も思い出せない　名前も怪しい　でも元気が無くなった途端に　思い出した　カッコつけに本棚に並んでいる画集を開く　そこにはあの絵が
ネットで色々検索して　私は絵も描けないし　芸術もあまり興味持てなかったが　叫びそうになった　ピカソ　今　貴方の気持ちわかるよと
そのページを切って　壁に貼った　それを見ながら　スクワットをするのが
日常だ　勃起を取り戻すために　大腿筋を鍛えなくては。

私のそんな気持ちをよそに　ベッドの上で　彼のたくましいセックスに
声をあげる綾子を見つめている。　34歳かあ　充実しているのだろう
若い頃にスポーツやっていたというその肉体は　筋骨たくましく　力強い
頭もいいし　私が勝てるのは　そうだな　私のほうが少しいい男
しかも卑猥な言葉責めのプレゼントつきだ。

そうだね　君が正しいよ　赤ちゃんできるかもしれないね　すごい顔して
私を見るなあ　もう興奮して　たまらないのだろう。
シャワー浴びてきてください　すいません　私も勃起しちゃったんで　
赤ワインとお肉　テーブルにありますから。
彼がバスルームに歩きだすと　私は服を脱いだ　妻の股間から彼のが流れ出さないように　奥に押し込むように　妻の中に。
僕だって彼に負けないよ。　そう囁くと。
見てるだけで我慢するって　はじめてだね我慢できないの。
ああ　やっぱり中にって　凄い興奮してるよ。
本当だ　嬉しい　感じさせてね。