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調教中毒
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:調教中毒
投稿者: 悦子 ◆0jVt1ao7Gw
その日、私は以前から興味のあったSMサイトを閲覧していた。

田舎の学校で教師をしている私は、小学校では優しい先生の仮面を被り、上司や地域の人からも、高い評価を受けていて、偽りの自分を演じるのに疲れていた。

エッチなサイトを眺めながら、スケベな事をしている人が羨ましくて、一人暮らしの部屋に帰ると、オモチャで自分を慰めながら、他人の体験談を読んで、妄想に浸っていた。

そんな時、興味を持ったのが、SMだった。

緊縛された女性が、複数の男性に弄ばれ、奴隷や家畜のように扱われる世界に引き込まれて行った。

最初はフィクションの世界だと思っていたけど、徐々に願望が芽生えてしまい、自分で紐を使って身体を縛ったり、下着を着けずに外出するようになった。

[SMに興味のある方、貴女の願望を叶えてみませんか?]
というコーナーがあって、そこの課題を順番に実行してみた。

休みの日に、街まで出掛けて、下着が見えそうなミニスカートを履いて、お買い物をしたり、自分の意思では出来ない事をしながら、実行した課題を掲示板に[公開]していた。

様々なレスが寄せられてきた。

脅迫めいた「誘い文句」に興奮していたけど、臆病な私には応える事が出来ず、出きる事を実行して、報告するのが日常化した。

顔も知らない人達から寄せられる命令にも、だんだん応えられるようになった。

「オシッコを我慢しろ」
と言われ、授業中に漏らしそうになるのも我慢して、
「ご主人様、限界です」
と報告して、許可が出るまでトイレで待ってみたり、
「野外でオシッコをしてこい」
と命令され、人目の無い場所を探して野しょんしている内に、だんだん自信がついてきた。

サイトの最後の課題は、「お浣腸」だった。

既に教師という立場を忘れそうなぐらいSMに嵌まっていた私は、課題の指示通り、薬局で購入したイチジク浣腸を自分の肛門に注入した。

命令通り30分我慢して排泄すると、経験した事もない大量の大便が出て、悪臭が漂う中でスッキリした解放感と、実行した達成感を覚えた。

初めての「お浣腸」ということで、自撮りした。

保存した画像をネットにアップして、課題は終了した。

悦子、25歳はSMの世界に初めて足を踏み込んだ。
 
2020/12/24 08:49:50(eAIao4uH)
2
投稿者: 悦子 ◆0jVt1ao7Gw
その後、ネットにスレを立てるようになった私は、色んな人達からリクエストされた命令を実行した。

中には、とても出来ない事もあって、課題が実行できない時は、「お仕置き」を自ら懇願した。

せっかくのご命令を実行出来ない自分が恥ずかしくて、猛省するように自虐した。

そんな時に、私が心惹かれた殿方が現れた。

彼の命令だけは、必ず実行できたし、私も自称独身の彼に、興味があった。

彼が公開していたアドレスに、勇気を出してメールした。

「はじめまして、エツコです。」
と、綴り始めたメールに、
「本物?」
と返信が来た。

(疑ってる?)
と思って、未公開の写メも送ったら、
「本物だ!こちらこそ、はじめまして、ゼロです」
と返事が来た。

ハンネで呼び合いながらの世間話が始まり、生い立ちや仕事の話もするようになり、セックスの話もするようになった。

彼は経験も豊富で、色んな体験談を話してくれた。

私も彼に話を合わせて、妄想していた作り話を彼に話した。

臆病な私には、男性経験が無くて、25歳なのに処女だったから、恥ずかしくて本当の事が言えなかった。

いつしか芽生えていた彼への恋心は、学生の頃に味わって以来の事で、偽りの自分を話す度に胸が苦しかった。

「何か悩んでる?」
と彼が聞いてきた。

ドキッとした。

毎日、普通に交わしていた文章が打てなくなった。

翌日、彼から
「ごめん、話したくなければ、無理に答えなくて良いよ」
とメールが来た。

「ごめんなさい。私、嘘をついてました。本当の事をお話しますから、許して貰えるなら、電話して下さい」
と電話番号をメールに綴った。

(捨てられるかも知れない)
と思うと怖くて、スマホを握る手に汗が滲んだ。

待ってる時間が長く感じた。

(もう、メールでも構わないから、返事を下さい)
と、あきらめにも似た気持ちで、神経を尖らせていた。

スマホが鳴った。

いつもより大きな音に聞こえて、ワンコールで出てしまった。

「エツコさん?」
「はい、悦子です。お電話ありがとうございます」
彼の優しい声に反応した私は、更に緊張して、声が裏返っていた。

(言わなきゃ、本当の事を話したら、もしかしたら許してくれるかも知れないし)
と勝手な事を想像していたが、
「あの、」
の後が続かない。
「もしかして、緊張してるでしょ?」
と言って、
「実は僕も緊張してるんだよ」
と囁くような声で話してくれた。

一気に気持ちが緩んだ。
20/12/24 10:10 (eAIao4uH)
3
投稿者: 悦子 ◆0jVt1ao7Gw
「実は私、このトシで処女なんです」
「え?」
「学生の頃に、何度かチャンスはあったんですが、怖くて、どうしても出来なくて」
一度、緩んでしまった心の扉から秘密にしていた事実が溢れだした。

「じゃあ、輪姦されたり、不倫相手に調教されてたって言うのも?」
「はい、全部ウソです。」
「…」
沈黙が流れた。

「本当は私、高校の教師じゃなくて、小学校の教諭をしていて、教え子と関係した事も無いんです」

あまりにデタラメを並べていた事に、自己嫌悪していた。

「本当にごめんなさい」

と言うと、
「SMに興味があるって話も?」
「それは本当です!もう、信じて貰えないかも知れないけど、課題も最後まで出来たし、命令されたらきっと、何でも出きると思います」

もう、信じては貰えないと思った。

さんざん見栄を張ってしまった自分のせいだと思った。

でも、言わなければいけない事は伝えた。

フラれる覚悟も出来た。

ただ、心の中では「嫌われたくない」という勝手な気持ちもあった。

「あのさぁ、俺、フラれるかと思って、緊張したよ」(笑)
と、彼の優しい声が聞こえた。

「実は、俺も冷やかされてるんじゃないかと、ヒヤヒヤしてたんだ」
と、彼は安堵した声で言った。

「最初は、あまりに従順だから、ネカマかと思ったし、ツツモタセ(美人局)だったら怖いなぁってね?(笑)」

(電話して良かった)
と思った。

「他に隠し事はあるの?」
「いいえ、これで全部です」
「まぁ、気にしなくて良いよ」
「じゃあ、許して貰えますか?」
「まぁね、俺って嘘つきが大好物だから(笑)」

(良かった)
と思った。

このトシで失恋するのは、ダメージも大きい。

互いに、プライベートの話をしてから、
「いつか会おうよ」
と言われた。

「はい、楽しみにしてますね」
と即答した。

電話を切って、暫く放心状態でいたら、彼からメールが来た。

「声もカワイイよ」

たった一言の誉め言葉なのに、私は彼の魅力の虜になっていった。
20/12/24 19:26 (eAIao4uH)
4
投稿者: 悦子 ◆0jVt1ao7Gw
それからしばらく、メールや電話で、色んな話をする日々が続いて、私の中に彼と「会いたい」という想いも募るようになった。

でも、会えば何をされるか考えると怖くて、自分から「会いたい」とは言えなかった。

そんな時、彼から、
「休みの日に会おうか?」
と誘って貰えて、
「はい」
と即答した。

仕事にも身が入り、体育の授業で身体を動かすのが楽しくなった。

「えっちゃん、最近キレイになったよね?」
と子供達にも言われ、
「先生、って呼びなさい」
と叱ったけど、凄く嬉しかった。

毎日、デートに着て行く服や下着を選ぶのが楽しくて、自撮りした写メを彼に送って採点して貰った。

毎日、美容体操したり、スキンケアもして、自分なりに頑張って、デート当日は、万全の状態で迎えた。

「悦子さん?」
待ち合わせ場所にクルマで現れた男性は、スーツ姿で都会の匂いのするイケメン。

「おまたせ」
と言って助手席の扉を開けてくれて、私の手を握って座らせてくれた。

紳士的な態度にギャップを感じたけど、(この人になら、全てを捧げても良い)と確信した。

「悦子さんは、どこか行きたい場所はありますか?」
と聞かれたので、
「お任せします」
と答えた。

私は、彼の運転している横顔を見ながら、彼の話に相づちを打つしかできなかった。

同じ空間にいるだけで、胸は高まり、アソコの奥がキュンキュン疼いていた。

(はしたない)
と、欲情している自分が恥ずかしいと思いながら、彼は黙ってホテルの駐車場にクルマを停めた。

フロントで荷物を預けてチェックインを済ませると、ボーイさんが荷物を持って、部屋に案内してくれた。

「食事は?」
「あの、私、お弁当を作って来たんです」
と言うと、
「じゃあ、ルームサービスは後にしよう」
と言って、ボーイさんを帰すと、室内に二人きりになりました。

「評判通り、良い部屋だね。見張らしも良いし」

窓際に立つ彼が眩しかった。

「ご主人様」

と言って、彼の背中に抱きついた。
20/12/25 10:25 (g/3m6oTF)
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